たびびとの写真帳

*小さな旅の思い出写真集*

旅先・散歩中の心に残る写真が中心です。
旅の思い出・滝・風景・花の写真など。

新しい年がよい一年でありますように!

2014年12月28日 | 日記




 平成26年も残すところあとわずかになりました。今年一年たくさんの方々のご訪問をいただきましてありがとうございました。新しい年が皆様にとりましてよい一年でありますよう心よりお祈り申し上げます。

  来年もまたどうぞよろしくお願いいたします。

 写真は本日12月28日、千葉県成田市成田山新勝寺における恒例の「納め札お焚き上げ」の様子を撮影したものです。カメラを構えながらも敬虔な気持ちになって暮れのひとときを過ごすことができました。

「千葉ポートタワーCサイドクリスマス」(千葉市)

2014年12月24日 | 写真








 「千葉ポートタワーC サイドクリスマス」のイベントは25日24時まで続きます。昨夜はクリスマスイルミネーションの灯ったポートタワーのすぐ脇の浜辺から花火が打ち上げられ、タワーのガラスの壁面に映り込む花火を楽しみながら撮影もすることができました。毎年恒例のイベントになっていて連日多くの人出で賑わっています。(花火は昨夜だけです。)

 千葉ポートタワー:1986年6月15日(県民の日)にオープン。千葉県民500万人到達記念に建造された。高さは約125mで最上部4階に展望室、3階にはカフェが設けられている。一階は多目的スペースで売店、ギャラリー、談話コーナーがある。

     *ホームページ: http://www.chiba-porttower.com

花の美術館のクリスマス(千葉市)

2014年12月21日 | 写真

           







                     「うさぎの花屋さん」






                  シクラメン「ラブキャンドル」



 冬咲きクレマチス「シルホサ」:夏咲きが普通に見られるが冬咲きは比較的珍しい。「蔓性植物の女王」と呼ばれるクレマチスの花ビラが散ると綿毛のように白いふわふわの雪のような姿になる。(写真では右上の花から下方の初期の綿毛、そして奥に見えるふわふわの雪のような綿毛になり種子が風で飛ばされていく。) 



            寒咲きハナナ(花菜)「春雷」(*菜の花は千葉県の「県花」)

 千葉市稲毛区の「山陽メディアフラワーミュージアム」(旧称「千葉市花の美術館」)には連日多くの人が訪れている。館内アトリウムガーデンではクリスマスム-ドいっぱいの「小さな森のクリスマス」の企画展示が楽しい。たくさんの種類のポインセチアとシクラメンを中心にかわいらしい色とりどりの冬の花が目を楽しませてくれる。イベントもいろいろ用意されている。前庭には早くも寒咲きの菜の花が咲き始め、フェンス沿いには冬咲きクレマチスの白い花が咲いていた。隣接のレストランが休業中なのはちょっと寂しいが、ゆっくりと心休まるひとときを過ごすことができる。

    *ホームページ*   http://cga.or.jp/flower/  


丸の内のクリスマス(東京駅前)

2014年12月18日 | 写真

         





         





         


 東京都内で開催中の写真展をいくつか訪ねた後、ふと思い立って丸の内オフィス街のクリスマスイルミネーションを見て歩くことにした。今年はディズニーとコラボの装飾・イルミネーションが楽しいという記事をどこかで読んだことがあった。
 一枚目の写真は丸の内JTタワー「KITTE」内のクリスマスツリーで高さは実に14.5m。
二枚目以後は、東京駅丸の内口前に並ぶ「丸ビル」、「新丸ビル」、「OAZOビル」を歩きながら撮影した。何もこまかな説明などいらないと思う。

 (*歳末のとても忙しい時期にイルミネーションなどとても見に行けないという方のために
5枚だけアップしてみました。*)


氷雨

2014年12月12日 | 写真









 この冬は例年よりも寒波がきびしいような気がします。温暖な房総半島でも空っ風がとても冷たく、外出時はもう真冬のような格好になっています。

*一枚目の写真:つい先日の雨の日に「サンシュユ」の赤い実がまだ残っているのを見つけて、散歩用のカメラで撮影したものです。氷雨に打たれていかにも寒そうで、大きな雨粒がぽたぽたと続けて落ちていました。三月になるとまた黄色い花の撮影もするので、この木はずいぶん長い期間楽しませてくれるありがたい存在となっています。

*二枚目の写真:少し前の記事で「こもれび」をあびて光る姿をアップしたばかりの純白の早咲き日本水仙「タゼッタ」が、雨に打たれてうつむいていました。こんな姿も愛らしくてしゃがみこんでゆっくり撮影した一枚です。

 今週末からの寒波では、雪国や西日本、それに北関東の山間部でも相当な積雪の心配があるとの予報が出ています。徳島県ではすでに大きな雪害が発生していますが、なんとかこれ以上大きな被害が出ないように祈るばかりです。被災地の皆様には心からお見舞いを申し上げます。

川廻しの滝(濃溝の滝)

2014年12月09日 | 写真

            



 前の記事の「豊英の滝」と同じくこの滝も千葉県君津市の山あいの滝で「濃溝洞窟の滝」の名がつけられている。豊英の滝は自然の滝だがこの滝はいわゆる「川廻し」の滝である。
「川廻し」とは、その昔(近世~明治)農業・林業用地を拓く際に、山間地などで崖を掘りぬいて蛇行している流れをまっすぐにして用地を増やす工事のことを言う。その人工の「洞窟」の中を流れ落ちる水流にその土地の名などを冠して「○○の滝」と名づけたものが「川廻しの滝」と呼ばれている。
 特に房総丘陵にこの種の滝が多く、昔の記録では450ヶ所以上で工事が行われたという。一世紀以上の時の流れを経て、これらの「滝」は大自然に囲まれて自然の滝と見間違えるほどのものがある。
 この「濃溝洞窟の滝」は他の房総の滝と同様に水量が少ないことが多いが、雨の後には写真のように滝らしい姿に変身する。この写真を撮影した日の前夜まで二日間雨が降り続いていたため、いつもはなかなか見られない豊かな水量となっている。この種の滝の「生い立ち」からすると共通点は落差が乏しいことである。この写真は「滝」の部分を強調するため周囲の洞窟部分はカットした構図となっている。
 地元の人たちはこの滝をとても大事にしていて、いつもていねいに周辺の環境整備を続けている。よく観察するとこの滝は3段になっていて二段目の滝つぼと岩盤の部分が大きな「亀」の姿に見える。写真のように洞窟の奥の紅葉が映りこんで黄金色に光ることがあることから「黄金の亀のいる洞窟の滝」として、幸運を呼ぶいわば民間信仰のスポットにもなっている。滝前の崖の上には、地元の人たちが設置した「幸運の鐘」があり、訪れる人たちはこれを打ち鳴らして幸運を祈っている。その脇には詳しい案内印刷物も置かれている。場所は文章では説明しにくいが「濃溝洞窟の滝」でネット検索すればわかりやすい。(注:前の記事と同じく初冬の風景なのに滝の脇の樹木が季節感に乏しいのは、左は常緑樹、右は深い谷間で日当たりがわるく落葉樹の紅葉が遅れているため。「黄金の亀」の紅葉の映り込みで季節を表している。)


初冬の渓流(千葉県)

2014年12月07日 | 写真









 君津市の山間部に簡単には近づけない「秘境」の滝がある。この滝の撮影にはちょうど三年前から通い始めた。房総南部の山あいは夏場は山ビルが多いことで知られている。ヒルよけの知識がなければ気軽には入り込まないほうが賢明である。これは鹿やイノシシが多いためだと言われている。かなり以前から関東甲信越などの山あいの情報をネット検索しているうちにこのことがわかり、夏場は避けて早春の新緑の季節と晩秋から初冬にかけての紅葉の季節以外はあまり深入りしないようにしてきた。幸いそのほうが写真撮影にはありがたい季節で助かっている。

 
 写真は二枚とも君津市豊英(とよふさ)の渓谷にある「豊英大滝」で撮影したものである。この滝は「清和県民の森」の奥深いところにある。その名を入力してネット検索すれば位置はすぐわかる。広大な県民の森入り口に詳しい案内板(地図)がある。この滝への道は滝の姿がまだ見えないところまでで、その後は50m以上は沢に入って歩くため長靴を用意してでかけたほうがよい。

 滝の周りの紅葉は初冬だというのにまだ緑が多かった。深い谷間なので日当たりがよくなくて二枚目の滝脇の紅葉がきれいになるのは12月中旬頃ではないかと思われる。谷間の上のほうには朝日が差して暖かそうで、その日当たりのよい部分の鮮やかな紅葉の色が滝下の水面に映りこんでいた。       

MIDTOWN CHRISTMAS 「スターライトガーデン2014」

2014年12月05日 | 写真





六本木東京ミッドタウンの今年で8回目のMIDTOWN CHRISTMAS「スターライトガーデン2014」。約18万個のLEDの光は星の輝きが銀河を飛び越え無限に広がっていく壮大な宇宙旅行をイメージさせてくれます。

 *開催場所:六本木東京ミッドタウン芝生広場(東京メトロ日比谷線・大江戸線「六本木駅」から徒歩約7分)
 *期間:12月25日まで  *点灯時間:17:00~23:00

これから最終日25日まで周辺はたいへんな混雑となりますが、点灯開始時刻の17:00より早めに芝生広場の周囲で場所を確保するとゆっくりと楽しむことができます。他にもミッドタウンガーデンの道筋のイルミネーション、すぐ脇のガレリア内吹き抜けの「ダイヤモンドダスト」、ガレリア1Fの「サンタツリー」などが目を楽しませてくれます。夜遅くまで点灯しているので、勤め帰りにでも立ち寄ってみてはいかがでしょう。

他にも都内ではいろいろな場所で美しいイルミネーションを楽しむことができます。「東京都内イルミネーション2014」と入力してネット検索すると簡単に見つけることができます。 

早咲き水仙

2014年12月02日 | 日記




 
           *「タゼッタ」:「ニホンズイセン」の原種。早咲き品種。
                       

2014/12/2: あっという間に師走に入りました。今日は北国や西日本、日本海側各地、さらに北関東山あいでもかなりの雪になるという予報になっています。それでも房総では北風はやや強いものの今日は朝から青空が広がっています。気候温暖な房総では紅葉は関東でもいちばん遅く、例年今頃が紅葉の見頃で、養老渓谷にはツアーバスも連日集まってたいへんな混雑になっています。もうしばらくは紅葉の見頃が続くでしょう。

 また房総南部の鋸南町には日本有数の水仙郷があり、江戸時代から日本水仙が出荷され続けてきました。早咲きの「日本水仙」は12月始めごろから咲き始め、正月前から「水仙祭り」も始まって多くの観光客が集まります。早咲きニホンズイセン(日本水仙)は写真の白一色の小さめの花は比較的珍しく、白と黄二色、あるいは黄色一色のものなどは普通によく見られます。
                   (2014/11/30 早朝  千葉市都市緑化植物園にて撮影)