若者たちのしゃべり場

わが親愛なる東京西部ユニオン―アメリカン・アパレル分会組合員の話。参院選投票日直前の自宅。５～６人の２０代の友人が集まり、TVもつけずに４時間以上も議論してるんだそうです。「なぜ選挙に行くのか？」「太郎と共産党の主張の違いは何か？」などなど、真剣に議論していたと。その中に埼玉県の友人がいて、「まあ、俺は東京じゃないから関係ないから、選挙には行かない」と言ったら、みんなが一斉に「何で行かないんだ、選挙に行くってことはなあ…」と説得を始めたそうです。その説得している全員が、これまで選挙なんか行ったことがないんだっていうからおもしろいですよね。
山本太郎選挙は、これまでの政治空間を明らかに広くしていて、政治的な変革の可能性を開示しています…もちろん、大組織がなくても選挙に勝てるなどという「可能性」じゃなくてね。こうした可能性を一過性のものにしてしぼませてしまうのかどうかは、政治闘争の大衆運動化がいかに広がっていくかにかかっているということでしょうね。