たびびとの写真帳

*小さな旅の思い出写真集*

旅先・散歩中の心に残る写真が中心です。
旅の思い出・滝・風景・花の写真など。

マウントジーンズ那須スキー場にて

2018年01月26日 | 写真

         (2018.1.24) 

 時折コースが見えなくなるほどの吹雪になったり急に青空が顔を見せたりの極寒のゲレンデで半日を過ごした。雪質はさらさらの粉雪で申し分ない。強い吹雪になると標高1401m のゴンドラ終点駅脇のレストランでひと休みし、青空が出るとすぐ上の雪遊び広場などでしばらく雪景色撮影を楽しんだ。

 

雪は深いが強風で木々に着いた雪は吹き飛ばされていた。

 

 

頂上部やゲレンデ各コース脇にはダケカンバの大木が多く、秋には紅葉が美しい。

雪遊び広場にはダケカンバの大木を利用した長いブランコがある。 

 

ゼッケンをつけた子供たちが歓声を上げながらブランコに駆け寄ってきた。

スキー教室が休憩時間に入ったのだろう。


「憾満ヶ淵」雪景色

2018年01月24日 | 写真

2018.1.23 撮影

 「憾満ヶ淵」:日光を流れる「大谷(だいや)川」がいちばんの激流となる部分の流れで、その両岸には東大植物園と慈雲寺がある。これまで何度となく訪れているが、これほどきれいな雪景色はこれまで見た記憶がない。前夜来の大雪のおかげでよい記録写真を残すことができた。

 

慈雲寺参道の雪景色。両脇のツツジの枝についた雪の花がとてもきれいに目に映った。

 

 参道入り口の石仏

慈雲寺境内憾満ヶ淵沿いの道には通称「化け地蔵」(または「並び地蔵」)が並んでいる。

(*これまで何度も記事を書いて詳しく説明したので今回は写真だけです。) 

 

今回は自分の足跡だけなので並び地蔵前の道もすっきりした写真になった。


「霧降の滝」雪景色

2018年01月23日 | 写真

2018.1.23 撮影

 この冬は日光もこれまで雪が少なく、しばしばライブカメラで様子は見てきたが一面の雪景色というまでの積雪はなかった。昨日から今日未明にかけての大雪で関東地方全域がすっかり雪景色となっている。午前中に霧降の滝の駐車場へ向かった。レストランなどはすべて休業となっていたが駐車場までの道はきれいに除雪されていた。滝展望台への片道約300mの山道は雪が深く、三脚で支えながら一歩一歩慎重に進みなんとか無事に往復することができた。久しぶりに眺める「日本の滝百選」の霧降の滝の雪景色はとても美しく、ゆっくりと撮影を楽しんだ。 

手前のツツジの枝に雪がつき雪の花のようにきれいに目に映った。

 

展望台までの山道は踏み跡もなく30~40cm の深さの雪で覆われていた。


「前沢曲家集落」雪景色

2018年01月11日 | 写真

2018.1.10 撮影

 昨年10月26日の訪問時には、集落入り口の紅葉に包まれたこの水車周辺でゆっくり撮影を楽しむことができた。今回は雪が深くて近寄れず、道路脇の除雪された雪の壁越しに背伸びしてやっと一枚撮影することができたが、すぐ下の同じく水力で杵を動かす小さな「バッタリ小屋」は雪で隠れて撮ることができなかった。

 福島県南会津町「前沢曲家集落」は昨年10月26日に初訪問して今回が二度目になる。前回は南会津の紅葉最盛期で、前沢集落訪問後に桧枝岐まで車を走らせて思い出の写真をたくさん残すことができた。(*10月31日、11月2日記事更新)

 

 

 

 

 

 前沢集落には写真のような「曲家(曲がり家・曲り家)」造りの茅葺き屋根家屋が多く見られる。「曲家」といえば「南部曲家」(岩手県)をすぐに思い浮かべる。遠野には有名な曲家がある。これは大事な馬を人間と同じように扱って同じ屋根の下でいつも顔をあわせながら暮らせるように考案された建築様式だといわれる。二枚目の写真の看板には、江戸時代文禄年間に遠野の横田城主家臣がこの地に移り住んできたことにより、岩手からは遠く離れた南会津にこのような集落が生まれることになったということが記されている。

 

 

 

 

 

 塩原温泉郷を抜けて南会津へ向かう時には道の駅「番屋」にナビセットして立ち寄る。

地元産の蕎麦がおいしい。


「賽の河原」雪景色(1/9)

2018年01月10日 | 写真

 

 

 

 

 

  栃木県那須湯本「那須温泉神社」奥にある「殺生石史跡・賽の河原」訪問は今回で三度目になる。(*「千体地蔵」の写真は、去る11月28日、12月20日の更新記事にも掲載)。昨日9日は低気圧接近で強風が吹き荒れていた。師走に訪れた時よりも雪が深く、よく見ると首や肩まで雪に埋もれた地蔵もあちこちに見られた。三度目の訪問の記録として残しておきたいと思う。


「湯川」雪景色(奥日光)

2018年01月09日 | 写真

 

 「湯川」は栃木県奥日光最深部の「湯ノ湖」から「湯滝」、「戦場ヶ原」、「竜頭の滝」、「中禅寺湖」へと流れ、そして「華厳の滝」となり流れ落ちる。さらに一級河川「大谷(だいや)川」となって日光市内を流れ、やがて「鬼怒川」に合流し「利根川」となって太平洋に注ぐ。戦場ヶ原を流れる湯川には、いたるところに朽ちて倒れこんだ巨木が自然のままに横たわっている。その倒木からはまた新しい芽が出て育っている。西から進んでくる低気圧の影響で下界では雨模様となっているが、標高1400mの戦場ヶ原散策中に急に雪が降り始めた。

 やがて戦場ヶ原の彼方がかすんでしまうほどの雪になって倒木にも新雪が降り積もり、めったに出会えない景色が眼前に広がってきた。木道と両脇の積雪との境目がわかりにくく踏み外すとやっかいなことになる。足元に気をつけながら撮影を続けた。

 

 

 

        (2018.1.8 撮影)


奥日光「湯滝」

2018年01月02日 | 写真

 

 

 ほとんど雪が見当たらない日光市内を通り抜けて雪のないいろは坂を上がってきたので、奥日光がこれほど厳冬の雪景色になっていることは想像もできなかった。湯ノ湖畔も猛吹雪で、湖面の多くの部分は氷結していた。湯ノ湖の水が落差60mの湯滝となって流れ落ちる落ち口では、氷結部分が水辺から流れに向かってかなりせり出しているため狭い水路に集まった水が激流となって流れ落ちていた。急峻な滝の側道は雪が深くて入り込めず、はるか下方の滝見台にも人影は見当たらなかった。 (2017.12.30 撮影)


吹雪の湯ノ湖(奥日光)

2018年01月01日 | 写真

幸多き一年でありますように。本年もどうぞよろしくお願いいたします

          平成30年元旦(2018年)  たびびと

 

 2017年12月30日 撮影

 奥日光「湯ノ湖」のいちばん手前の狭い駐車スペースに入り湖畔に立った。外気温はマイナス6℃で、広い湖面のうちこの辺りはほとんど氷結して雪が積もっていた。猛烈な北風が吹き荒れて対岸もかすんでしまうほどの吹雪となっていた。湯ノ湖は標高1475mで、火山噴火の溶岩流による堰止湖である。 

 

 

 すこし奥まった位置に移動して氷結した湖面を見ると、薄い氷の部分と雪が積もった厚めの氷の部分とで湖面にはこれまで見たこともないような不思議な模様が描かれていた。おそらく二度と同じような模様を見ることはないだろう。年末の旅の忘れられない思い出の写真となった。