たびびとの写真帳

*小さな旅の思い出写真集*

旅先・散歩中の心に残る写真が中心です。
旅の思い出・滝・風景・花の写真など。

千葉公園の「大賀ハス」が見ごろです。

2020年06月27日 | 植物・花



1951年(昭和26年) 千葉市内の東大検見川農場内で
大賀一郎博士チームにより約2000年前の地層から
古代ハスの種子が二粒発掘された。

やがてJR千葉駅から近い千葉公園内の池で最初に花を咲かせ
以来国内、また海外各地に分根され愛され続けている。

「千葉県の天然記念物」、「千葉市の花」に指定されている。
(*千葉公園では例年6月下旬から7月中旬頃まで見ごろになります。)



















大賀ハスは「三日花」。 開花四日後には花びらが散ってしまう。




ハス池近くの花壇に咲く「紫君子蘭(アガパンサス)」

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雨のアジサイ園散歩

2020年06月23日 | 植物・花



天気予報どおりに朝から雨の日に袖ヶ浦公園にでかけた。
広い駐車場にはほんの数台の車しか見えなかった。
駐車場脇から丘の上へと続くアジサイの散歩道がある。
大きめのビニール傘をさして歩き始めた。

見ごろを迎えたアジサイは雨の日には特に美しい。
花びらや葉についた大きな雨粒が光っていた。
時おり辺りに霧がたちこめて夢中でシャッターを切り続けた。




















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入梅 2020/6/11

2020年06月15日 | 植物・花


雨に濡れたアジサイ(6/13千葉市都市緑化植物園にて) 

 関東地方は先週11日に平年より3日遅く梅雨入りしたと発表された。
千葉市では11日と12日は雲は多かったが雨は降らず
13日土曜日になって初めて入梅らしい雨が一日降り続いた。
園内のまだつぼみの多いアジサイはしっとりと雨に濡れていた。
(*写真のガクアジサイの品種は「墨田の花火」)



「フェイジョアの花」

この植物園では梅雨の時期にめずらしい花を見ることができる。
駐車場から管理棟・庭園へと向かう道の左脇の垣根には
このフェイジョアの花木が植栽されている。

 「フェイジョア」:フトモモ科の常緑低木で熱帯性果樹。南米ウルグアイ、パラグアイ、ブラジル南部原産。ニュージーランドが最大の産地でオーストラリア、アメリカ、イスラエルでも庭木や公園樹として人気が高い。

 夏に写真のような径4㎝ほどの花を咲かせる。芳香はないが花弁に甘みがあり小鳥が好む。緑色の果実は香りがよく、生食も可で、ジャム、ゼリー、ヨーグルト、アイスクリーム、果実酒などに加工され利用価値が高い。
また果実を乾燥させて作る「フェイジョアティー」も広く飲用されている。



「オニバス(鬼蓮)の若葉」

 「オニバス」はハスの一種で葉の表面に鋭いトゲが生えている。
やがて鮮やかな紫色をした花を咲かせる。



雨に濡れる真っ赤なバラ



蓮の仲間の水生植物「コウホネ」の黄花が一輪咲いていた。



「ノリウツギの花」

 「ノリウツギ」(糊空木):樹液を和紙をすく際に糊として利用したことからこの名がつけられた。アジサイ科の落葉低木で樹高は2~5mほど。枝先に円錐形の花房をつける。白い小さな両性花が多数咲いてその中には4枚の花弁を持つ装飾花が混じって咲いている。
 北海道から九州まで分布し、山地の林縁などに自生する。



ビヨウヤナギ(美容柳)の花



日当たりのよい場所で早くもほぼ満開になったガクアジサイ

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植物園散歩

2020年06月07日 | 植物・花


「ヒツジグサ(未草)」(以下千葉市都市緑化植物園にて撮影)

 ヒツジグサは日本原産で6~9月にかけて花を咲かせる。
スイレン科スイレン属の水生植物

沖縄県以外の全国に分布し小さな池や沼に自生する。
その名は未の刻(午後2時頃)に花が咲くことからつけられた。

 スイレン(睡蓮)との違いでいちばんわかりやすいのは
ヒツジグサは花弁の色は白一色で花径は3~7㎝と小さい。

スイレンの花は白、赤、ピンク、青紫、黄色などと多彩で
花径は10㎝を超えるものが多く、また園芸品種が多い。

 ヒツジグサは白い小さな花も葉も水面に浮かんでいるが
スイレンは成長すると茎が水面上に立ち上がり
葉もヒツジグサの葉と見比べると分厚く大きい。



「ビヨウヤナギ(美容柳)」

 中国原産で「オトギリソウ科オトギリソウ属」の落葉低木。
初夏になると多くの長い雄しべが目立つ黄色の花を咲かせる。
「美容柳」はその花の美しさを讃えてつけられたものといわれる。




「キンシバイ(金糸梅)」
 
 「ビヨウヤナギ」と同じ季節(6~7月)に咲く黄色の花。
どちらもやや垂れ下がった長い枝にたくさん花をつける。
離れた位置から見るとどちらの花かよくわからない。

 同じく「オトギリソウ科オトギリソウ属」の低木だが
ビヨウヤナギと比べて花の形が「梅」の花に似ていてる。
近づいて見ると雄しべもごく普通の長さになっている。

「ビヨウヤナギ」の長い雄しべが「金色の糸」にも見えることから
同じ庭園で両方を見かけると二種を見分けるのに迷うこともある。



「テッセン(鉄線)」
 
 別名の「クレマチス」のほうがなじみやすいかもしれない花で
北半球に分布する「キンポウゲ科センニンソウ属」のつる性植物。

とりわけイギリスではつる性植物の女王と呼ばれ
バラと並んで夏を代表する花の一種となっている。

 春から秋に「鉄線・はりがね」のような細く長いつるを伸ばし
支柱や金網に巻き付いてとてもよく目立つ花を咲かせる。

つるの形状から花の名がつけられた植物はとてもめずらしい。
花の色も形もいろいろで八重咲もあり、変化に富んでいる。

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紫陽花にベニシジミ  6/1

2020年06月02日 | 写真



 紫陽花の花が楽しめる季節。雨模様の予報が出ていた昨日
近くの植物園を散歩した。たくさんの花房がほんのわずかずつ
淡いブルーやピンク色に色づき始めていた。

 最初はすべて白っぽい花びらが、日当たりのよさそうな位置から
徐々に色づく様子が見られる。その淡い色彩がとても美しい。







 目の前を鮮やかな紅色の蝶が舞って通り過ぎて
すこし離れた色合いがまだとても淡い花房にとまった。

驚いて逃げないように気をつけながらそっと近づいて
カメラを構え何度かシャッターを切ることができた。
一目見ただけで種がわかる蝶の中では
モンシロチョウと同じくらいよく見かける種だと思う。

 「チョウ目チョウ科ベニシジミ」:日本全土に分布し
平地から高山までいたるところでよく見かける種で
姿は小さく可憐で翔の紅色が美しい。
翔を広げた長さはほんの1~2㎝ほどで動きが速い。

日本の蝶類の中では最も産卵期が長く
成虫は3月から11月まで見ることができる。

成虫は花から花へと飛び回り蜜を吸う。
幼虫は冬の間タデ科の草を食べて過ごす。

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