第四回洛中洛外IVR勉強会が、県立釜石病院の放射線診断科長の早川克己先生をお迎えして、京都府立医大 旧図書館階段教室3階で、3.14土曜日にとりおこなわれました。
プログラムのように、京都府立医大の関連病院からの一般演題の後に、喀血に対するIVRと消化管のIVRの特別講演をしていただきました。早川先生の豊富な経験を元にした、データ処理も的確にされた充実したものでした。憩室炎の出血のバリウム注腸による止血は、斬新でとても興味を引きました。僕も昔、肝癌のTAEに関する演題発表を沢山してましたが、その当時、早川先生は、喀血のTAEを盛んにされてて、いつも横目で興味深くみていました。そして何と、北米では、早川先生の喀血のTAEのデータが引用、採用されて、ガイドラインになっているとのことです。本当、凄いです。
釜石病院はどうですかと、お聞きしたら、奥まったところにあるので、津波は全然大丈夫なんだよ、とか、読影室は本当狭いんだよ、とか、飛行機で伊丹にすぐつくから、案外関西に近いんだよと、おっしゃられてました。