2019.3.20 千葉市「都川水の里公園」にて
昨日は一日中陽春のような好天で、墓参後にカメラを持って散歩にでかけた。千葉市内ではソメイヨシノの開花は来週になりそうだが、あちこちで早春の花が咲き始めている。千葉市内を流れる都川沿いの水の里公園内ではコブシが五分咲きになっていた。春風になびくさわやかなヤナギの新緑を背景に開花したばかりの純白のコブシの花を見上げて数枚連写した。
「コブシ(辛夷)」:モクレン科モクレン属の落葉高木。開花時期は3月中旬から4月中旬頃(山地や北国)。昔はコブシの開花時期から農作業のタイミングを判断したことから「種まき桜」「田打桜」の別名もある。花が開く直前の形が子どものこぶしに似ていることからこの名がつけられたといわれる。花はモクレンよりも小さい。コブシの仲間では他にピンク色の「紅コブシ」や、花びらの枚数が多く細くちぢれたような形の「シデコブシ」がある。花のつぼみは「辛夷(しんい)」という生薬として使われ、鼻炎や花粉症に薬効がある。
青みたる なかに辛夷の 花ざかり 良寛
この宮や 辛夷の花に 散る桜 良寛
*花言葉:「信頼」 *3月24日の誕生花