2021年4月から、新大阪駅近くの大阪回生病院に移動となりました。
竹中工務店による建築は、美術館とみまごうほどの美しさです。
二階玄関から入ったエントランスホールの奥まったところに、第17代徳川家当主の徳川家正さんが、晩年に大病をされて大阪回生病院で手術され回復されたのを、喜ばれ書にしたためたのが、起死回生の額に入った書です。
何気なく飾っておられますが、歴史的価値の高いものと思われます。
テントランスの円弧状のベンチも素敵です。
長方形を20度位ずらして重ねたようなフロア設計も斬新です。心理的には、四角形より、多角形の方が落ち着くそうで、なんとなく癒されるのはそのためかと思いました。2階から3階にかけての吹き抜けスペースには、ガラスの彫刻のモニュメントがあり、目を楽しませてくれます。
その近くの壁には、過去歴代の大阪回生病院の建物の写真が飾られ、起死回生の徳川家17代当主の徳川家正さんによる書が、飾ってあります。すごいですね。貴族院議長までされたお方だそうです。
二階玄関から入ってまっすぐ奥が、僕の読影室です。名目は診察室なので、毎日午前午後が僕の名札がかかっています。
3テスラのMRI、dual energy CTの読影がメインの仕事です。
大阪回生病院のホームページには、放射線診断科 部長、大野浩司、で持っている三つの専門医資格の診断専門医、IVR専門医、抗加齢医学専門医が専門としてかがけて頂いています。
読影は、モニター診断で、レポートは音声入力です。
これからもよろしくお願い致します。
http://www.kaisei-hp.co.jp/department/radiology/index.html