おはようございます。2日目です。
カーテンを開けると本日もくもり
まぁ、いいんだ・・・前回は雨だったし。
本日、6:45起床
ここ数年、仕事行くにもこんなに早く起きてないよ~。
お部屋で昨日仕入れていた朝食でしっかり腹ごしらえをし、カーネーションを見た後、速攻8時過ぎにチェックアウト。
ホテルを出ると年頃の女性がたっくさんバス停に並んでました。
この旅のメインイベント・縁結び大祭へ参列するみなさんが出雲大社へ向かうための列です。
出雲市駅から出雲大社へはバスか電車で行くんですが、もんのすごく便が悪く
バスは30分おき、電車にいたっては1時間おきのペース
そんなわけで、みなさんバスに殺到するんですね~。車内超満員で出雲大社へ向かいました。
約30分かけて、無事出雲大社へ到着です~
出雲大社は鳥居が4つあり、殆どの方は1つ目・大鳥居はバス等で通過し、2つ目の鳥居・勢溜から歩き始めます。
が、前回の旅で2の鳥居も車で素っ飛ばし4つ目の鳥居から入ったこともあり、大鳥居の手前で降りて歩くことにしました。
(結局、勢溜で降りた人たちと勢溜の前でまた会ったので、時間的に遅れをとることはないと思います)
勢溜を通過すると、静寂な雰囲気になりました。
入ってすぐの所に、さっそく人の列を発見!
みなさん、祓社(はらいのやしろ)という、知らぬ間に犯した心身の汚れを清めてくださる小さなお社にお参りするために並んでました。
その近くにいた係員のおじさん曰く
要は気持ちだから、並ばなくても少し離れたところからお祈りすれば大丈夫ですよ~。
大祭に参列するなら早めに行った方がいいですよ~。
と教えてくれたので、素直に従い少し離れた所からお参りしました。
そこから砂利道をヒールで歩くこと数分。
ついに4つ目、銅の鳥居前に着きました。
そこには県別に分かれた受付テントが設置されており、その横には絵馬に願いを書くブースが設けられてたので、
流れに従い、テントで祈祷料を払い、絵馬に願いを書き、手と口を清めて境内へ。
受付で頂いた白い封筒には
本日の式次第、縁結大祭についての紙、絵馬、宝物殿無料拝観券、そしてカイロ
お心遣いに感謝です。
入るとかなりテントにたくさん椅子が並べられてました。(参列者は1600人程度だったそうです!すごい)
今回は(というか2015年までは)平成の大遷宮・本殿改修に伴いご神体が遷されている仮殿前で行われます。
「縁結び」というと、どうしても男女の縁というイメージになりますが、家族関係、人間関係、仕事のご縁なども含まれます。
そんなわけで若い女性から、年配のご夫婦、スーツを着たおじさんまで顔ぶれは様々。
10時開始なんですが、10分前くらいに注意事項についての案内がありました。
絵馬を奉りて拝礼のときはコートなどは脱いでください
・・・えっ、寒いんですが
ただし、風邪などを召されている方はそのままで結構です
ともおっしゃってたので、失礼ながらカーディガンは着させていただきました。(だって、これ脱ぐと七分袖なんだもん)
5分前には宮司さんが参列者お清めにいらっしゃるので、早めに席についていた方がいいと思います。
10時から予定通り始まり、白い斎服姿の神職約20人が米や魚、酒などを供え、千家尊祐(たかまさ)宮司が祝詞を奏上します。
途中で祝詞を唱和したり、自分の県の代表者に従って起立してお参りしたりなどなどしながら
(やはり関西の方が多く、北海道~関東の方は少なかったように思いました。)
約1時間程度でつつがなく終了しました。
参列している間に、段々と心が浄化されていくように感じ、参列できたこと、ここに来られたことに心から感謝する気持ちになれました。
終了後、
縁結大祭参列者の中で希望される方は、現在改修中の本殿を見学できます。
と突然アナウンスが。
60年に一度のことだし、これは行くしかないでしょー
と待つこと更に約1時間。(通路が狭く、少人数ずつしか入れないうえ、順番が最後の方だったので)
その間に、本日発売初日だったモリー先生との火曜日のチケットをちゃっかり電話でゲット
そんなこんなで順番が周ってきましたー
屋根を改修している様子を拝見できたんですが、ものすごい量の薄い木の板(名前忘れました。すみません…)が積み重ねられて
あの屋根が出来ている様子にびっくり。
すごく迫力がありました。
待っている間に聞いたのですが、神在祭中は詮議の邪魔にならないように工事も神在祭終了までお休みするそうです。
見学も終わり、絵馬もしっかり結んできたので、前回入った八雲で出雲そば食べて帰ろうかな~と思ったら
どこのそば屋さんも満席です
仕方ないのでバスで出雲市駅前へ移動しようとしたら、バス停にいたおじさんから
上宮(うえのみや)は行った?
と声をかけられました。おじさん曰く
いま神様たちは上宮で会議中だから出雲大社にはいないよー。地元の人は上宮へ行ってから出雲大社へお参りするんだよー。
とのこと。
現在13時。13時半のバスに乗らないと空港に着くのがギリギリになる、と思ったんですが
いざとなったらタクシーに乗ればいいや~、というわけで思い切って行ってきました。
下手したら昼抜きになるかもしれない、と思い串団子を土産物屋で調達し食べながら歩くこと15分。(←お行儀悪すぎ)
上宮へ到着しましたー
こちらでもしっかりお参りし、お神酒とお米のお下がりを分けていただきました。
民家に囲まれたとても小さなお社だったので、想像とちょっと違ってびっくり。
そこでふと気付いたことが。
あれ?わたしの乗る飛行機って16:20だから、ここ出るの14時半で平気じゃない???
そう、なぜか15時半発だと勝手に勘違いして計算間違ってたんですね~
あぁ~、よかった
そんなわけで上宮へ行く途中に海岸が見えたので、そちらにも行くことに。近づいていくと
大きな岩がある!
ここが神在祭にあたり八百万の神々をお迎えする稲佐の浜だったんですね~。←無知すぎ
浜辺へ降りると、波打ち際に大人がしゃがみこんでいる姿が見えました。
なにやってるんだろ~、と思って見に行くとプラスチックコップに砂をすくってました。
様子を見てたら、地元のおじさんが
砂浜の砂をすくうと金粉が混じるので、その砂に海水を入れて乾燥させて、乾いたものに塩を混ぜて玄関に盛り塩にするんだよ。
この砂は神在祭の間しか取れないから地元の人はそうしてるんだ。
と教えてくれました。
わたしは残念ながら掬えるものをなんにも持ってなかったので、次回来ることがあったら必ず用意してこようと思いました。
海岸にいると、ときどき雲の隙間から太陽が顔をだし、水面がキラキラしている様子がなんとも荘厳でキレイだったので
しばらく海と空をぼーっと見てました。(さっそくケイタイの待ち受け画面にしました)
また出雲大社前へ戻ると、八雲が空いてたので無事予定通り「八雲」で出雲そばをいただくことができました。
15時に出雲大社駅へ戻り、15:40には空港に着いたので、無駄な時間なく有効に時間を使うことができてほんとによかった~
帰りの飛行機は機内サービスが中止されるくらいまたまたもんのすごく揺れて怖かったけど、無事羽田空港に到着。
またいつものように慌ただしくなってしまったけど、ほんとうに素晴らしい旅になりました。
島根県へ行くのは今回で3回目ですが、地元の方々が優しい人ばかりなので、いつも行ってよかったなぁと
思って帰ってこられます。
この機会に心から感謝です
歩数計を見たら一日でなんと35000歩、歩いてました
翌日、一日中筋肉痛に悩まされたのはナイショの方向で