「神道は日用の間にあり」は、度会延佳(わたらいのぶよし)著『陽復記』にある一文です。
神道とは、日常の行為が、神の御心に叶っているかどうかを反省し、精進すること、といった意味です。
日本人の生活の中に神道は存在しているのであるならば、それを確たるものにするためには、時代を越えた普遍的価値として捉える必要があります。
神道の本質を表す言葉の一つに、「浄く、明く、直く、正しき、誠の道」というものがありますが、日常の生活の中で、この「誠の道」を生活の指針として自らを律することことが肝要だといえましょう。