円高・株安などにどう対応するか(対応なんかできっこないが!)、野田新政権の経済政策にはまったく出口が見えません。いま流しているNHKニュースによると、イタリアでは政府の財政再建案に反対する労働組合のデモやストライキが爆発しているようです。労働者が「再建」に責任を負ういわれはありませんからね。
さて、野田新政権によって明確に打ち出されているのは、「社会保障と税の一体改革」です。これは要するに、社会保障の削減と増税によって社会保障に関わる財政を「改善」しようというものでしかありません。「一体改革」というと、社会保障も向上し、税負担も少なくなるようなイメージがありますよね。ところがどっこい!規制緩和などという言葉も同様ですが、新自由主義の推進者たちが編み出す言葉には要注意です。
さて、野田新政権によって明確に打ち出されているのは、「社会保障と税の一体改革」です。これは要するに、社会保障の削減と増税によって社会保障に関わる財政を「改善」しようというものでしかありません。「一体改革」というと、社会保障も向上し、税負担も少なくなるようなイメージがありますよね。ところがどっこい!規制緩和などという言葉も同様ですが、新自由主義の推進者たちが編み出す言葉には要注意です。