旧年中は拙ブログをご笑覧くださり、誠にありがとうございました。今年もこれまで同様、コロナ禍にも負けず、毎日投稿いたす所存でございますので、ご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
昨年は、世界中がコロナ禍に明け暮れ、本当に大変な一年でございましたね。この新しき年二〇二一年(令和 三年)もまだその渦中にありますが、皆様方にとりまして、昨年よりはいくらかでもより平安で幸多き一年でありますよう、心よりお祈り申し上げます。
元旦の今日、一昨年、昨年と同様、この一年間の私的目標並びに原則を掲げておきます。
健康面に関しましては、水泳月二〇回・年間二四〇回のペースを取り戻す(コロナ禍の状況次第ではありますが……)。
研究に関しては、昨年中に構想が明確な相貌を見せ始めたいくつかのテーマについて論文を書く。
教育に関しては、基本的なスタンスはこれまで通り、内容をより拡充させる。対面・遠隔どちらの方式だろうが、それがフランスであろうが日本であろうが、柔軟に対応していく。
学科長としては、今年度が最後のお勤め、八月末をもって職責を離れる(今から待ち遠しい)。
一年かけてじっくりと読む日本の古典は、昨年に引き続き『源氏物語』。テキストは現在刊行中の岩波文庫版全九巻の第七巻(宇治十帖の匂兵部卿から総角までの六帖)。
同じく一年かけてじっくりと読む二十世紀フランス哲学の古典的名著の方は、Maurice Pradines, Esprit de la religion, Éditions Verso, 1991 (1re édition, Aubier, 1941) を読む。