小網神社blog

東京・日本橋に鎮座する強運厄除の神さま・東京銭洗い弁天の社 小網神社のブログです。

人は力の限界を知った時 神を見 神を感じる

2012年03月23日 | 小網神社教学
宗教には、「信ずる宗教」と「感ずる宗教」があるといわれています。
両者の違いは、前者は人が神へ能動的に働きかけをし、後者は、前者より人は受動的です。
神道はどちらかといえば「感ずる宗教」に分類されましょう。
西行法師は、伊勢神宮に参拝した折、神さまを拝した時に、ただそのありがたさに、涙こぼるる感動を受けたと詠んでいます。
鳥居という俗空間と神域の境を示す構へをくぐると、何故か空気も風も、俗空間とは異なったものを感じる、という方も多いようです。
日々参拝する方々と会話すると、多くの方々は、家庭や仕事、健康上の壁に悩みをお持ちなっておられます。
神は人の敬により、その威を増し、人は神を拝することにより、神の徳をいただく、とは、御成敗式目の時代から語り継がれている言葉です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする