内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

「テオクレティズム」― 鴨短冥編著『淀みに浮かぶ泡沫(うたかた)語辞典』(凡庸書房、「没企画叢書」、非売品)より

2022-04-16 02:33:32 | 雑感

 「テオクレティズム」って、聞いたことありますか。ないですよね。それもそのはず、こんな言葉、ありませんから。今、私が思いついた言葉(って言っていいのかな?)です。思いついた以上、自分で定義する権利あるいは責任があるのではないかと愚考つかまつります。そこで、僭越ながら、以下、辞書風な定義の真似事をしてみましょう。

テオクレティズム もう何をやっても無駄、すべては手遅れであると、何も試みない前から一切の努力を放棄する投げやりな態度を指す言葉(軽蔑語)。派生語 テオクレティスト。テオクレティズム的な態度を取る人(軽蔑語)。用例-「現代の若者たちはテオクレティズムに深刻に冒されている」。関連語→後の祭り、ニヒリズム、ペシミズム。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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1 コメント

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Unknown (Danza)
2022-04-16 13:22:09
凡庸書房に一億二千万部ほど発注しておきました。快く無償で対応していただけるそうです。斜陽の某国民に配布しようと思います。反響が楽しみです。
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