「ダブルレインボー」(2013. 7. 9 撮影)
福島県裏磐梯の「小野川不動滝」撮影にでかけた。
千葉市から裏磐梯まで車で行くのはかなりの距離で
いつも二泊三日の予定で余裕をもって行動する。
真夏の一日、滝前でのんびり撮影を楽しんだ。
この滝は「滝つぼ」がなくて岩が集まっている。
滝水は激しく岩にぶつかり水飛沫が舞い上がる。
一瞬滝に日差しが入り滝下に虹色が広がった!
珍しい「二重虹(ふたえにじ)」がかかった!
ハワイではダブルレインボーが普通に見られるという。
ダブルレインボーは「幸せを呼ぶ虹」といわれる。
滝撮影でこんな虹を見るのは初めてでびっくり仰天!
カメラを持つ手が震えたのを今でも覚えている。
*≪ダブルレインボーの特徴≫*
下段の虹が「主虹」(普通の虹)で色は赤が上、青が下
上段の虹「副虹」は逆に青が上、赤が下になっている。
(*「副虹」は「主虹」よりも色が淡い。)
そしてまもなく日差しが絶え虹は消えてしまった。
「小野川不動滝ブルーアイス」(2018.2.27 撮影)
二枚目の写真は二度目の小野川不動滝撮影記録で
真冬の雪景の中の滝を撮影することができた。
滝入り口駐車場には二台の車があり、幸いなことに
滝への道にも踏み跡がしっかりとついていた。
「スノーシュー」を装着して慎重に上り始めた。
滝までは雪道なら30~40分はかかる。
滝前では高校の運動部員グループが記念撮影中で
引率の先生がカメラを構えているところだった。
ひょっとして滝は完全氷結かと想像していたが
幸い滝水は凍りつかず勢いよく流れ落ちていた。
落差は約40メートルの直瀑で迫力がある。
滝つぼ周囲の透き通った青い氷塊がとても美しい。
これが厳冬の小野川不動滝の「ブルーアイス」!!
【参考】「裏磐梯 雪祭り」イベントの一環として
この滝への「ブルーアイススノーシューツアー」が
ガイド付きで企画され「五色沼コース」などと並び
人気コースになっている。 (コロナ禍で昨冬は中止)
あちこち動き回ってしばらくは夢中で撮影を続けた。
途中一瞬日差しが入り滝下にうっすら虹がかかった。
なんという幸運だろう!
「ブルーアイス+虹」の滝を撮影することができた!
これまで小野川不動滝撮影にでかけたのは二度だけで
二回とも虹を撮影できた感動の一瞬の記録となった。