たびびとの写真帳

*小さな旅の思い出写真集*

旅先・散歩中の心に残る写真が中心です。
旅の思い出・滝・風景・花の写真など。

菜の花畑を走る列車

2017年03月31日 | 写真

 

 千葉県夷隅郡大多喜町石神の広大な「菜の花畑」とその中を走る「小湊鉄道」の列車の眺めを楽しみに毎年この時期には多くの人々が集まる。鉄道ファンや写真愛好家だけではなく家族連れなどでも連日にぎわっている。場所はJR五井駅始発の小湊鉄道「上総大久保駅」と「養老渓谷駅」の間で、養老渓谷駅からは徒歩で15分ほどの位置になる。以前は駐車場もなくシーズン中はたいへん混雑していたが、今では道脇に広々とした無料駐車場も整備されている。小湊鉄道ではいろいろなイベント列車の運行も行われるが、現在新しくトロッコ列車も運行され人気を呼んでいる。各無人駅も地元の人々の努力で守られていて、歳末のイルミネーションや菜の花畑の管理をはじめそのご苦労はたいへんなものだと感じる。(2017.3.28 撮影)

 

 

 

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春の雪

2017年03月28日 | 写真

  つぼみがふくらんだカタクリも春の雪と氷雨に打たれて震えていた。

 昨日千葉市内では今年初めての積雪となった。市内中心部では明け方まで雪が舞う程度だったが、東方の郊外へすこし車を走らせると、辺りは雪景色になっていた。他でも県内内陸部ではあちこちで積雪が見られたというニュースも流れていた。予定していた県外への撮影旅行は北関東の大雪予報がほぼ確実だったため取りやめていたので、めずらしく千葉市内で雪中の春の花を撮影することが出来た。

 また栃木県那須高原での高校山岳部雪山訓練中の遭難事故のニュースにもずっと釘付けになり心が痛み沈み込んでいる。昨日は春の暴風雪で雪崩の危険もある最悪の気象条件だったと思う。死者8人、重軽傷者40人・・・

            心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。

 

「フキノトウ」も千葉では雪を見ることはほとんどない。 

 

 「レンギョウ」と背後に見えるのは「コブシ」の花

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栄福寺の枝垂れ桜(千葉市)

2017年03月28日 | 写真

 

 

2017.3.24  千葉市若葉区栄福寺の枝垂れ桜

 

 例年ソメイヨシノよりも一週間から10日早く栄福寺境内の枝垂れ桜が見頃になる。今年もやはり予想通りに24日にはほぼ満開になっていた。20台くらいは入る駐車場もこの時期にはいつも満車になるほど混みあう。千葉市内ではよく知られた桜で訪れる人が多い。24日にはまだ花びらは一枚も散ってはいなかったが、昨夜からの花散らしの風雨と春の雪でかなり散ってしまったかもしれない。

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「ヒメリュウキンカ」

2017年03月27日 | 写真

 

  

 「ヒメリュウキンカ」(姫立金花):キンポウゲ科キンポウゲ属の山野草。原産地はヨーロッパで日本へは園芸用として渡来したものが野生化した。山地の林に自生する。草丈は5-20cmで花径は2-3cm。2月~3月にかけて光沢のある黄色い花をたくさん咲かせる。一枚目の写真のように日差しを浴びると花が金色に光ってまぶしい。和名は花が一見「リュウキンカ」(立金花)に似てはいるが小型であることから「姫」を冠してつけられた。

 千葉市中心部「県立青葉の森公園」の「渓流園」入り口付近に咲いているのを数年前に見つけた。それ以来毎年この時期にはカメラを持って散歩に出かけている。毎年少しずつ花が増えているように思える。これまでのところ他の場所ではこの花を見たことがない。

 *4月8日の誕生花 *花言葉:「あなたに会える幸せ」「会える喜び」

 [参考]:「リュウキンカ」(立金花)はキンポウゲ科リュウキンカ属で属名が異なり、茎が立ち上がって草丈は50cm前後と高く、花期も3月~7月で「ヒメリュウキンカ」とは別の植物。沼地や湿地に生育し、たとえば白神山地や尾瀬などで水芭蕉の咲く頃に同じ場所でその黄色い花が多く見られる。

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ヒヨドリ

2017年03月26日 | 写真

 

 「ヒヨドリ」:スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属の野鳥で体長は約27cm、体色は地味な灰色でクチバシは黒い。雌雄同色。北は北海道から小笠原や琉球列島など大小離島も含めて日本全国に生息する。寒くなると国内で北国から南の島へ群れをなして渡る。人里でもごく身近に見られる野鳥で、特に冬場になると毎年にぎやかに「ピーヨ」「ヒーヨ」という甲高い鳴き声を響かせながら飛び回っている。この鳥の和名はその鳴き声に由来するともいわれる。小さな庭の小さな赤い実も毎年忘れず食べに来る。メジロなどを追い払っているようにも見える。昆虫や虫のほかに木々の実、花の蜜を好む。

 千葉市内中心部の県立青葉の森公園内を散歩中に、淡い紫色がかったコブシの花が見頃の高い枝に止まり、コブシの花びらをクチバシでちぎって食べているところを連写した。富山県栃波市の「市の鳥」に指定されている。

    ひよどりの こぼし去りぬる 実のあかき   与謝蕪村

    ひよどりの 声ばかり也 箱根山       正岡子規

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「カラスノエンドウ」と「ユキヤナギ」

2017年03月24日 | 写真

2017.3.22 千葉市「県立青葉の森公園」にて

 

 三月も下旬となり東京都では桜の開花を判断する「基準木」に5輪の開花が確認されて全国で最初に開花宣言が出された。九州や四国より早く東京で開花宣言が出されるのはとてもめずらしい。たしかにこのところ昼間は気温もゆるみ、まるで春の陽気を感じさせる温かさが続いている。反面、連日朝夕の気温は一桁で防寒対策は欠かせない。早朝の散歩もまだまだ軽装ではとても出かけられない。

 自宅からは早足で20分ほどの千葉市中心部の「県立青葉の森公園」もカメラ散歩コースになっている。桜の前に楽しむことができる花木としては「モクレン」と「コブシ」が今花盛りで、朝のまぶしい光を浴びて純白の花が輝いている。また早春の花を探しながら広々とした園内を歩きまわるのが楽しい。「青葉ヶ池」の周りにもいろいろな花が咲いている。真っ白に光っているユキヤナギに近づいてカメラを構えた。よく見るとその合い間にかわいらしいピンクのカラスノエンドウの花がたくさん咲いていた。

 「カラスノエンドウ」:本州から沖縄、ユーラシア大陸に分布するマメ科ソラマメ属の野草。空き地、畑、道端などいたるところに密生する。その可憐な花はエンドウマメの花とそっくりだ。その若芽と花、それにサヤエンドウの小型のような若いサヤを摘んで生のまま天ぷらにするとマメ科特有の風味がして美味しいらしい。ぜひ一度試してみたいと思う。

 「ユキヤナギ(雪柳)」:バラ科シモツケ属の落葉低木で日本・中国原産。とても丈夫で病害虫がつきにくい。枝垂れた純白の花が美しい。別名「コゴメバナ(小米花)」

    井戸ばたに こぼれて白し 小米花     正岡子規

    雪柳 雪のごとくに 夜は明くる         山口青邨

    こぼれまた こぼれさそひて 小米花      鷹羽狩行

    山吹の 垣うら白し 小米花             正岡子規

    母の忌や 名残りの花の雪やなぎ         鷹羽狩行                                                              

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「シュンラン(春蘭)」

2017年03月22日 | 写真

(2017.3.19 千葉県佐倉市坂戸 DIC川村記念美術館庭園にて)

 

  「シュンラン(春蘭)」: ラン科シュンラン属の山野草。日本、中国原産。代表的な日本の野生らんで草丈は10~30cm。開花は3月~5月ごろ。北海道から九州まで分布し、比較的人里に近い林の中でひっそりと春を待ち、地味な淡い緑色の小さな花を咲かせる控えめな姿が好まれ園芸種を育てている愛好家が多い。ウェブ図鑑で調べてみると「じじばば」「ほくろ」という植物にしてはきわめて珍しい別名があるが、これについてはほとんど説明がなく由来はわかりにくい。シュンランの花は普通一本の茎に一つだけ咲くが、このシュンランは一本の茎に二つの花を咲かせている。この種の株はごくまれにしか見られないという。また一つこの庭園の見所が増えたことになる。来春も楽しみにしてメモと写真を残しておきたいと思う。川村記念美術館庭園には数年来かなり頻繁に通っているが、シュンランを見つけたのはこれが初めてで驚いた。あちこち見回したがただ一株だけしか見つけられなかった。

 *花言葉:「気品」「清純」「控えめな美」「飾らない心」

  日本で最も愛される野草の一種であることが花言葉からもわかる。

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植物園散歩 3/18

2017年03月21日 | 写真

 「ネコヤナギ(猫柳)」:ヤナギ科ヤナギ属の落葉低木で雌雄異株。山野の水辺に自生し2月になると銀白色の花穂をたくさんつける。3~4月に開花し写真のように花穂からシベが顔を出す。花穂は雄株のほうが雌株より大きい。「ネコヤナギ」の名は、銀白色でふさふさの花穂を猫の尻尾に見立ててつけられた。ピンク色の花穂もたまに見かけることがある。

      *花言葉:「自由」「思いのまま」「率直」(猫の性格を思わせる花言葉)

 

 

       「スハマソウ」(洲浜草):ユキワリソウ(雪割草)の一種

        (*3/5更新記事にも「雪割草」写真掲載してあります。)

 

        「サンシュユ」の花(再掲):そろそろ花も終わりに近づいている。

 

 「ユキワリイチゲ」(雪割一華):キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。草丈は20~30cm。花の色は白、淡い紫色。花びらは8~12枚。「雪割」は「雪割草」と同じく早春の花の一つの意味で、「一華」は「イチリンソウ(一輪草)」に似て一本の茎に花が一輪咲く意味を表す。日本固有種で貴重な山野草。

 

 「シナマンサク」(再掲):すこし前に掲載した写真よりもこの写真のほうが特徴がよくわかる。「シナマンサク」は枯れた葉がいつまでも枝に残っているが普通の黄花の「マンサク」は落葉して黄色い花だけになっているので一目で見分がつく。ほかに紅色の花を咲かせる「ベニバナマンサク」もある。   (千葉市都市緑化植物園にて)

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一枚の写真・・・旅の思い出

2017年03月20日 | 写真

 

 3月中旬で気温がゆるんだせいかこの小さな沼の水面には氷結はまったく見られなかった。幸いこの沼の周囲には踏み跡が多く山側を除いて1/3周くらいは歩くことができた。入り口からかなり進んでふと水面を見ると、小さな中の島の上に残雪が積みあがっていた。最初はカメラを向ける気はしなかったが、だんだんと想像がふくらんでこの残雪の形がどうしても人間の横顔に見えてきた。おもしろい自然の造形で、大きなやさしい目、鼻、口、顎、それに頭の部分もなかなかよく形が整っている。結局カメラを構えて数枚撮影した。これも旅の思い出に残しておきたい一枚になった。
               (2017.3.14 福島県裏磐梯にて)  
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裏磐梯の雪景色 3/14

2017年03月19日 | 写真

  福島県は千葉から見れば北国になる。同じ福島県内でもよく耳にする「浜通り」「中通り」地方では3月になるとあまり雪景色は見られないが、海辺からは遠く離れた裏磐梯ではまだ冬の最中のような景色が広がっていた。「磐梯東都バス裏磐梯高原駅」のバス停標識も建物もすっかり深い雪の中で立ち入ることはできなかった。

 

 

 冬場はスキー客やワカサギ釣りなどの客を除いてはやはり観光客も少ない。新緑や紅葉の季節のようにどこへ行っても観光客やカメラマンであふれている時期と比べるととても静かだ。この建物は裏磐梯物産館の一部で、食堂、無料休憩所などがありシーズン中はにぎわうが、冬季休業中で広い駐車場にも車は一台も見えなかった。 


  裏磐梯には300以上の湖沼があるが、その中では最大の「桧原湖」も見渡す限り全面氷結していた。ここでは冬場もワカサギ釣りやスノーモービル氷上遊覧の客が集まるが、この日は週日で閑散としていた。氷結した湖上にはスノーモービルのシュプールやワカサギ釣り用のハウスやテントが見える。

 

 裏磐梯でよく知られた撮影スポットはたくさんあるが、ほとんどの場所がまだ深い雪で閉ざされていて容易には近づけない。地元の方の話では雪解けの時期は5月の連休明けの頃で、新緑が楽しめる時期は5月下旬から6月にかけてということだ。緑豊かで花も咲き乱れる6月以後と10月中旬ごろからの紅葉の季節が裏磐梯がいちばんにぎわう時期になる。

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冬の蔓紫陽花

2017年03月18日 | 写真

 

 「蔓紫陽花」:日本原産のアジサイの一種。花は「ガクアジサイ(額紫陽花)」に似ている。装飾花(ガク)のガク片(花弁)は4枚。山間部の木々にツタのように巻きついて見上げるような高さまで上がり夏に涼しげな白い花を咲かせる。裏磐梯では6月下旬から7月にかけて道脇や林の中で多く見られる。またヨーロッパでは園芸用としても好まれている。

  雪深い裏磐梯を散策中に足元の雪の上に枯れたアジサイを見つけた。これはどう考えても深くて重い雪の下からのぞいているとは思えない。ふと見上げると、高い木々の枝に「ツルアジサイ(蔓紫陽花)」がからんでいて枯れた花枝がたくさん垂れ下がっていた。冬枯れの紫陽花は高い木の上から落ちてきたものだった。   

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氷 紋

2017年03月17日 | 写真

2017.3.14 撮影(モノクロ写真) 

 降りしきる雪の中を散策中に道脇の小さな沼のほうに向かう踏み跡が見えた。雪の深さを確かめ足元に気をつけながらその踏み跡をたどり水辺に近づいてみると・・・なぜか沼は全面氷結ではなく水面の一部に氷が張っていた。そしてその氷にはこれまで一度も見たことがない不思議な紋様が見られた。氷紋にはさまざまな形があることは知っていたがこれはとてもめずらしい。この光景に出合えたのは幸運というしかない。夢中になってシャッターを切り続けた。3月中旬とはいえまだまだ雪深い裏磐梯への旅の大事な記録写真になった。

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裏磐梯から見た「磐梯山」

2017年03月16日 | 写真

 

 

   福島県耶麻郡猪苗代町・磐梯町・北塩原村にまたがる「磐梯山」の眺めはどの方角から見ても雄大で美しい。地域の象徴的存在として「会津磐梯山」「会津富士」とも呼ばれている。明治21年(1888年)の大噴火によって、裏磐梯(北塩原村)には五色沼、桧原湖をはじめ大小あわせて300以上もの湖沼群が形成され、四季を通じてすばらしい大自然に包まれる一級観光地となった。頂上部には「磐梯山(1816m)」「櫛ヶ峰(1636m)」「赤埴山(1430m)」の三つの峰があるが、それらを一つにまとめて「磐梯山」(標高1816m)と呼ばれ「日本百名山」の一つになっている。

  写真は裏磐梯(磐梯山の裏側=北側)から見て右が主峰の「磐梯山1816m」、左が「櫛ヶ峰(1636m)」)で「赤埴山」は主峰の奥(南側)に隠れていて見えない。(2017.3.13 撮影)

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シラサギ (白鷺)

2017年03月12日 | 写真

 

 「シラサギ」(白鷺)の仲間ではダイサギ、チュウサギ、コサギ がよく知られている。なかでも「コサギ」はこれら三種のなかではいちばん小型ですっきりとしたきれいな姿をしている。コサギは季節を問わずクチバシと脚は黒色で足の指が黄色なのが特徴で、写真のように後頭部に冠羽(冠毛)があるのでわかりやすい。図鑑などには冠羽は夏に見られると書いてあるが、まだ春先なので不思議に思い時間をかけて調べてみると、たまに冬でも冠羽がついている鳥もいるのだそうだ。今日はかなりめずらしいコサギに出合ったことになる。

 いちばん大型のシラサギが「ダイサギ」、中型が「チュウサギ」だが、ともにクチバシは冬には黄色で夏には黒色に変わる。厳密に言うと他にも季節によって色が変わる部分があるので複雑でとても覚えきれない。「コサギ」をしっかり覚えて他は体の大きさの順でだいたいわかればいいのではないかと思ったりする。

 

 千葉市中心部の千葉公園散歩中に大賀ハス池の中にシラサギがいたのでしばらく観察していた。近づいてもまったく逃げたりせずひたすらエサを探していた。三枚とも「コサギ」であることはまちがいない。クチバシも脚も黒く後頭部には冠羽が見える。二枚目と三枚目は別の鳥だがどちらも一瞬の早業で獲物を捕らえた。鳥の撮影は難しくてこれまであまり経験したことがないが、レンズを通してすばやい動きを追っているととても楽しい。

 

 

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「カワヅザクラ」と「メジロ」

2017年03月11日 | 写真

 

 

  2017/3/11:東日本大震災発生の日から早くも6年の歳月が流れた。ニュースなどで被災地や避難先での厳しい現実を知るたびに胸が痛む。悲しいことに地震列島と呼ばれる日本ではいつどこでまた大災害が発生するかもしれない。復興を心から願いつつ身の回りの備えを再確認する一日にしたいと思う。

「カワヅザクラ(河津桜)」:1955年(昭和30年)に伊豆急河津駅と天城山に近い河津町内で偶然に発見されためずらしい桜の苗が大事に育てられ、1966年(昭和41年)には1月末頃から淡紅色の花が咲き始めて一ヶ月以上も咲き続けた。ソメイヨシノよりおよそ二ヶ月も早く咲き始めて花期も長いこの桜は、原種が発見された土地の名をつけて「河津桜」と名づけられた。以後この桜は増殖され続け、気候温暖な関東地区中心に急速に普及するようになった。この原種は早咲きの「オオシマザクラ(大島桜)系」と「ヒカンザクラ(緋寒桜)」の自然交配種であろうと推定されている。2月に入ると関東各地で開花し始め花見客でにぎわう。3月上旬ごろには葉桜になリ始めるところが多いが、千葉市周辺ではあちこちでまだきれいな花が見られる。

「メジロ(目白)」:スズメ目メジロ科メジロ属の鳥の一種で、頭から背中にかけて明るい緑色で目の周りの白い縁取りが特徴となっている。スズメ目ウグイス科ウグイス属のウグイス(鶯)も一瞬よく似ているようには見えるが、体色は茶色がかった渋い色でメジロほど緑色は目立たない。

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