北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

さようなら原発12・10集会&デモ

2011年12月10日 | 日記
12/10反原発集会は、ある種の“転機”を思わせる集会となりました。そのキイワードは「フクシマ」です。原発反対運動の様相は多様ですが、そのなかで「フクシマ」にいかに照準を合わせるかが問われる段階に入っています。原発国民投票-都民投票が呼びかけられていますが、「フクシマ」を回避する視点でそれが自己運動するのではダメでしょう。近々に設定されている東京都議会議員選挙などとの関連もあるしね。その点でわがNAZENの「ふくしまの子どもたちに病院を。基金運動」リーフが完成したのは重要ですね。エネルギー政策転換グループ(“エネチェン派”って言うんだそうな)の雰囲気も変わってきた…というか、「原発いますぐ停止・廃炉」派として変貌しているというか、そういうエネチェン派だけが残っているというか、ともあれ元気が出てきているみたいでよいことですね。
写真は集会呼びかけ人として発言する大江健三郎氏。


皆既月食見ました!これだけクッキリと見えることはきわめて稀で、元天体少年としては感動!

(仮称)杉並区暴力団排除条例案

2011年12月08日 | 日記
杉並区のホームページや広報に掲載されていますが、いま「(仮称)杉並区暴力団排除条例案・骨子」についての区民等の意見提出手続(いわゆる「パブリック・コメント」というやつですね)に入っています。今年の10/1から東京都暴力団排除条例が施行され、それに歩調を合わせて区として同様の条例を制定しようとしているわけです。ちなみに東京都の条例制定をもって全都道府県に同様の条例が完備されたということで、警察庁肝いりの条例づくりであることはまちがいありません…「生活安全条例」と同じパターンです。暴力団を区の事務事業の入札から排除したり、区の施設の利用拒否ができるようにすることが中心的規定ですが、区民の責務として情報提供や排除施策への協力が規定されていることも要注意です。“密告者”になれってことですから。とりわけ問題なのは、「暴力団」の定義やその拡大解釈・運用です。都の条例では公安委員会が指定する「指定暴力団」を対象にしていますが、その運用が政治党派に拡大されていった例は、暴力団に限って適用するとされていた凶器準備集合罪や暴力行為等の処罰に関する法律の運用実態を見れば明らかです。これが政治党派の事務所(と警察に一方的に見なされた労働組合事務所など)の強制退去・撤去をもたらすことも必然です。治安管理強化に直結するこうした条例の制定は、ひとつひとつ潰していかなければなりません。


U分会長解雇に抗議する鈴木コンクリート工業門前闘争(12/7)

鈴木コンクリート工業分会解雇撤回駅頭宣伝

2011年12月06日 | 日記
東京北部ユニオンの仲間たちの決起によって始まっている鈴木コンクリート工業分会解雇撤回駅頭宣伝に、遅ればせながら参加してきました。午後から降り始めた雨は浮間舟渡駅に着く頃にはさらに冷たさを増してきたようで、街頭宣伝としては条件が悪いといったところでしたが、なかなかのビラの受け取りと署名獲得(42筆)だったのではないでしょうか。浮間舟渡駅には改札口から隣接するスーパーマーケットまで大きな庇が着いており、雨に濡れずに街宣活動がきるんですね、これが。分会からも仕事帰りの組合員たちがかけつけ(さらには故T組合員夫人も)、現状についての交流もできました。明日は分会長の解雇日です。分会長は「自分は解雇されたとは思わない」と闘いへの決意を語っています。明日の社前闘争に行くぞ!

北島邦彦事務所移転のお知らせ

2011年12月05日 | 日記
12/4をもって、北島邦彦事務所は移転しました…と言っても、ビルの3Fから2Fに降りただけですが。新住所は「〒167-0032東京都杉並区天沼2-3-7さかいビル2A」となりました。以前の住所と異なるのは「3B」→「2A」の部分だけです。広さは表示上同じなのですが、より四角形に近づいた分だけ少し余裕をもって使えるようになりました。ぜひ寄ってください。今後ともよろしくお願いします。

東京電力・東通原発建設断念

2011年12月01日 | 日記
読売新聞の報道によると、東京電力は建設中の東通(ひがしどおり)原発1号機の工事継続を断念するとともに、計画中の2号機の建設計画もストップするとのことです。福島原発事故の損害賠償によって建設費が捻出できなくなったのが、その理由とされています。しかしこういう発表自体が、福島の人々の怒り、全国・全世界の原発に反対する労働者人民の想いとはかけ離れ、踏みにじるものだということです。じゃあ、何らかの形で建設費が補填できるのなら、どんどん建設を進めるとでも言うのでしょうか!
またネットニュースによると、六ヶ所村核燃再処理施設について02年当時、東京電力と経済産業省首脳の間で再処理事業からの撤退で合意していたと伝えられています。ところがその首脳たちが「データ隠し」の責任を取って辞任したことから、この合意そのものが履行されなかったというのです。本当に「原子力ムラ」のやつらは無責任ですね。