産直総会～ビキニデー集会～保育学習懇談会

年１回の産直総会に会員のひとりとして参加しました。三里塚の産直農家は総出で、鈴木さんの娘さんも初参加でした。今回は野菜単価や作付品目について農家からの新規提案はなかったのですが、市東さんの農地強奪攻撃の現状やＴＰＰ問題についての報告や提起がありました。萩原進さんは「国策だと言うんなら空港よりも農業・農民なんだ。ＴＰＰでなぜ農民が犠牲にならなきゃならないんだ」と、その対決の論理を明確に喝破しました。無農薬産直の会員になったばかりの人も複数参加して、全体で会員拡大に向かおうという確認がされた総会となりました。

反対同盟のみなさんへの挨拶を急いで済ませて、ビキニデー集会への準備に向かいました。メイン企画である第五福竜丸元乗組員・大石又七さんの講演では、小学校を訪れての講演授業の様子も語られました。話の最後には必ず子どもたちが、「どうしたら核兵器をなくせるのですか？」と質問してくるそうです。大石さんは「日本という国のことだけでなく、コンピュータを使って世界の子どもたちと手をつないで核の問題を考えてほしい」と答えることにしているそうです。今の子どもたちにとってはエジプト―中東情勢ともあいまって、この大石さんの問題意識がきわめてリアルな国際連帯として受けとめられるのではないでしょうか。

夜は保育学習懇談会。これも予想以上の参加者で大盛況。私にとっても有意義な学習ができたと実感します。しかし３連チャンの集会はキイタ～！


ビキニデー集会で講演する大石又七さん。