たびびとの写真帳

*小さな旅の思い出写真集*

旅先・散歩中の心に残る写真が中心です。
旅の思い出・滝・風景・花の写真など。

「湯滝」落ち口の激流

2017年01月31日 | 写真

 

 落差70m の湯滝は四季いつ訪れても水量が豊かで激流となっている。いつものように滝つぼ前での撮影を済ませてから車に乗り滝上道脇の狭い駐車場へ向かった。わずか小型10台分ほどの駐車スペースはいつもいっぱいで空くまで待つことが多いが、この日は車は一台もなかった。「滝口」(落ち口)には丈夫な金属製の手すりがあり、安全には十分気を配りながらもいつもすこし身を乗り出すようにして70m直下の観瀑台を見下ろすアングルで高速シャッターを切る。

 毎年欠かさず日光・奥日光へはでかけているので、このブログにも過去数回この写真とほぼ同じ構図の写真をアップしている。特に今回は周辺の木々に適度に雪が残り、光も十分で木々の影も美しく、さらに水辺の氷は透き通るようにきれいで願ってもないような撮影チャンスを十分に楽しむことができた。(2017/1/26 撮影)

 

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「華厳渓谷」絶景

2017年01月29日 | 写真

 

 奥日光を目指して第二いろは坂を上がり、これまではまだロープウェイが運行されていない早朝や悪天候のためいつも通過していた明智平駐車場に入った。いろは坂の路面にはまったく雪がなかったが、周辺の山々は適度な雪景色になっていた。これ以上はないというほどの好天気で、前々からどうしても上がりたいと思っていた展望台へのロープウェイも運行されているのを見て、迷わずここで時間をかけて華厳渓谷の雪景色を撮影することにした。

 

 

 展望台に立ち、初めて眺める華厳渓谷の絶景にみとれてしばらく立ち尽くしていた。眼前の男体山から彼方の華厳の滝、中禅寺湖、奥日光連山まで鮮やかに目に映る。厳冬期にしては雪が少ないが、この眺めもすべて真っ白の風景に劣らずすばらしい。

 

ロープウェイから見下ろして撮影した華厳の滝下流の「方等滝」と第一いろは坂

                            (2017/1/26 撮影)

 

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上野公園散歩

2017年01月28日 | 写真

 JR日暮里駅から天王寺、谷中霊園周辺、上野桜木あたりと散策して東京藝術大学前から上野公園へ入った。まずは博物館・美術館の展示を見てから、路上パフォーマンスなどでにぎやかな公園内を散歩し、毎年欠かさず訪れる上野東照宮のぼたん苑へ向かった。公園内ではピンクの寒桜が見頃となり、ぼたん苑では冬牡丹のほかにもいろいろな花を楽しむことができる。

 

 

     ミツマタ(三又・三椏)のつぼみがふくらみ小さな黄色の花も咲き始めていた。

 

可憐な「ハナカンザシ(花かんざし)」が牡丹の周りにたくさん咲いていて感激。 

「クリスマスローズ」も広い苑内の数ヶ所できれいに咲いている。 

上野公園内で数株の「寒桜」が咲いている。この桜の下には多くの人が集まっていた。 

 

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谷中界隈散策

2017年01月27日 | 写真

 

 JR日暮里駅南口から「もみじ坂」を上がると「天王寺」(谷中・下谷七福神めぐり「毘沙門天」) 門前に着く。都内でも数少ない「雪吊り」も見られ、隅々まできれいに整備された庭園は清々しい。

 

 

  冬晴れの好天気に誘われてJR日暮里駅から上野公園への道をのんびりと歩いた。日暮里駅から出てもみじ坂を上がると谷中・下谷七福神巡りのコースの「天王寺(毘沙門天)」がある。また御殿坂を上がると「谷中銀座」のほうへ通じているが今回は天王寺から谷中霊園内あたりを散策して上野公園へ向かうことにした。谷中界隈は「美しい日本の歴史的風土100選」にも選定されていて、谷中霊園をはじめ「江戸のある街」と呼ばれているように古刹や史跡も多く楽しく散策できる。 谷中霊園内の桜並木は見頃になるとすばらしい散歩道になるだろう。思わず立ち止まりメニュー看板にも目が留まる洒落たカフェなどが点在する町並みが楽しい。

 上野公園方向へ進んでいくと 、「あたり」の暖簾が下がっている古民家と路地が目に留まった。この一角は「上野桜木あたり(Ueno Sakuragi Atari)」と呼ばれる人気のエリアであることがわかり、内部を歩いてみることにした。

        

         ここだけで飲める谷中 ビールが人気の「谷中ビアホール」店頭

 「江戸からの歴史と文化を色濃く引き継ぎ、東京の古い暮らしのよさが満ちる地、上野桜木。この地に昭和13年(1938年)に建てられた三軒家が生き生きとよみがえります。」をコンセプトに、地元の人も外来の客も足を運ぶ路地・・・小さな町おこしの努力が続けられている。 

 店内はきれいに磨き上げられた木製の床で、靴は履いたままで入ることができる。 

                 「おしおりーぶ」(塩とオリーブ専門店)

 

 ①「みんなの座敷」(上の写真の二階建て古民家):昭和初期の古民家の雰囲気を味わいながら、趣味の会やグループ活動、さまざまな会合・イベントなどで利用できる「座敷」を提供。②「みんなのろじ」:土地内のスペースを種々のイベントで活用③「谷中ビアホール」:ここでしか味わえない「谷中ビール」と土鍋を使った「和のBBQ」を楽しむ。④塩とオリーブの店「おしおりーぶ」⑤「KAYABA BAKERY」(こだわりのパン屋さん)・・・など、この小さな町にはゆっくりと過ごせる楽しいスペースが詰まっている。 

  

  

               この雰囲気がなんともいえず懐かしく心が和む。

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浜辺のひととき

2017年01月20日 | 写真

 

 

 

 

 

 

 2017.1.18  千葉県船橋市の「三番瀬」の浜辺を散歩した。東京湾岸の穏やかな浅瀬で渡り鳥たちの楽園になっている。天気は下り坂で西の空はどんよりと曇っていた。週末には関東でも雨や雪になるところもあるという予報が出ていた。夏場は潮干狩りでもにぎわう。ダイヤモンド富士撮影に好適な場所としても知られている。時々カメラを構えて鳥たちを撮影したりしながらのんびりとひとときを過ごした。   

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思い出の写真 ⑪ 「厳冬の吐竜の滝」

2017年01月15日 | 写真

 「厳冬の吐竜の滝」(モノクロ写真) 2012/2/6 撮影

 

  約5年前の厳冬期に山梨県北杜市川俣川東沢渓谷の「吐竜の滝」撮影にでかけた。滝の撮影に夢中になり始めていた頃で、好みの滝が多い山梨県へは毎年何度かでかけていたものだ。だが冬場にこの滝を撮影にでかけたのは初めてで、この日は滝周辺にもっと雪が積もっていると予想していたが意外に少なく驚いたことをよく覚えている。プロフィール画像にもこの滝の写真を使用しているが、八ヶ岳からの伏流水が崖から湧き出して流れ落ちている姿は変化に富んでいて魅力的である。

 清里高原の厳冬期の冷え込みは厳しく、この滝もおそらくほとんど氷結しているだろうと思って楽しみにしていた。しかし現場に着いてみると、写真のようにまるで春先の雪解けの季節のような姿になっていた。考えてみると、八ヶ岳からの水が潜流水となって流れ落ちるわけだから地表を流れるほど水温は低くはならない。これは富士山麓や軽井沢の有名な「白糸の滝」についても言えることであろう。蔵出しのこの一枚は11枚目の「思い出の写真」として記録に残しておきたいと思う。

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四万温泉郷へ

2017年01月13日 | 写真

 

 前々から訪れたいと思っていた群馬県中之条町の四万温泉郷へでかけた。「四万ブルー」と呼ばれる目の覚めるようなきれいな青い水で人気の四万川が流れる山あいの温泉郷で、知名度の高い湯宿も多い。四万温泉は特に胃腸によいと言われる名泉で、旅館の中だけではなく温泉街の道脇などにも自由に立ち寄れる飲泉施設が設けられている。 老舗旅館の中でもこの写真の「積善館」は三百年余りも昔の江戸時代元禄七年開業で、現存する日本最古の湯宿として知られ群馬県重要文化財に指定されている。この湯宿と関わりの深い古今の名士も多い。本館前に通じるこの赤い橋の上でカメラを構えている間にも、多くの外国人を含む宿泊客や見物客が通り過ぎていった。特に若い人たちの数が多いのにも驚いた。

 正面玄関から入ると昔の番台を思わせるようなフロントがあり、見物客はここで受付を済ませて広い館内を見物することができる。また名湯「四万の湯」(写真右側三階建ての一階部分)に立ち寄りで入浴することもできる。内部の展示物を見学しながらいろいろと学ぶことも多い。ここで映画のロケも行われたことがあり、1984年の東映映画吉永小百合主演の「天国の駅」のポスターや出演者の記念写真も掲示されていた。共演者は西田敏行、三浦友和、津川雅彦など人気俳優が揃っている。吉永小百合ファンといわれる宮崎駿氏がこの宿を訪れた時、「天国の駅」ロケ現場を巡り感じたことも多かったのではないだろうか。実は「天国の駅」から17年後の2001年に、「千と千尋の神隠し」が公開されたいへんな人気作品となった。そのアニメ映像の中で、この写真の赤い橋や館内各所のイメージが活かされている。映画のロケ現場というわけではないが、その直後からこの山あいの湯宿には多くの若者たちも押し寄せるようになったという。

  

 

 四万温泉は清流四万川が流れる深い山中の豊かな自然に恵まれている。雪景色の中の滝とコバルトブルーの滝つぼを撮影するのがいちばんの目的だったが、天気予報どおりに雪が降らず写真のように温泉街に近い「小泉ノ滝」写真にはまったく雪が見えない。おそらく今日から週末にかけて関東北部山沿いはほぼ間違いなく雪が積もるだろう。残念ながらほんのわずかの差で雪景色を撮影することはできなかった。この滝は新緑、紅葉の季節に撮影すればきれいな写真になりそうだ。

 

 

  この写真も宿付近の四万川沿いの散歩コースで早朝撮影した。「渓流瀑」に分類できる滝の姿をしているが滝の名はついていない。夜間にわずかに降った雪が岸辺にすこしだけ積もっていた。

*[参考] : 四万温泉郷周辺には滝が多い。その詳しい情報を得るのも今回の旅の目的の一つだった。ウェブサイトなどで調べてもなかなか位置などよくわからない滝がけっこうある。散歩しながら地元の人との立ち話でとても役立つ情報を得ることができる。特に最近では確かなクマ(熊)の出没情報を得ることがいちばんで、これはネット検索ではほとんどわからない。いろいろ調べた結果、悪天候でなければ二日間で以下の滝を巡ることができることがわかった。

  ① 「小倉ノ滝」 ② 「摩耶の滝」 ③ 「しゃくなげの滝」 ④ 「不動ノ滝」 ⑤ 「小泉ノ滝」 ⑥ 「バラ岩の滝」

 厳冬期の山奥はきびしいので、新緑の季節か紅葉の季節にはぜひまたでかけたいと思っている。

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小 寒

2017年01月05日 | 日記

 DIC川村記念美術館庭園にて 2017.1.5 (千葉県佐倉市) 

  今日は一日中震えるような北風が吹き続けている。千葉では元日から昨日までは穏やかな晴天だったのが一変して、まさに「寒の入り」ぴったりの一日となっている。予報では明日からはさらに冷え込みが厳しくなるらしい。

 早くから大雪に見舞われて例年よりもはるかにたいへんな冬を迎えている北海道をはじめ、北国や昨年までの自然災害、大火災などの被災地での日々はことのほかきびしいことと思う。今年こそは大きな災害が発生しないよう心から祈らずにはいられない。

 [参考] : 水面には吹き続ける冷たい北風でさざなみが立っている。カメラを持つ手も冷たい。さぞかし池の中で泳いでいる「こぶ白鳥」も寒いことだろうと思ってしまうが・・・まったく平気ですいすい泳いでいる。この池の白鳥は渡り鳥ではなく住み着いている「留鳥」で、今では6羽になっている。水鳥の体温は常に40℃以上で、おまけに羽毛は完全防水、さらにそれが天然の「ダウンジャケット」になっていて体温が下がることはないのだそうだ。そういえば、寒さが千葉県どころではなくきびしい北国・雪国の白鳥やカモなどの水鳥たちも平気で凍りつくような池や水辺で飛び回っている。 

 

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正月の青葉の森公園(千葉市)

2017年01月03日 | 写真

 公園センター入り口正面に飾られているスタッフ作成の切り絵作品

 千葉市中央区青葉町の千葉県立青葉の森公園西口駐車場のすぐ上に管理事務所が入っている公園センタービルがある。一階には緑の相談所があって、フロア全体で楽しい正月飾りや花飾り、ギャラリーでの展示などが見られる。飾りつけはスタッフの皆さんの手作りによるもので、季節ごとに展示が変わり訪れる度に目を楽しませてくれる。次回はひな祭りの展示が予定されている。花の少ない冬場でも、緑の相談所内外の花飾りや花壇などで花を楽しむことができる。すぐ上の散策路脇にはロウバイが咲き始めている。一月中旬ごろになると北口駐車場付近などの梅林でもつぼみが膨らみちらほらと咲き始めることだろう。 

 

 

 

 

 

 

 

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「ロウバイ」が咲き始めました。

2017年01月02日 | 日記

 

 

 2017.1.2 箱根駅伝を楽しんでからカメラ散歩にでかけた。 毎年正月には近くの公園へロウバイ(蝋梅)を見にでかける。ロウバイは落葉低木で江戸時代に中国から渡来した。黄色い花びらがロウ(蝋)のように透き通っていることからこの名がつけられた。正月ごろに咲き始める花でとてもよい香りがする。写真のロウバイの種類は「ソシンロウバイ(素心蝋梅)」で、花全体が黄色で、花の中心部が赤っぽい色の普通のロウバイと一目で見分けがつく。花が普通のロウバイよりもやや大きい。

 千葉市中央区青葉の森公園内に数株のロウバイ、ソシンロウバイがある。今日はまだ一分咲き程度だったが、散歩中の人たちがみな立ち止まってその芳香を楽しんでいた。1月27日の誕生花。

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迎 春

2017年01月01日 | 写真

三年前の千葉市の初雪風景 (2013.1.14 千葉市中央区千葉公園にて)

 

  幸多き一年でありますように。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

                           平成29年 (2017年) 元旦  たびびと

    

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