「釜 滝(かまだる)」
左上部分の崖に「柱状節理」模様が見られます。
*「浄蓮の滝」から「道の駅天城越え」を経由し上りが続きます。
標高 708m の「旧天城トンネル」 (=「天城山隧道」) に入りました。
*「天城山隧道(旧天城トンネル)」=「国の重要文化財指定」
「日本の道百選」 「日本百名峠」 に選ばれ、風景展望は格別。
*天城路ハイキング道筋には、川端康成・井上靖・梶井基次郎
与謝野晶子・横光利一・島崎藤村・穂積忠が歩き著した作品に
登場する名所や数々の文学碑を巡ったりの楽しみもあります。
「蛇 滝(へびだる)」
この「へびだる」 の 周囲の岩礁は
まさに無数の柱をぎっしり立て並べたかのように見えます。
「柱状節理」だとすぐにわかる見事な眺めでした。
「蛇 滝」
「出合滝(であいだる)」
この滝周囲の岩壁もまた、ひと目で「柱状節理」とわかります。
はるか昔のどろどろの溶岩の流れが想像できるほどです。
「大 滝 (おおだる)」(高さ30m 幅7m)
河津七滝の中では最大規模の滝で見応えがあります。
この滝は大滝温泉「天城荘」旅館の敷地内にあって
滝前には露天風呂があり、宿泊客は無料で(立ち寄り客は有料)
滝を眺めながら入浴することもできるということです。(水着着用)
この大岩壁にも恐ろしいほど迫力ある 「柱状節理」 が見られます。
この滝前には「伊豆の踊り子」の踊り子と学生のブロンズ像があります。
滝は伊豆の踊り子が歩いた山あいの「踊り子歩道」で見られます。
*河津では「滝」を「たる」と読むことから「七滝=ななだる」となっています。
「初景滝(しょけいだる)」
多くの滝が連なる山あいの道筋はかなりきついコースで
足元には十分な注意が必要です。
「カニだる」
滝周囲の「柱状節理」は「柱状」の模様がはっきりせず乱れています。
このような不規則な柱状節理の模様は珍しいでしょう。
花が少ない時期でしたが、道脇に「ミツマタ」の花が咲いていました。
「河津七滝七福神」
「河津七滝」には滝前に「七福神」が祀られています。
「滝と七福神めぐり」を同時に楽しむのもよいでしょう。
河津町にはこれらの滝以外にもいくつか滝があります。
(*「二階滝」「平滑の滝」「美滝」「竜姿の滝」)
紅葉の季節にもぜひもう一度このコースを歩いて
多数の滝を心を込めて撮影したいと思っています。