南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

いつも馬鹿みる貧乏人。

2006-09-04 21:34:56 | Weblog

お世話になったM氏の「叙勲を祝う会」に出席。
顔だけ見せておけばまあ許される会だから、仲間のK氏と打ち合わせて、30分で失礼する。
気疲れしたので、PのS店で二人でくつろぐ。

帰りのバスの中でサラ金のネオンが目に入り、裏の世界を考える。

高利貸し屋の後ろに隠れて甘い汁。
誰あろう市中銀行の面々だ。
どういう仕組みかというと、例えば「す○が銀行」にお金を借りにいく。
資産持ちあるいは、大企業勤めや公務員にはリスクが少ないから身内(焦げ付いたときのおかかえ保証機関)を利用し、低い保証金で貸し出す。
リスクが高いと思われる(中小企業や貧乏人らしき)人たちの保証は、「ア○ム」を利用し高い保証金で貸し出す。
お堅いイメージの「し○おか銀行」は「ク○ディア」とカップルを組んでいる。
資本の論理で生きている金融機関は、下手な正義感を持つと生きていけないのかな。
寂しい限りだ。

あまり知られていないが登録されている貸金業者は全国で約14,200社、店舗数は25,000店。
静岡県は約280社の650店舗。
政府は高金利で生きている業者を守ろうと特例を設けようとしているが、なぜ生かさなくてはいけないのか、私にはどうしても分からない。
30%の金利を合法化して、誰が喜ぶのか?

「プ○ミス」のネオンを見ながら考えたが・・・。
結局、永田町に行き着いた。ジャンジャン。