来週から始まる区議会第3回定例会に補正予算案が提出され、杉並区が独自で放射線検出器を購入する(予算措置は2900万円)との新聞報道がありました。いかにも田中区政らしい…。行政の手法自体は山田区政からしっかりと“継承”されているのかも。問題はこれがどのように使われるか、区がどのようなスタンスでこれを使おうとしているのかです。区が説明する「不安解消」のために使われるのであれば、福島原発事故の本質や「放射能の時代」の本質を曖昧にし、隠蔽する役割しか果たしません。原発絶対反対を自治体としてハッキリさせることなくして、いかなる「対策」も無力どころか「犯罪」となってしまうのです。