総選挙の投票率は、全体で戦後最低の59%だったものの杉並では64%と高く、投票数にして2万票が上積みされた結果となっています。従来選挙に行かなかった20~30代の青年層が投票所に足を運んだ結果と推測され、山本太郎選挙がもたらした青年層の政治的活性化がもたらしたものと言ってよいと思います。杉並区内の介護施設で働いている東京西部ユニオン青年部組合員に聞くと、山本太郎選挙について職場での大きな話題になっていたとのことです。労働現場における政治的活性化が生じているひとつの証と言えます。また、労働者のほぼ全員が20代の非正規労働者というアパレル職場では、自民党・安倍政権の登場について、「もう生きられないよ!」という憤激の声があがっているそうです。職場における自分の存在と生活が政治と完全に深く関わっているという実感が、総選挙をうけて急速に職場の青年たちに生み出されていると、東京西部ユニオン青年部の仲間は話してくれました。これらの話は特異なエピソードではないと思います。その職場に階級的視点をもった労働者が存在すれば、きわめて普遍的な状況としてつかむことができるはずです。社会状況が一気に動き始める予兆を感じます。
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