内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

アリバイとしての形式的遠隔参加、あるいは不誠実な私の隠蔽工作

2021-10-30 17:14:52 | 雑感

 今日はワークショップ第二日目。今日明日はZOOMで自宅から参加。といっても、今日明日と万聖節の休み中に仕上げておかなくてはならない仕事がいくつかあり、正直に言えば、ZOOMのマイクとカメラは切ったまま、発表を聞き流しながら、自分の仕事をしていた。ZOOMがオンになっていることをいわば「アリバイ」として使ったわけである。こういうまことに不誠実な「悪習」は昨年来のコロナ禍によって身についてしまった。
 他方、現地参加が無理だと断っても、ではZOOM等を使って遠隔でスポット参加してくれてもいいという懇請もされるようになった。これはなかなか断れない。身内に不幸があったとか、その時間帯飛行機の中だとか、重病あるいは重傷だとか、とにかく一定の時間PCの画面に向かって話すことができないことを納得してもらうだけの理由が必要だ。もちろん、そもそも参加したくないような集まりは適当な理由をつけて断ればいいわけだが、世の中には「義理」という名の外的強制や「誠意」という名の自己拘束などがあって、ままならぬものである。
 明日も発表中は「形式参加」である。最後の総括ディスカッションだけ遠隔参加する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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