芙蓉の名残花

フヨウ（芙蓉）の「名残花」(「終花」)と実

「フヨウ」：アオイ科フヨウ属の落葉低木で樹高は2～4ｍ。

中国、日本に自生し開花時期は7月～10月。

実は毛に覆われ中には多数の種子が入っている。

　花が終わった後も写真のような姿で長く鑑賞できる。

とても趣のある姿で「名残花」「終花」と呼ばれ

　種子が落ちた後もそのまま野辺や自宅で楽しめる。

（＊緑の葉はフヨウの枝にからんだ蔦の葉）

　＊花言葉：　「繊細な美」「しとやかな恋人」

＊ピンク色のボケはサザンカの花

反り橋の小さく見ゆる芙蓉かな　　　夏目漱石

草とって芙蓉明らかになりにけり　　河東壁悟桐

「ソシンロウバイ」(素心蝋梅) 開花

「ソシンロウバイ（素心蝋梅）」

ロウバイ科ロウバイ属の落葉低木で高さは2～5m

中国原産で江戸時代初期に渡来した「ロウバイ」の変種

一般的に好んで栽培されるこの種は花弁全体が黄色で

蝋のように透き通った花はよい香りを放つ。

基本種の「ロウバイ（蝋梅）」は内側の花弁が茶褐色で

「ソシンロウバイ」とは一目で見分けができる。

花言葉：「ゆかしさ」「慈しみ」

1月2日、1月21日の誕生花

毎年正月には決まって千葉市内の「県立青葉の森公園」と

「千葉市立都市緑化植物園」へ花の咲き具合を見にでかける。

いすみ海岸雀島の夜明け

2021.1.1 千葉県いすみ市海岸線「雀島」前にて

日の出時刻一時間前にはもうたくさんの車が堤防沿いに

並んでいた。県外ナンバーの車も多く見受けられた。

空には雲一つなく初日の出絶好の撮影チャンス！！

誰もがきれいな初日を期待していたが、東の空が明るくなると

水平線上に黒い雲が見え始めた。一斉に悲鳴が上がった。

なんといういじわるな雲の帯だろう！

これではきれいな日の出撮影にはなりそうもない。

写真手前から右奥の堤防まで三脚が並んでいたが

天気予報が「快晴」だっただけに

みんなずいぶんがっかりしたことだと思う。

初日は間もなく小さいほうの島の上に上がってくる。

がっかりして早めに車に引き上げる人の姿もみられた。

しばらくは朝日を浴びて輝く波の撮影練習を続けた。