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解放東日本共闘会議第20回総会は、2日前の野田首相による「原子炉が冷温停止状態になったことによって福島原発事故は収束」なる宣言に対する怒りが渦巻く場となりました。溶融した核燃料を冷却して続けている汚染水処理の展望もまったくなく(結局は海に放出するしかない!)、東京電力によるシミュレーションによっても、冷却がストップするとわずか1日半で炉心溶融が再び始まるとされています。どこが“安定”か!ほとんど何の根拠もない「20ミリsv―50ミリsv」によって線引きされて、新たな地域の分断が強行されようとしています。「帰還困難地域」は国が土地などを買い取るとされているようですが、これは放射能汚染されたがれきなどの集積地とされるのは明らかで、さらには使用済み核燃料の最終処分地とされる可能性も大です。ほんとうに許しがたい!総会では被災地への粘り強い支援活動を継続している新加盟支部員からのアピールもあり、“地に足のついた”闘いが生み出されていることを実感することができました。