「豊英(とよふさ)大滝」 (2018. 6. 13 撮影)
千葉県では「粟又(あわまた)の滝」に次ぐ大規模の滝で
上段の滝には下からは見えないが大きな滝つぼがある。
滝の岩盤は上段・下段ともに変化に富み見応えがある。
初夏の頃と11月中旬頃からの紅葉期にも撮影が楽しめる。
(*ただし雨期や雨の後以外は滝の水量が極めて少ない。)
この滝は滝前までの渓流沿いの道がなくて
約100mは長靴で滑りやすい沢の中を歩く。
(*膝下までの普通の長靴で間に合う。)
上段の滝前に上がり撮影した一枚
奥から二筋目の流れの上部に「ヒョングリ」が見られる。
岩盤の凹みで水が勢いよく跳ね上がっている。
規模は小さいがこの滝の魅力の一つになっている。
上段の滝つぼはかなり広く適度な深さもあり
夏には親子連れが集まって水遊びを楽しんでいる。
(この場所は君津市「清和県民の森」の奥になる。)
二枚目とほぼ同じ位置で下段を見下ろして撮影した。
一枚目の滝全景写真とあわせて見ると
滝周辺の岩盤の滑らかさと複雑さがよくわかる。
濡れた岩盤はどこも滑りやすく足元に注意を要する。
「落ち葉の舞い」 ( 2013. 11. 19 撮影 )
(*この写真はおよそ 8 年前の晩秋に撮影)
すぐ上の写真とほとんど同じ位置で下段を撮影中に
滝つぼの落ち葉がゆっくり動いているのに気づいた。
超スローシャッターで撮影してみると・・・
モニター画面におもしろい画像が現れた。
滝つぼの水量が絶妙であったため
落ち葉が滝つぼの下流側の縁を越えられず
一か所に集まっていた。そして・・・
右端のわずかな滝水が滝つぼの水をうまく動かして
落ち葉を ゆるやかに回転させてくれたのだった!