今朝の新聞を見ていると、「ギリシャで極右政党が第3党に」という記事が目にとまりました。一方で労働組合のゼネストが爆発的に展開しているなか、外国人労働者の排斥などを掲げる極右政党が勢力を伸ばしているわけです。ヨーロッパにおいては外国人労働者の排斥運動はとりたてて目新しいものではなく、フランスのルペンやオーストリアのハイダーなどがいます。ギリシャの動向で注意すべきなのは、この極右政党が国家ないし社会の崩壊を、“右”の側から押し止めようとする運動を展開していることです。ただの排外主義ではないということ。そうした意味では、かつてのナチスにきわめて類似した存在として登場しています。
さて、日本における橋下徹=「日本維新の会」はどうでしょうか?「近いうち」の総選挙においてどれだけの議席を獲得するかはわかりませんが、ナチスに比べるとファシズム運動として脆弱です、まったく違うと言ってもいいかもしれません。しかしナチスがそうであったように、暴力的なものも含めた党派内闘争によって、情勢との関連において大きな変貌を遂げていく可能性はあるという点は押さえておく必要があります。その過程において、既成の体制内労働運動の最も醜悪な部分を“獲得”していくこともありうるでしょう。これに対抗できるのは、何と言っても階級的労働運動の構築です。そういった観点からも、11・4日比谷労働者集会への取り組みを強化していこうではありませんか!
さて、日本における橋下徹=「日本維新の会」はどうでしょうか?「近いうち」の総選挙においてどれだけの議席を獲得するかはわかりませんが、ナチスに比べるとファシズム運動として脆弱です、まったく違うと言ってもいいかもしれません。しかしナチスがそうであったように、暴力的なものも含めた党派内闘争によって、情勢との関連において大きな変貌を遂げていく可能性はあるという点は押さえておく必要があります。その過程において、既成の体制内労働運動の最も醜悪な部分を“獲得”していくこともありうるでしょう。これに対抗できるのは、何と言っても階級的労働運動の構築です。そういった観点からも、11・4日比谷労働者集会への取り組みを強化していこうではありませんか!