ユーカリの木の下で

旅行、観劇大好きなakiが日々の出来事などをのほほんと綴っていきます。

辻井伸行×服部百音 究極の協奏曲コンサート 4/29(土)横須賀芸術劇場

2017年05月05日 | その他観劇

念願の辻井伸行さんのコンサートに行ってきました。

いつかライブで聴いてみたいと思いつつ、タイミングやらなんやらが合わず行くことができなかったのですが

ついに願いが叶いました

年明けすぐにチケットを取ってから数か月、ようやく当日を迎えワクワクしながら会場へ着くと

あれ?ピアノがものすごい端っこに追いやられてる

で、プログラムを見て気づきました

後半しか出ないのねーーーー

…ですよね。

開演すると、まずは服部百音さんの演奏から。

まだ10代のとても将来有望なヴァイオリニストさん。
素人が観ても、とても高い技術をお持ちなんだなぁ、というのはわかりました。
一生懸命さが伝わってくるけど、それ以上でも以下でもなく…。
また数年後、拝聴したいなぁ、と思いました。

前半終了後、休憩20分の間にトイレへ行きギリギリで席に戻ると後半がすぐに始まりました。

トイレに並んでる途中、開始すると1曲目終了後まで中に入れませんと言われたので、ほんと間に合ってよかったです

会場の照明が薄暗くなると

辻井伸行さんがでてきました

さっきまで舟こいでた周囲のお客さんもオペラグラスを構える人、前のめりになってる人、などなど
急に元気になる人が増えてる(笑)
(注:わたしは前半もちゃんと起きて聴いてましたよ)

ほんと50分があっという間に過ぎ去り終わってしまいました。

そしてアンコール曲は、なんと真田丸のテーマでした

最初のヴァイオリンを聴いたところでざわつく会場のみなさん。

ただ、権利の問題があるのかせっかくオケも板の上にいるのにピアノとヴァイオリンのみの演奏だったのが
ちょっぴり残念でした

もっと技術的に上手なピアニストの方は世界中にたくさんいるかもしれません。
しかし、辻井さんのショパンは唯一無二。
これほど聴いている人を幸せな気持ちにさせてくれるピアニストはほかにいないと思いました。

今回の公演は前後半の協奏曲で使用している楽器から時代背景などを想像する楽しみがあったり、
なんといっても後半が2曲ともショパンだったのが本当にうれしかったです。

本当に行くことができてよかったです。

で後日、来年1月のチケットをゲットしちゃいました。

来年が楽しみだ~

<出演者>
辻井伸行 服部百音 
ニール・トムソン指揮 読売日本交響楽団

<セットリスト>
前半
エルンスト:《夏の名残ののばら》による変奏曲(無伴奏・ヴァイオリンソロ)

ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 作品77

後半
ショパン:英雄ポロネーズ 変イ短調 作品53(ピアノソロ)

ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11

アンコール
真田丸のテーマ


ライ王のテラス 赤坂ACTシアター 3/12(土)ソワレ

2016年03月20日 | その他観劇

今年2度目の観劇はこちらっ!

三島由紀夫最後の戯曲と言われている舞台に行ってきました。
わたしがちょっぴり苦手で敬遠していた三島由紀夫作、宮本亜門演出作品です。

確かカンボジアから帰国後すぐ、この舞台のことを知りました。
三島も宮本亜門演出も苦手だし…でも主演は鈴木亮平さんだし、なにより大好きなアンコールワットの話だし…

と迷ったんですが、ちょうどセディナで割引チケットが出てたので行ってきました。

当日引換チケットだったので、席がどのへんかわからないうえ、

演出の都合上、一部見えないお席になります。

とACTシアターチケットブースのお姉さんに言われ、ちょっと残念に思ったのですが入ってみると

めちゃめちゃ前の席でした

しかも、確かに見切れたけど全然気にならない程度。
ラッキーでした

会場ロビーには鈴木亮平等身大パネルが(笑)

アンコールクッキーも売っていて懐かしかったです。

会場に入ると、アンコールワット第一回廊で見たレリーフ(天国と地獄の地獄部分、乳海攪拌)と
思われるものが舞台にドーンっとあり、開演するとカンボジアのお線香が焚かれ、クメール伝統音楽、舞踊が
始まりました。

これで一気にカンボジアの世界へ誘われたように感じました。
こういうところ、すごく上手な演出だなぁ、と思いました。

この舞台はジャヤヴァルマン7世がアンコールトム・バイヨンを作るまでのお話。

三島作品は表現が難しいことに加え、時代背景であったり、バイヨン遺跡のことを観聞きした人でなければ
理解が難しいであろう作品だと思いました。
また、一人ひとりのセリフも長く、特に主役は出ずっぱりなので本当に大変だと思いました。

このジャヤヴァルマン7世は民にも慕われていたアンコール王朝で最も偉大だといわれている王様です。
この王が隣国・チャンパとの戦いに勝利し帰還し、バイヨン建設を思いつくところから話は始まります。
それと同くして、若く美しく力強い王はライ病の兆候が出始め…。
病魔に侵され進行するに従ってバイヨンが完成していく。

というのが概ねのあらすじ。

余談ですが、ジャヤヴァルマン7世は実はライ病で亡くなったわけではなかったという説が現在は出ています。
また、アンコールトムの中にはライ王のテラスという遺跡もあります。(なので最初聞いた時、こっちが舞台の話
なのかと思ってました

セリフ回しの難しさに加え、登場人物の心情を理解するのも1回では難しいかなぁ、と思ったけど
総じて興味深く面白かったです。

鈴木亮平さんは予想通り見事にカリスマ性のあるライ王を演じ切っていて素晴らしかったです。
前回は北大路欣也さんが演じたらしいです。そちらも観てみたかったなぁ。

神保さんの宰相は本当に憎らしいし(「悪の権化」らしいです)、鳳蘭さんの王太后も威厳があったし
キャスティングもよかったなぁ、と思いました。

終演後、20分程度のアフタートークがありました。
司会進行のTBS高野アナウンサーに呼ばれ、鈴木亮平さん、神保悟志さん、吉沢亮さんが登場!
「出演者のみなさん、相当お疲れだと思います」と登場前に高野アナが言ってたのを受け、亮平さんは

「全然疲れてないですよー!

と、にこやかに登場。
その後、亮平さんのリクエストで会場の照明を落とし、夜のバイヨンを体験したり
筋トレの話に花を咲かせたり、三島文学の難しい話になったり、濃い20分でした。

最後に、高野アナより「会場のお客さん限定1名様から質問を受けます。作品について何か聞きたい方~?」
と言われ、亮平うちわを手作りしていた女性が指名され、

「あの~亮平さんに質問なんですけど…ずっと気になってたんですけど…ムダ毛処理はどうされてるんですか?」

という作品とは全く関係ない質問が

高野アナも「最後にそれですか」と崩れ落ちてました(笑)

注釈をすると、上半身裸の場面が多く、足も出てる衣装だったので気になったのかなぁ、と思います。

でも、「えっとですね、元々ムダ毛が全然なくて、何も処理してないんですよ~。思春期は悩みましたね。
女性ホルモンが多いんですかね」

と笑顔で真面目に答える姿がとってもステキでした

今回観劇して、三島作品も宮本亜門演出作品も悪くないなぁ、と思いました。←上から目線になってるよ
機会があればまた違う作品も観たいと思います。

〈キャスト〉

ジャヤ・ヴァルマン七世  鈴木亮平
第二王妃  倉科カナ  
第一王妃  中村 中
石工のちに若棟梁  吉沢亮
村娘  大野いと

芋洗坂係長
澤田育子
市川勇
市川しんぺー

宰相  神保悟志
王太后  鳳 蘭


ミュージカル「手紙」 新国立劇場小劇場 3/29(金)ソワレ

2016年03月13日 | その他観劇

今年の観劇初めです。

平日の公演チケットを取ったため、仕事を急いで切り上げ慌てて会場へ急ぎました。

が、なんと副都心線が遅れたため間に合うはずが間に合わなくなってしまいました

観た方はわかると思うんですが、この舞台、特殊なステージをしているので、ある場面になるまで
会場に入れませんでした。。。

だから肝心なミツヲ氏犯罪シーンは観られず。。。

観た感想は原作本同様、直貴はかわいそうすぎるし、剛志は不器用で愚直すぎてKYだし
もう観ててツラすぎでした。

でも、良い意味でドライに客観的に進んでいくし、ラストも暗くなりすぎずに終われるし
(とはいえ、観た後もいろいろ考えさせられますが)
とても良い舞台だったと思います。

元々数年前に原作本を読んでいて、とても印象深い作品でした。
残酷で、でも温かくて繰り返し読むのはツライけど大好きな作品だったので原作に忠実に仕上がっていたので嬉しかったです。
その分、観ててつらかったけど。

配役もとってもぴったりでしたね。

ワタシが観た回はビデオ撮影が入ってました。
DVDの会場で受付してたけど、これが収録されてるのかな?

動い歌ってるミツヲ氏は観たいけど、でも、家で見るのはちょっとツライなぁ。。。

そうそう、会場にミツヲさんの生ブロマイドが販売されてました。
ミツヲ氏がブロマイドになることなんてこの先もまずないだろうと思い、ちょっと迷ったけど結局買いませんでした

とっても良い作品が今年初観劇になってよかったです


武島直貴 三浦涼介  武島剛志 吉原光夫
廣瀬大介 和田雅成 川口竜也 上野哲也
岡本悠紀 五十嵐可絵 和田清香 北川理恵 礒部花凜


ミュージカル・ミーツ・シンフォニー2015 5/3(日)マチネ 東京芸術劇場コンサートホール

2015年05月16日 | その他観劇

先日、メンフィスを観に行った時にもらったチラシで知ったこちらの公演。

中川あっきーが出るー!

しかもモーツァルト!の曲歌うんだって!!

というわけで、帰ってすぐにチケ取りしました。

←初・東京芸術劇場。池袋遠かった・・・。

おかげでかなりの良席。
目の前にガタイのいい男性がいなければ完璧だった・・・。

だって視界が男性の背中のみになってしまうから←ちびっ子あるある

こちらの公演、過去には石丸さんと濱田さんが共演してたこともあるそうな。

いきたかったなー

全部で2時間(20分休憩込)の公演だったのですが、出てる方がみな素晴らしくて
もっともっと聞いていたかったです。

来日してきたジョン・オーウェン=ジョーンズさんとコラブロというユニットは特に感動しました!!

コラブロの「somewhere」(by West side story)は特に感動してしまい、もう涙が止まらないのなんのって

最近、こんなに泣いたことないなぁ、というくらい最初数小節を聞いただけでその歌声に自然と涙がでました。

あと、ジョンさんの「Bring him home」(by Les miserables)と「Phantom of the Opera」もすごかったです。

ジョンさんとコラブロのみなさんで歌った「Bui Doi」(by Miss Sigon)もすごい迫力でした。

過去、最年少でバルジャンを演じ、ファントムもやってたそうです。
一見、くまちゃんのような愛らしさもありつつ大人の色気もあるステキな方でした。

「Bring him home」、あんなに朗々と歌い上げても大丈夫なんだ~、というのが感想。

「Phantom~」の途中でなんと

地震発生!

建物の高い場所だったせいか、結構揺れました。

にも関わらず全く意に介さず歌い続けるジョンさんと新妻さん。そしてオーケストラのみなさん。
指揮者の方は一度止めようか迷ってましたが、演者のみなさんに合わせてまたタクトを振ってました。

すごいプロ根性!

すごく夢心地の中、地震で一気に現実に引き戻されてコワい思いもしましたが素晴らしかったです。

あと、急遽追加されたこの日のソワレではジョンさん「music of the night」を歌ったらしい。

すっごい聞きたかったよーーーーー

そんなわけで終演後、会場で直販されていたジョンさんの来日公演のチケットをすぐ購入しちゃいました

この日は声量のある歌ウマな人が多かったので安蘭さんがちょっとかわいそうだったかなぁ。。。と。

さて、今回の目的である中川アッキーですが、さすがの歌声に久しぶりにふれて感動

・・・だったんですが、今回はワタシの中ではジョンさんとコラブロにもってかれた感じでした

アッキーも素晴らしかったんですよっ!←ここ力説
トートも笑えよかったし。
いつか機会があればアッキートート観たい。(いや、ほんとに)
あと、個人的には「Mozart!」の「影を逃れて」の方が聞きたかったー。

アッキーMCタイムにすぐ「コラブロイケメン、かっこいい」と何かにつけすぐに言ってるのがかわいかった
(そしてあまりにもこれ言うから新妻さんに「アッキーもかっこいいよ(笑)」とフォローしてもらってました。)

アッキーぜったいまだSHIROHできるよ~。モーツァルトできるよ~。

MCといえば、安蘭さんがジョンさんに「今日の会場はどうですか?」(だったかな?)と質問をして
ジョンさんが「素晴らしいです」みたいな答えをしてすぐ「どこが?」と真顔でツッコミを入れてたのがオモシロかった。

また開催される時にはぜひチケットとりたいなぁ、と思えるシアワセな公演でした

そうそう、手渡されたチラシの束のなかで

ミュージカル「手紙」 (東野圭吾原作)を見つけました。

武島剛志(兄) 吉原光夫

だって!!

ぴったりじゃん、囚人役

というのは冗談で、このお兄ちゃんとっても愛情深く生き方が不器用で弟思いなところとかぴったりだと思いました。
原作の外見的なイメージもまさにドンピシャな役だと思います。

映画化されたときは、確か玉山鉄二さんだったかな?
(玉山くんとミツヲさん全然違うじゃん!と思うかもしれませんが、ワタシの中では原作のイメージはミツヲさんの方がしっくりきます)

もう一回原作読みなおそうっと。

上演期間は来年1/24~31と短いけど、こちらも今から楽しみですー

<キャスト>
オーケストラ:読売日本交響楽団
指揮:梅田俊明
出演者:安蘭けい、中川晃教、新妻聖子、平方元基
       ジョン・オーウェン=ジョーンズ、 COLLABRO(コラブロ)

<SET LIST>
Nobody's side 「チェス・ザ・ミュージカル」 安蘭・新妻・平方
君の瞳に恋してる 「ジャージー・ボーイズ」 中川
Gold 「ゴールド~カミーユとロダン~」 新妻
本当の俺じゃない 「ロミオとジュリエット」 平方
Anthem 「Chess」 ジョン
蜘蛛女のキス 「蜘蛛女のキス」 安蘭
Wishing you were somehow 「オペラ座の怪人」 ジョン
Over the rainbow 「オズの魔法使い」 コラブロ
Somewhere 「ウエストサイド物語」 コラブロ
愛していれば分かり合える 「モーツァルト!」 中川・新妻
メモリー 「キャッツ」 安蘭
Bring him home 「レ・ミゼラブル」 ジョン

着飾って輝いて 「キャンディード」 新妻
闇が広がる 「エリザベート」 中川・平方
サンセット大通り 「サンセット大通り」 平方
With one look 「サンセット大通り」 安蘭
Stars 「レ・ミゼラブル」 コラブロ
Bui Doi 「ミス・サイゴン」 ジョン・コラブロ
僕こそ音楽 「モーツァルト!」 中川
Phantom of the opera 「オペラ座の怪人」 ジョン・新妻
Till I hear you sing 「ラブ・ネバー・ダイ」 ジョン
Tomorrow 「アニー」 安蘭・中川・新妻・平方

Do you hear the people sing? 「レ・ミゼラブル」 安蘭・中川・新妻・平方・ジョン・コラブロ

以上、かなり前の記憶をたどってますので、間違いがあったらすみません

 


メンフィス 2/8(日)マチネ 赤坂ACTシアター

2015年02月11日 | その他観劇

メンフィス観に行ってきました。

←このポスターの濱田さんかなり激しいですが、舞台ではかわいらしかったです

キャストがミツヲさんのほか、濱田さん、山本耕史さん、アンサンブルにマサトーくんに大塚俊さん!!

もう行くしかないでしょー

ということでチケ取りしたんですが、セディナで頼んだら後ろから3列目のサイド、しかも

目の前が男性で舞台の4分の1がその人の頭で全く見えない

というちびっこにはなんともツライ席でした・・・

こればっかりは仕方ないですけどね。。。

でも幸いミツヲさんがそちらに行くことはあまりなかったのでよかったです。

メンフィス、ひさしぶりに鳥肌立ちまくりのものすごい舞台でした!

たぶん再演すると思うけど、今回公演期間が短すぎるのがもったいなさすぎる!!

全キャストが歌いまくるし、曲も初めてでも入りやすい。しかも

ミツヲさん、踊りまくってました

この日をずーーーっと待っていたよ!!!
と感涙(笑)
あんなに踊ってるミツヲさんっていつぶりだろう~?
暴走族かな?それともガストンかな?というかんじ。(濱田さんとミツヲさんのアフタートークでもこの話題でてたようです)
でも、それ以上に踊ってる気もします。

あと、レミゼ製作発表でもびっくりしたんですが

ミツヲさん、激やせです!!!

ワタシが観ている十数年の間で一番痩せてるように思います。

あんだけ踊るんだからそうだよな~、と見ながら納得しました。

足もスラッと長いしかっこよかったですよ。

でもバルジャン始まったら元に戻る戻すんだろうなー。

個人的にはバルジャンは体格良くあってほしいけど、ジャベールはスラッとしたミツヲジャベを観たいです。←ムリです

と、話が逸れました。

この話は人種差別がテーマなので、結構重い話ではあります。
主役が濱田さんだからなのか、どこかアイーダっぽかったり、ウィキッドっぽくもあったり。
主役2人のラストの在り方はあれでよかったと思いました。
すこしせつなくはありましたけど。
終わった後、重たい気持ちのままでいないで済むのはあのラストのおかげかとも思います。

主役2人の実力・オーラがハンパなく、役にぴったり!
よくこの2人が揃ったなぁ、と思いました。

濱田さんを生で見るのは退団以来初めてなので、その歌声に一気に引き込まれました。

原さんのシモンズもおちゃめでかわいらしくてよかったし、根岸さんの歌も予想外に(←失礼)すばらしかったです。
大御所俳優さんの歌ってSHIROHの江守徹さんの件もあり、観るまではどうなんだろう…って思ってたんですが全くの杞憂でした

JAY’EDが1幕喋らない設定のため、歌を全く歌わなかったのが本当にもったいない!
でも、その分喋れたり歌えるようになったりしたときのインパクトがすごいのかもしれないと思いました。

ジェロの1幕開けてすぐの歌もすばらしかったです。
演技はまぁ、あんなかんじなのかな

ミツヲさんはキャラもかわいらしいし、歌うし踊るし最高の役でした。

やっぱり外国人役ぴったりだよなー。

と改めて思いました。

そう、激やせしてたからなのか1幕開けてすぐクラブデルレイズのシーンにミツヲ氏いたみたいなんですが

全く気が付きませんでしたーーー

ほんとに再演がいまから待ち遠しいです。

そのときはぜひ同じキャスト・違う劇場で!
(主催が変わらなきゃムリですね)

〈キャスト〉

ヒューイ・カルフーン 山本耕史
フェリシア・ファレル 濱田めぐみ
デルレイ        ジェロ
ゲーター        JAY'ED
ボビー         吉原光夫
シモンズ        原 康義
グラディス       根岸季衣

石井雅登  大塚俊  さけもとあきら  高橋卓爾  遠山大輔  遠山裕介
原慎一郎  水野栄治
秋山エリサ  飯野めぐみ  今枝珠美  小島亜莉沙  増田朱紀  森加織

 


TEAM発砲B・zin復活公演 ヒノダン 5/28(火) ソワレ 前楽

2013年06月17日 | その他観劇

シモキタ降臨!

昔は本多劇場へ芝居を観に行くためにちょこちょこ行っていたんですが、最近めっきり行かなくなりました。
最後に行ったのは響人の公演を観に行ったときだもんなぁ。

ちょっと行かない間に

下北沢駅の構内が迷路みたいになってる

小田急線の駅が地下に潜ったことは知ってたんですが、ワタシは井の頭線に乗って行くからダイジョウブー
とのんきに考えてたので、ちょっぴり焦りました

今回、すっかりご無沙汰な下北沢に行ったのは6年前惜しくも解散してしまった発砲B・zinの復活公演を見るため。
発砲B・zinとは、主宰きだつよし作・演出「大の大人が笑って泣けるヒーローもの」がコンセプトの舞台。
主にヒーローもの要素にコメディを盛り込んだスピーディーな作品を上演。(でも話はしっかりしてる)
主宰のきださんは仮面ライダーシリーズのメインライターやgロッソのヒーローショーの作・演出をしてます。
嵐の大野くんファンの人たちには「プーシリーズ」でおなじみかな、と思います
作品の内容からか、男女比が6:4~7:3くらいというちょっとめずらしい劇団です。

毎公演欠かさず観てたので、解散すると知った時はそれはそれは悲しくてショックでした。。。

話は遡り昨年5月、東京ドームシティにあるgロッソというところで、「トークデハッポウマニア2012」という一日限りのイベントがあり、その時に2013年1回限りの復活公演をやります!と告知があったので、すんごく楽しみにしてたんですよー

それなのに、上演期間が5/23~29とは

レミゼ祭り真っ最中じゃないですかーーーー

レミゼのチケ代につぎ込んで軍資金ないよ。。。

お金がない・・・そして行ける日が・・・ない・・・・

とさんざん悩んだんですが、なんとか気合いで行ってきました!

話のあらすじは

緋色の旗の下に集う10人の戦士「緋ノ団」。
彼らは6年前に起きた、ある出来事がきっかけでバラバラになっていた。
しかし、ある日彼らの元に金色の鳥の羽根が届く。これはクロウとの戦いで命を落としたガクの物だった・・・。

これをきっかけにまた10人が集い、緋ノ団がバラバラになるきっかけを作った、人の悪しき心などに取りつきその人の心を乗っとるクロウに再び立ち向かっていくのだが・・・。

というもの。
要約しすぎてわかりづらいですね

この6年間に各メンバーがそれぞれどう過ごしてきたか、っていうのがこれでもか、と盛り込まれてて楽しかったです。
主宰で脚本・演出もしている、きださんの愛情が感じられる内容でした。

以前までは古参メンバーがメインで、新しく入ってきたメンバーの出番は少なめだったんですが、みんなまんべんなく活躍してたし、開演して、まず最初のセリフが、きださんの

ただいまー!

だし。
こりゃ、この時を待ち望んでたファンはテンション上がるよね(笑)

7日間全10公演だったんですが、稼働率ほぼ100%だったそうです!!

これまでやっていた本公演と違って、どちらかといえば笑いも少なめで心理描写にも重点を置いたシリアスな話なんで、最初はちょっと残念ではあったんですが、終わってみると、以前のような公演も観たかったけど、これはこれで現在の発砲の姿なんだなと腑に落ちました。
今回はこれでよかったのかなぁ、と思います。

きださんのブログを読み返してさらに納得。

公演時間が1時間半強+予告じゃないけど予告編で正味約2時間弱。

いろんな意味で時の流れを感じました(笑)

ワタシが発砲を見始めたのは2002年。あれから約10年。
お互い年取りましたね

でも、本質的な部分は全く変わってなくて安心もしました。

きださんはいつまで経ってもフリートーク苦手で、愛ちゃん、むっちゃんはやっぱりカワイイし、千亜紀ちゃんはキレイ。
くんじさんや西ノ園さんはかっこいいし、くーやんはホンワカ癒し系で(気持ち若返った気がする)、治ちゃんは独特の面白さがあるし、森貞さんは動きにキレがあり、夢能くんは超マイペース。

みんな大好きです

次回また再結成があるのかわからないけど、またいつか必ず公演をやってほしいです。

もちろん本多劇場で。

「ヒノダン」

脚本・演出 きだつよし

CAST   平野勲人 
      工藤潤矢 
      小林愛
      武藤晃子
      西ノ園達大
      森貞文則
      田口治
      福田千亜紀
      大橋夢能
      きだつよし


      

 


音楽朗読劇「モリー先生との火曜日」 ティアラこうとう 2/18 マチネ

2012年02月26日 | その他観劇

今年の観劇初めです。

数年来の悲願、ようやく光枝モリー先生にお会いすることができましたー

ほんとにほんっとうに行くことができて本当によかった。

そして、今年の観劇初めがこの作品で本当によかった。

ついでに(←こらっ)ミツヲ氏の歌声もいっぱい聞けてよかった。

出雲大社で必死こいてチケ取りした甲斐がありました~

と、感想の前に腹ごしらえの話から(笑)
今回の会場は住吉駅が最寄りだったので、友人が探し当ててくれた家庭的なイタリアンレストラン La Bodhi Cittaでランチしました。

とってもアットホームなんだけど、結構本格的なものを良心的なお値段でいただけて、更に会計後にはちょっとしたお土産までくださって、おいしかったし、なんともシアワセ気分になれました

←唯一、写真に残せた前菜のミニバーニャカウダ。野菜が甘くておいしかったこれ一人分です!

場所もう少し通いやすい場所だったら、リピートできるのになぁ、というのがなんとも残念

と満足気分で食後のデザート・コーヒーババロア&コーヒーを飲んでたらあっという間に開演20分前に!?

急いで会場へ向かい、なんとか間に合い着席
ここからは感想です。

心を優しくしてくれる美しい音楽も心の固さをほぐす数々の珠玉の言葉も、全てが素晴らしいの一言でした。
舞台照明も美しく効果的に使用されてて、無駄なものを全てそぎ落とし、シンプルな中だからこそ伝わってくるものがあったように思います。
観終わった後、前向きに生きていこうと心から思える作品でした。

まさにモリー先生=光枝さんという感じで、一つ一つの言葉がすっと自分の中に入り昇華されていく感じ。
ご子息・ロブさんのお話を伺って、ますますそう感じました。

観劇中のわたしはというと、ミッチの視線でモリー先生の講義を追体験しているような感じで一生懸命、言葉一つ一つを
聴き、考え、胸に刻んでおりました。

演者さんたちは一切視線を合わさずに話が進んでいくんですが(朗読劇ってみんなそうなんですかね?←朗読劇初観劇)、
モリー先生が召されるシーンで、先生はなんとも言えない優しい微笑みでミッチを見てから舞台から去っていきます。

その時の微笑みが・・・もう、光枝さーーーん(←涙腺崩壊)

このシーンの前からすでにばーばー泣いてたんですが、もう堪え切れずでした。

ミッチの奥様・ジャニーンは今回初見の土居裕子さん

歌も声もとってもキレイで、ときにミッチを励まし、背中を押してあげる優しそうな奥さんの役にぴったりでした。

確かミツヲさんとは実年齢はそこそこ離れているはずなんですが、普通にお似合い夫婦に見えました。

ミツヲ氏が老け・・・いや、土居さんがとっても若くかわいらしい感じだったからなのかな

ミッチ役のミツヲさんは、ワーカホリックな感じがなんかぴったり(笑)
という冗談はさておき、偉そうな言い方になってしまいますが、ミッチを自然と演じているミツヲさんを見て
きっと人として大きく成長したんだなぁ、とちょっと違ったところでも感動
いろんな経験をしてないと出来ない役だと率直に感じました。
この役が上手でないと、観客はうまく話に入り込んでいけないと思うので、これまた重要な役どころだなぁ、と。

終演後は、モリー先生の御子息・ロブさんのQ&Aタイムが30分程度あり、貴重なお話もたくさん伺えました。

ピアノ担当の小原さんはこの公演はライフワークとおっしゃってたし、また近いうちに今回と同じメンバーでまた再演してほしいです

←終演後買ったサントラと前から持ってた原作本。モリー先生の言葉をもっと知りたくて読んでます。

<本日のキャスト>
モリー・シュワルツ   光枝明彦
ミッチ・アルボム    吉原光夫
ジャニーン・アルボム 土居裕子

ピアノ 小原孝
バイオリン 真部裕


こんなんでましたけど

2011年06月14日 | その他観劇

やなぴーどうしてるのかなぁ、とふと思い検索したところ、こんなインタビュー記事を見つけました!

退団してから井料さんと組んでお仕事することが多いですね。

場所が東京だったら行きたかったなぁ。

インタビューを読むと、昔と変わらず、お話がとっても上手です。
読んでてたのしい

四季時代、ジーザスとビーストという、ものすごく負担の大きい役を二本柱でやっていたことで
すごく負担がかかり大変だったんだそうです。
ご本人、明るくお話されてますけど、ほんと壮絶・・・
改めて頭が下がる思いがしました。

やなぴーの神々しいジーザスもかわいいビーストも、ご本人の人柄がにじみ出ていてほんと好きだったなぁ。

そうそう、それからお話の中で、やなぴーがレミゼのオーディションを受けようとしたけどタイミングが合わなかったから受けなかった、というお話がありました。

もしその時にレミを受けてたら、四季で柳瀬さんをみることはなかったわけで、ほんとご縁って不思議なものですね~。

退団以降、ミュージカルで拝見することがないので、ぜひまたミュージカルの大舞台でやなぴーの歌声が聴きたいです

 


鋼鉄番長

2010年10月26日 | その他観劇

本日、yahooニュースを見てたら

新感線、代役で上演再開へ

って書いてあるからびっくりしました
今回の新感線のチケットは迷った挙句取ってなかったので、全然知らなかったです。

主役のじゅんさんが過労で重度の腰痛&坐骨神経痛だって

え~ん・・・じゅんさ~~ん

ちょっと余談ですが、じゅんさんのお歳が46歳というのも驚きました。
若いなぁ、じゅんさん。

で、そこから新感線の臨時サイトに飛べるんですけど、そこを覗いたら

なんと成志さんも降板してた

右アキレス腱断裂らしいです。
新感線の舞台って殺陣とか超ハードだもんね。。。
そういえば、成志さんといえばSHIROHのときも大阪千秋楽で肉離れだかアキレス腱断裂だかしてなかったかな?
でもそのときの理由は、たしかふざけ過ぎだったと思いましたが

じゅんさん復帰までの代役はナイロンの三宅弘城さん。
めっちゃ動けてめちゃめちゃ笑いも取れる三宅さん。
おまけに新感線にも慣れてます。
すごい適役な感じがする。個人的にこっちも超観てみたいです。
いまのところ東京公演のみの予定らしいんで、これはこれで後々プレミアム付きそう。

それはさておき、
どうかお二人が早期回復されますように

 


演劇集団キャラメルボックス「きみがいた時間ぼくのいく時間」 3/29 (土) マチネ 

2008年03月30日 | その他観劇

信じられない話かもしれないのですが、すでに3月なのに今回が今年の観劇初めです

観に行ったのはキャラメルボックス・スプリングツアー「きみのいた時間ぼくのいく時間」です。
「クロノス」(吹原和彦の軌跡)、「あしたあなたあいたい」(布川輝良の軌跡)、「ミス・ダンデライオン」(鈴谷樹里の軌跡)に続く梶尾真治さん原作の舞台化です。(この3作品は全て「クロノス・ジョウンターの伝説」収録。( )内は原作のタイトル)

以下、今回のあらすじです。(多少ネタばれしてますのでご注意ください!)

住島重工の社員秋沢里志(上川隆也)は5年に及ぶ米国留学から引き戻され、子会社のPフレックで働くことになる。エリート街道から外れた、と落胆し仕事に身が入らない秋沢。そんな秋沢を励ましたのが昔の恋人・梨田紘美(西山繭子)だった。
その後秋沢と紘美は結婚。そしてまた秋沢は意欲的に仕事に取り組む。
秋沢が開発に携わっているのは「クロノス・スパイラル」という物質を39年前に時空間移動させる装置だった。
ようやく最初の実験までこぎつけたその日、突然一本の電話がかかってくる。
それは紘美がトラックに撥ねられたという知らせだった。
その後紘美は手術の甲斐もなく息を引き取ってしまう。
そして絶望の淵に立たされた秋沢がした決断はこととは・・・。

上川隆也3年ぶりにキャラメルに復帰!
しかも今回は現代劇、しかも主役です

以前ちらっと書いたかもしれないんですが、ワタシにとって演劇を観るきっかけになった舞台は、生の上川さん観たさで行ったキャラメルボックス2001年サマーツアー「ミスター・ムーンライト」でした。
あの頃はチケットの取り方なんてよく知らなかったから、当日券を買うために8時間も並んだんですよ、ワタシ(笑)←おばかですね~。
それで、やっとのことで手に入れたチケットを握りしめてドキドキしながら観ていたのを覚えています。
そして、見終わった後「世の中にはこんなにすごいものがあったのか~」と放心状態になりしばらく席を立てませんでした

多くのキャラメルサポーターにとって上川さんは「出稼ぎに出ているお兄ちゃん」的存在だったりするのですがそんな経緯もあり、上川さんはワタシにとってなんか特別な存在といいますか、もちろん知り合いでもなんでもないけどとっても感謝してる役者さんです。

観終わって思ったのが上川隆也おそるべし!
やっぱり上川さんが出てると舞台の雰囲気がちょっと違います。
上手く言えないけど
ついでに客演の西山さんもいらしたせいなのか、客層もちょっと違ってました。

休憩込み(キャラメル初の2部構成)で2時間半強の長丁場なのに、話に引き込まれて時間が経つのがあっという間でした。
最初出てきたときは久しぶりすぎて実は少し違和感を感じたのですが、観ているうちにやっぱり上川さんはキャラメルの人なんだなぁと改めて思いました。

ものすごくイキイキしながら高速ツッコミしたり、ギャグを炸裂してたりしてましたから

今回上川さんの相手役をされている客演の西山繭子さんもとってもステキでキャラメルの舞台にスーッと馴染んでいました。
かなりキーパーソンになる2役を演じないといけない西山さん、舞台にずーっとい続けなければいけない岡内さんはとっても大変だろうなぁと思いましたけど、お二人ともすごく楽しそうにしていて舞台上ではそんなことは全く感じさせなかったです。

そういえば、キャラメルの舞台で上川さんが「一途にひとりの女性を守るために奔走する」という設定の役をすることって滅多にないのでそれも新鮮だったなぁ。

いっぱい笑って、泣いて、ラストは感動しました。
これぞキャラメルっていう舞台でした。
もう一回行きたかったけど、私が行ける日はすでに完売。
どうしよう・・・久しぶりに並びに行っちゃおうっかなぁ