「鮎壷(あゆつぼ)の滝」 (県指定天然記念物)
JR三島駅北口から徒歩約24分の位置で「黄瀬川」にかかる滝。
富士山南の愛鷹山麓からの溶岩流が固まった岩壁を流れ落ちる。
滝前には「吊り橋」があって彼方に富士山の姿を望めることから
「富士見の滝」 ともいわれている。
この滝は幅が(川幅と同じ)65mもあり、落差は約10mとなっている。
「鮎壷の滝」の名は、この川幅いっぱいが岩壁となっているため
鮎が滝を越えられず滝壷に集まるのでそう名づけられたという。
この写真は滝から80mほど下流の吊り橋の上から撮影した。
この日は川の水量が少なく幅65mの岩壁がほとんど露出していた。
岩壁の右上彼方には富士山の姿が望める。
水量が多い日には岩壁いっぱいに激流となって水が流れ落ち
迫力ある豪快な滝の姿を楽しむことができるにちがいない。
激しい流れはただ一筋だけで川岸から降りて滝前に近づき
時間をかけて何度もシャッターを切り続けた。
ぜひまたいつか水量の多い日に撮影にでかけたいと思う。