たびびとの写真帳

*小さな旅の思い出写真集*

旅先・散歩中の心に残る写真が中心です。
旅の思い出・滝・風景・花の写真など。

「小手毬」と「天道虫」

2021年04月21日 | 花と昆虫

(千葉市都川水の里公園で撮影)

「コデマリ(小手毬)」バラ科シモツケ属の落葉低木
開花期:4~5月中旬頃   中国から渡来

小さな花が丸く集まり手毬のように咲くことから名づけられた。
枝は弓状に垂れ下がる。活け花、茶花としても利用される。

花言葉:「友情」   4月2日の誕生花
 




「手毬」のつく花で似た花が他にもある。

「オオデマリ(大手毬)」 と 「ヤブデマリ(藪手毬)」

どちらも純白の花房をたくさんつけ似通っている。

「オオデマリ」はその名のとおり花房がかなり大きい。

また「ヤブデマリ」は中くらいの大きさといえるが
この二種の植物分類はバラ科の「コデマリ」と異なり
スイカズラ科ガマズミ属の落葉樹となっている。





「コデマリ」の花咲く散歩道





新緑がきれいなイロハモミジの木陰に咲くコデマリの花





ふと見ると、コデマリの小さな花房にテントウムシが!!
近寄らずに望遠レンズでのぞいてみると・・・
夢中でとても小さな花の蜜を吸っていてかわいらしい。

これは初めてのシャッターチャンス!
手ぶれしないように一脚を使い慎重に撮影した。

大きな七つの黒い斑点が目立つ「ナナホシテントウ」
各種のテントウムシの中でもいちばん人気がある。

だがこの種だけは体液が有毒で天敵の鳥たちが食べない。

ところが「アブラムシ」を好んで食べてくれるので
人間にとってはありがたいことに「益虫」となっている。

*清楚なコデマリの花とかわいいナナホシテントウ*

この日のカメラ散歩ではとても楽しい出会いがあり
新緑に包まれてさわやかなひとときを過ごすことができた。


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