「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

高齢者の食事の基本(肉を先に食べる)と意外と知らない高齢者のうつ病<2023年9月

2023-09-18 18:27:31 | 食事と食品

「野菜ファースト」はダメ絶対! 日本の高齢者5人に1人が不足、食事で初めに口にすべきものは?
2023年9月8日(金)19時30分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/lifestyle/2023/09/post-102597.php

さて何歳くらいで分ければ良いのか分かりませんが、高齢者の食事の順番を指摘しています。
これまでどちらかと言うと血糖値の急激な上昇や肥満を防ぐのに効果的であるとされるのが・・
野菜類~肉・魚~ご飯 の順番の食べ方です。

高齢になるとこの順番は、ダメだと指摘しています。
加齢とともに食事量が減り消化に時間がかかるようになります。こうなると少しの食事で腹がいっぱいになりその後、腹が減りません。

この状態で「野菜類~肉・魚~ご飯」だと栄養不足になるという指摘です。
特に筋肉や骨の材料である「タンパク質」の不足は致命的です。「タンパク質」が不足すると体重が減り筋肉量が落ちます。
単純に運動能力が低下し転倒しやすくなります。

そして記事の中には書かれていませんが・・・
個人的には、骨粗しょう症の原因にもなっていると思います。

『高齢者が「かくれ栄養失調」になると、どんどん食べる力が落ち、栄養状態が悪化してフレイルに陥ることにもなりかねません。
70歳以上の日本人の5人に1人がタンパク質不足といわれています。』

このような悪循環を避けるためには、「タンパク質」を最初に十分に食べる必要があります。高齢になるほどに「タンパク質」は大切な栄養素だと言うことです。

筆者は「肉~野菜~ご飯」の順番を勧めています。
私は、むしろ「肉~ご飯~野菜」だと思います。

そして野菜の量を食べるには、温野菜が大切です。生野菜は消化にも悪いですし腸を傷つける場合もあります。歯にも問題があるかもしれませんから、生野菜は二重の意味で高齢者には、不向きだと思います。ビタミンが心配なら果物を食べればよいと思います。

肉を最初に食べる食習慣にすると・・・
『気がつくとセロトニンの材料となるトリプトファンというアミノ酸を肉からしっかり摂取し、幸せと意欲が向上しています。うつうつとした気分とはおさらばです。』

これも大切なポイントです。
【70代前半までは認知症よりうつ病の人】の方が多い。
認知症とうつ病は、見分けが付きにくく判断できるのは専門医だけでしょう。
何かおかしいな?と思ったら専門医を受診するのがいいかもしれません。
診断のポイントは?
「食欲はありますか?」
と尋ね・・
「何を食べてもおいしくない」
「食欲がわかない」
「食が細くなった」
このような場合には、この医師は
「認知症よりもうつ病の可能性が高いと診断します。」

更に・・「ちゃんと眠れていますか?」
『もしも「夜中に何回も目を覚ます」という場合は、うつ病の可能性が高いと診断します。寝つきは悪くないが眠りが浅い熟睡障害は、うつ病による不眠の典型的な症状です。』

『実際に、認知症とうつ病は見分けがつきにくいのが特徴です。

うつ病は、70代以降の人が一気に老け込む要因です。そのまま放っておくと、徐々に運動機能と脳機能が衰え、あっという間によぼよぼになってしまいます。』

このような事だそうです。
なんだか、おかしいと思ったら専門医を受診した方がいいと思います。
特に「高齢者のうつ病」は、専門家ですら判断しにくいそうですので、早めの受診が早く健康を取り戻すのに役に立つと思います。

特に、「肉類」の不足は悪影響があるようです。

食べ物でうつ病予防できるならそうするべきだと思います。その他様々な高齢者の体力低下の防止にも効果があります。
肉や魚などタンパク質を食事の最初に十分に食べる食習慣に変えては、いかがでしょうか?

これを書いた医師は。
精神科医の和田秀樹(わだ・ひでき)さんです。

『高齢者のことをあまり知らない医者だと「年のせい」で片づけられてしまいがちです。』

つまり受診するにしても高齢者医療の経験のある精神科医か心療内科の医師を受診するべきであることになります。
町のヤブ医者にかかると?
「年のせい」と言われて、終わりかもしれませんよ!
ヤブと出来のいい医者は、どこにでもいますからね!
この判断を間違えないことも、老後を無事に暮らす大切なポイントです!
ヤブに百年かかっても、病気は治りません。
これは、自信を持って言えます。
自分で経験したからです。



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