今年の観劇初めです。
数年来の悲願、ようやく光枝モリー先生にお会いすることができましたー
ほんとにほんっとうに行くことができて本当によかった。
そして、今年の観劇初めがこの作品で本当によかった。
ついでに(←こらっ)ミツヲ氏の歌声もいっぱい聞けてよかった。
出雲大社で必死こいてチケ取りした甲斐がありました~
と、感想の前に腹ごしらえの話から(笑)
今回の会場は住吉駅が最寄りだったので、友人が探し当ててくれた家庭的なイタリアンレストラン La Bodhi Cittaでランチしました。
とってもアットホームなんだけど、結構本格的なものを良心的なお値段でいただけて、更に会計後にはちょっとしたお土産までくださって、おいしかったし、なんともシアワセ気分になれました
←唯一、写真に残せた前菜のミニバーニャカウダ。野菜が甘くておいしかったこれ一人分です!
場所もう少し通いやすい場所だったら、リピートできるのになぁ、というのがなんとも残念
と満足気分で食後のデザート・コーヒーババロア&コーヒーを飲んでたらあっという間に開演20分前に!?
急いで会場へ向かい、なんとか間に合い着席
ここからは感想です。
心を優しくしてくれる美しい音楽も心の固さをほぐす数々の珠玉の言葉も、全てが素晴らしいの一言でした。
舞台照明も美しく効果的に使用されてて、無駄なものを全てそぎ落とし、シンプルな中だからこそ伝わってくるものがあったように思います。
観終わった後、前向きに生きていこうと心から思える作品でした。
まさにモリー先生=光枝さんという感じで、一つ一つの言葉がすっと自分の中に入り昇華されていく感じ。
ご子息・ロブさんのお話を伺って、ますますそう感じました。
観劇中のわたしはというと、ミッチの視線でモリー先生の講義を追体験しているような感じで一生懸命、言葉一つ一つを
聴き、考え、胸に刻んでおりました。
演者さんたちは一切視線を合わさずに話が進んでいくんですが(朗読劇ってみんなそうなんですかね?←朗読劇初観劇)、
モリー先生が召されるシーンで、先生はなんとも言えない優しい微笑みでミッチを見てから舞台から去っていきます。
その時の微笑みが・・・もう、光枝さーーーん(←涙腺崩壊)
このシーンの前からすでにばーばー泣いてたんですが、もう堪え切れずでした。
ミッチの奥様・ジャニーンは今回初見の土居裕子さん。
歌も声もとってもキレイで、ときにミッチを励まし、背中を押してあげる優しそうな奥さんの役にぴったりでした。
確かミツヲさんとは実年齢はそこそこ離れているはずなんですが、普通にお似合い夫婦に見えました。
ミツヲ氏が老け・・・いや、土居さんがとっても若くかわいらしい感じだったからなのかな
ミッチ役のミツヲさんは、ワーカホリックな感じがなんかぴったり(笑)
という冗談はさておき、偉そうな言い方になってしまいますが、ミッチを自然と演じているミツヲさんを見て
きっと人として大きく成長したんだなぁ、とちょっと違ったところでも感動
いろんな経験をしてないと出来ない役だと率直に感じました。
この役が上手でないと、観客はうまく話に入り込んでいけないと思うので、これまた重要な役どころだなぁ、と。
終演後は、モリー先生の御子息・ロブさんのQ&Aタイムが30分程度あり、貴重なお話もたくさん伺えました。
ピアノ担当の小原さんはこの公演はライフワークとおっしゃってたし、また近いうちに今回と同じメンバーでまた再演してほしいです
←終演後買ったサントラと前から持ってた原作本。モリー先生の言葉をもっと知りたくて読んでます。
<本日のキャスト>
モリー・シュワルツ 光枝明彦
ミッチ・アルボム 吉原光夫
ジャニーン・アルボム 土居裕子
ピアノ 小原孝
バイオリン 真部裕