ユーカリの木の下で

旅行、観劇大好きなakiが日々の出来事などをのほほんと綴っていきます。

ライ王のテラス 赤坂ACTシアター 3/12(土)ソワレ

2016年03月20日 | その他観劇

今年2度目の観劇はこちらっ!

三島由紀夫最後の戯曲と言われている舞台に行ってきました。
わたしがちょっぴり苦手で敬遠していた三島由紀夫作、宮本亜門演出作品です。

確かカンボジアから帰国後すぐ、この舞台のことを知りました。
三島も宮本亜門演出も苦手だし…でも主演は鈴木亮平さんだし、なにより大好きなアンコールワットの話だし…

と迷ったんですが、ちょうどセディナで割引チケットが出てたので行ってきました。

当日引換チケットだったので、席がどのへんかわからないうえ、

演出の都合上、一部見えないお席になります。

とACTシアターチケットブースのお姉さんに言われ、ちょっと残念に思ったのですが入ってみると

めちゃめちゃ前の席でした

しかも、確かに見切れたけど全然気にならない程度。
ラッキーでした

会場ロビーには鈴木亮平等身大パネルが(笑)

アンコールクッキーも売っていて懐かしかったです。

会場に入ると、アンコールワット第一回廊で見たレリーフ(天国と地獄の地獄部分、乳海攪拌)と
思われるものが舞台にドーンっとあり、開演するとカンボジアのお線香が焚かれ、クメール伝統音楽、舞踊が
始まりました。

これで一気にカンボジアの世界へ誘われたように感じました。
こういうところ、すごく上手な演出だなぁ、と思いました。

この舞台はジャヤヴァルマン7世がアンコールトム・バイヨンを作るまでのお話。

三島作品は表現が難しいことに加え、時代背景であったり、バイヨン遺跡のことを観聞きした人でなければ
理解が難しいであろう作品だと思いました。
また、一人ひとりのセリフも長く、特に主役は出ずっぱりなので本当に大変だと思いました。

このジャヤヴァルマン7世は民にも慕われていたアンコール王朝で最も偉大だといわれている王様です。
この王が隣国・チャンパとの戦いに勝利し帰還し、バイヨン建設を思いつくところから話は始まります。
それと同くして、若く美しく力強い王はライ病の兆候が出始め…。
病魔に侵され進行するに従ってバイヨンが完成していく。

というのが概ねのあらすじ。

余談ですが、ジャヤヴァルマン7世は実はライ病で亡くなったわけではなかったという説が現在は出ています。
また、アンコールトムの中にはライ王のテラスという遺跡もあります。(なので最初聞いた時、こっちが舞台の話
なのかと思ってました

セリフ回しの難しさに加え、登場人物の心情を理解するのも1回では難しいかなぁ、と思ったけど
総じて興味深く面白かったです。

鈴木亮平さんは予想通り見事にカリスマ性のあるライ王を演じ切っていて素晴らしかったです。
前回は北大路欣也さんが演じたらしいです。そちらも観てみたかったなぁ。

神保さんの宰相は本当に憎らしいし(「悪の権化」らしいです)、鳳蘭さんの王太后も威厳があったし
キャスティングもよかったなぁ、と思いました。

終演後、20分程度のアフタートークがありました。
司会進行のTBS高野アナウンサーに呼ばれ、鈴木亮平さん、神保悟志さん、吉沢亮さんが登場!
「出演者のみなさん、相当お疲れだと思います」と登場前に高野アナが言ってたのを受け、亮平さんは

「全然疲れてないですよー!

と、にこやかに登場。
その後、亮平さんのリクエストで会場の照明を落とし、夜のバイヨンを体験したり
筋トレの話に花を咲かせたり、三島文学の難しい話になったり、濃い20分でした。

最後に、高野アナより「会場のお客さん限定1名様から質問を受けます。作品について何か聞きたい方~?」
と言われ、亮平うちわを手作りしていた女性が指名され、

「あの~亮平さんに質問なんですけど…ずっと気になってたんですけど…ムダ毛処理はどうされてるんですか?」

という作品とは全く関係ない質問が

高野アナも「最後にそれですか」と崩れ落ちてました(笑)

注釈をすると、上半身裸の場面が多く、足も出てる衣装だったので気になったのかなぁ、と思います。

でも、「えっとですね、元々ムダ毛が全然なくて、何も処理してないんですよ~。思春期は悩みましたね。
女性ホルモンが多いんですかね」

と笑顔で真面目に答える姿がとってもステキでした

今回観劇して、三島作品も宮本亜門演出作品も悪くないなぁ、と思いました。←上から目線になってるよ
機会があればまた違う作品も観たいと思います。

〈キャスト〉

ジャヤ・ヴァルマン七世  鈴木亮平
第二王妃  倉科カナ  
第一王妃  中村 中
石工のちに若棟梁  吉沢亮
村娘  大野いと

芋洗坂係長
澤田育子
市川勇
市川しんぺー

宰相  神保悟志
王太后  鳳 蘭


ミュージカル「手紙」 新国立劇場小劇場 3/29(金)ソワレ

2016年03月13日 | その他観劇

今年の観劇初めです。

平日の公演チケットを取ったため、仕事を急いで切り上げ慌てて会場へ急ぎました。

が、なんと副都心線が遅れたため間に合うはずが間に合わなくなってしまいました

観た方はわかると思うんですが、この舞台、特殊なステージをしているので、ある場面になるまで
会場に入れませんでした。。。

だから肝心なミツヲ氏犯罪シーンは観られず。。。

観た感想は原作本同様、直貴はかわいそうすぎるし、剛志は不器用で愚直すぎてKYだし
もう観ててツラすぎでした。

でも、良い意味でドライに客観的に進んでいくし、ラストも暗くなりすぎずに終われるし
(とはいえ、観た後もいろいろ考えさせられますが)
とても良い舞台だったと思います。

元々数年前に原作本を読んでいて、とても印象深い作品でした。
残酷で、でも温かくて繰り返し読むのはツライけど大好きな作品だったので原作に忠実に仕上がっていたので嬉しかったです。
その分、観ててつらかったけど。

配役もとってもぴったりでしたね。

ワタシが観た回はビデオ撮影が入ってました。
DVDの会場で受付してたけど、これが収録されてるのかな?

動い歌ってるミツヲ氏は観たいけど、でも、家で見るのはちょっとツライなぁ。。。

そうそう、会場にミツヲさんの生ブロマイドが販売されてました。
ミツヲ氏がブロマイドになることなんてこの先もまずないだろうと思い、ちょっと迷ったけど結局買いませんでした

とっても良い作品が今年初観劇になってよかったです


武島直貴 三浦涼介  武島剛志 吉原光夫
廣瀬大介 和田雅成 川口竜也 上野哲也
岡本悠紀 五十嵐可絵 和田清香 北川理恵 礒部花凜


ミツヲさん新情報

2016年03月12日 | ミツヲくん

現在、いまの職場に来てから一番忙しすぎて心身共に消耗中・・・

でも、こんな生活もあと1週間でおさらばだーーー!!(←あ、辞めませんよ。念のため

という今日この頃ですが、ミツヲ氏の新情報が入ってきました。

ブロードウェイミュージカルライブ2 出演決定!

なんとMCらしいです。

そしてMCの相方がなんと下村尊則さん!
出演者には沼尾みゆきさん、佐渡寧子さん、上原理生くん、樹理咲穂さん・・・とミツヲさんと縁のある人が出演するらしい。

絶対オモシロイ絡みが見られること間違いなし!

ですよね。

でもね…ミツヲさんMCしかしないんですよぉぉぉぉぉ~

歌わないミツヲさん。。。
う~ん、、、チケ取り悩む。

 


あれから…

2016年03月11日 | つれづれ

東日本大震災発生から5年経ちました。

「もう」なのか「まだ」なのか感じ方は人それぞれだと思います。
わたしは…正直どちらとも言えません。

発生当時も現在も被災地から離れた場所に住んでいます。
でも対岸の火事ではなく、日常生活を取り戻しているいまでも震災時の話は日々常に話題に上ります。
職業柄、あの震災がここで起きたら、という想定で話をすることも多いです。
驚くことに国外でも震災の爪痕に遭遇することもありました。

被災地で罹災したわけではないけれど、この日がくることが少し怖いと思う自分がいました。
あの日を忘れることはこれからもないと思います。

亡くなられた方々のご冥福を、被災地でいまも避難生活を送っている方々が一日も早く平穏な日々を
過ごせますことを心からお祈りしています。

個人のできることは僅かだと思いますが、私なりにこの日のことを子どもたちに伝え続けていけたらと思っています。

 


 


SK-Ⅱデビュー

2016年03月05日 | 美容・メイク・コスメ

このカテゴリー、久しぶりに書いた気がする(笑)

高いイメージが強く、チャレンジしそびれてたんですが、
最近疲れがハンパなく、連日化粧落としし損なって寝てたこともあり
せめて肌に少しでもよいものを、ということでSK-Ⅱのファンデーションを買いました。

あと、口紅などのメイク道具も買ったんですが

2016年7月にマックスファクターではメイクのラインナップをファンデーション以外全て廃盤にするそうです!

がーーーーーん

やっと唇がピリピリしなくて発色の良い口紅見つけたのに

買いだめするにも値段が高いし、それ以前にもう生産自体はストップしてるらしいので
徐々に商品自体がなくなってきているようです。

買いたい人はお早めにしたほうがよさそうですね。

なんとも残念です。。。