戦国武将 後藤但馬守と柴田勝家
1.はじめに
・近江の城郭 立地としての特質、街道と郡、生産性
・中世城館の在り方と区分 山城と平地館 在地領主(荘域支配)と村落領主(村落支配)
2.後藤氏館跡
・立地と現状から見た特徴 規模からみた性格(100m×120m・堀幅8m)、蒲生野の用水など
・発掘調査結果について 平安から鎌倉初の遺構、遺物は室町後期中心
3.後藤氏について
・後藤氏の系譜 記録類から見た後藤氏
・後藤但馬守とは 職としての国司名、複数の但馬守
4.後藤氏の活躍とその背景
・蒲生野の開発 羽田の跳ね井戸
◇東近江
東近江市の平田地区まちづくり協議会の「まなび塾」は、十九日午後二時から平田コミュニティセンターで元滋賀県安土城郭調査研究所長の近藤滋氏を講師に迎えて「戦国武将 後藤但馬守と柴田勝家」をテーマに開催する。
佐々木家筆頭家老の後藤但馬守賢豊(たかひろ)の力を恐れた佐々木義弼(よしすけ)による謀殺を発端に、佐々木氏は衰退して織田家に滅ぼされる。同市中羽田町に残る後藤館跡、長光寺城などの話を交えながら地域の歴史について語ってもらう。