たびびとの写真帳

*小さな旅の思い出写真集*

旅先・散歩中の心に残る写真が中心です。
旅の思い出・滝・風景・花の写真など。

「伊豆半島ジオパークへ」ーV「踊り子歩道の滝景色」 

2023年03月10日 | 静岡県

 

「釜 滝(かまだる)」 

 

左上部分の崖に「柱状節理」模様が見られます。

 

*「浄蓮の滝」から「道の駅天城越え」を経由し上りが続きます。

標高 708m の「旧天城トンネル」 (=「天城山隧道」) に入りました。

 

*「天城山隧道(旧天城トンネル)」=「国の重要文化財指定」

「日本の道百選」 「日本百名峠」 に選ばれ、風景展望は格別。

 

*天城路ハイキング道筋には、川端康成・井上靖・梶井基次郎

 与謝野晶子・横光利一・島崎藤村・穂積忠が歩き著した作品に

 登場する名所や数々の文学碑を巡ったりの楽しみもあります。

 

 

 

「蛇 滝(へびだる)」

 

この「へびだる」 の 周囲の岩礁は

 まさに無数の柱をぎっしり立て並べたかのように見えます。

「柱状節理」だとすぐにわかる見事な眺めでした。

 

 

 

「蛇 滝」

 

 

 

「出合滝(であいだる)」

 

この滝周囲の岩壁もまた、ひと目で「柱状節理」とわかります。

はるか昔のどろどろの溶岩の流れが想像できるほどです。

 

 

 

「大 滝 (おおだる)」(高さ30m 幅7m)

 

河津七滝の中では最大規模の滝で見応えがあります。

この滝は大滝温泉「天城荘」旅館の敷地内にあって

滝前には露天風呂があり、宿泊客は無料で(立ち寄り客は有料)

滝を眺めながら入浴することもできるということです。(水着着用)

 

 

 

この大岩壁にも恐ろしいほど迫力ある 「柱状節理」 が見られます。

 

 

 

 

この滝前には「伊豆の踊り子」の踊り子と学生のブロンズ像があります。

滝は伊豆の踊り子が歩いた山あいの「踊り子歩道」で見られます。

*河津では「滝」を「たる」と読むことから「七滝=ななだる」となっています。

 

 

 

「初景滝(しょけいだる)」

多くの滝が連なる山あいの道筋はかなりきついコースで

足元には十分な注意が必要です。

 

 

 

「カニだる」

 

 滝周囲の「柱状節理」は「柱状」の模様がはっきりせず乱れています。

このような不規則な柱状節理の模様は珍しいでしょう。

 

 

 

花が少ない時期でしたが、道脇に「ミツマタ」の花が咲いていました。

 

 

 

「河津七滝七福神」

 

「河津七滝」には滝前に「七福神」が祀られています。

「滝と七福神めぐり」を同時に楽しむのもよいでしょう。

 

河津町にはこれらの滝以外にもいくつか滝があります。

(*「二階滝」「平滑の滝」「美滝」「竜姿の滝」)

紅葉の季節にもぜひもう一度このコースを歩いて

多数の滝を心を込めて撮影したいと思っています。