南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

Wikipedia

2006-08-16 19:34:07 | Weblog

本ブログでも大変お世話になっているフリー百科辞典「ウィキペディア(Wikipedia)」。
この辞典は誰でも自由に利用でき、誰でも自由に投稿し、みんなで使い勝手のよい、しかも正確な辞典をつくろうとしている。
毎日毎日新しい情報が投稿され、「世界の知識の蓄積倉庫」になりつつある。

アルビン・トフラーは「富の未来」で「3つの富の体制」についてこう述べている。

『第1の富の体制は「農業社会」、第2の富の体制は「工業社会」、第3の富の体制は「知識社会」。
「農業」も「工業」も「競合財」である。
すなわち、ある人が使っているときには他の人が使えない性格をもっている。
しかも資産・資源・製品という有限の世界にある。

一方、知識は「非競合財」で、百万人がひとつの知識を使っても、それで知識が減るわけでもなく、逆に使う人が多いほど、その知識から新たな知識が生み出される可能性が高くなる。
知識は無尽蔵である。』

私たちは、現代社会の中にある3つの富の体制をいかにしてベストミックスさせていけばよいのだろうか?
「21世紀の富」をつかむのは誰であろうか。

「Wikipedia」の運営サイトのみなさまに心からの敬意と感謝を申し上げます。