達沢不動滝（福島県）

　2013/10/21：福島県猪苗代町会津磐梯山の東方山あいの滝「達沢不動滝」は、前夜まで降り続いた雨のためか水量が豊かできれいな流れを楽しむことができた。滝前に垂れ下がるいろはモミジが遅ればせながら秋色に染まり始めていた。

夜明けの秋元湖（福島県）

　2013/10/21: 福島県裏磐梯の宿を未明に出発して秋元湖の湖畔へ向かった。深夜まで雨音が聞こえていたが、早朝には雨が上がり予定通り夜明けの湖畔の撮影をすることにした。5時過ぎに湖畔に着いてみるとすでに湖の西岸の撮影スポットにはかなりの人影が並んでいた。なんとか三脚をセットする場所を確保して夜明けを待った。晴れていればはるか彼方には安達太良山の山稜が見えてくる位置になる。しだいに明るくなってきたが雨上がりの雲が厚く日の出も遠景の山稜も見ることはできなかった。仕方なく中ノ島にポイントを置いて撮影練習を続けた。

芳沢不動滝（山形県）

　　　　　　　　　　

　 　

　2013/10/20(日)：福島県裏磐梯の桧原湖畔から白布峠を経て山形県米沢市へ抜ける「西吾妻スカイバレー」（かつては有料道路だったが今は無料）を走った。峠付近で「赤滝」と「黒滝」、それにこの「芳沢不動滝」を撮影するつもりだったが、この日は一日中雨模様で崖の向こうの赤滝と黒滝は濃い霧のためまったく姿を見せず残念ながら撮影することはできなかった。「芳沢不動滝」は落差はそれほどないが姿のきれいな滝で、前日からの雨のため水量も多く見ごたえがあった。紅葉は月末あたりに最盛期になりそうだ。

夜明けの漁(千葉県)

　初めての体験で船に乗って未明の定置網漁を見学した。まったく様子はわからなかったが撮影もOKということで下見のつもりででかけて撮影練習をすることにした。場所は千葉県内房の鋸南町保田漁港。午前4時に港に集合し、夜明け前の午前5時ごろに出航して沖合いに向かった。定置網が設置された現場に着くとまもなく漁が始まった。２隻の漁船を巧みに移動させて大きな定置網を巻き上げて引き寄せ、巨大なすくい網で獲物をすくい上げる水揚げ作業が始まった。息を呑むような迫力ある光景で夢中でシャッターを切り続けた。ふと気がつくと、彼方の房総半島の山並みが、夜明けが近づいて赤く染まり始めた空を背景にくっきりと浮かんで見えた。やや波があって頭がふらつくこともあったがなんとか最後まで見学することができた。様子がよくわかったので、好天で風のない条件の良い日にもう一度撮影に出かけたいと思っている。