「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ウクライナに供与されたミサイル都市防衛システムの効果<2023年5月

2023-05-20 15:53:38 | ウクライナ紛争

ワールド
2022年12月23日2:34 午後5ヶ月前更新
焦点:消耗するウクライナ防空システム、西側支援でも充足できず
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-air-defence-idJPKBN2T706H

ワールド
2022年6月1日7:18 午後Updated 1年前
ドイツ、ウクライナにIRISーT防空システムを供与へ
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-germany-arms-idJPKBN2NI2Y9
IRIS-T
https://ja.wikipedia.org/wiki/IRIS-T
中距離のIRIS-T SLMは40 kmの射程と20 kmの射高
IRIS-T SLX(長距離)はIRとRFのデュアル誘導方式で80 kmの射程と30 kmの射高

英軍が最新鋭ミサイル部隊をポーランドに配備…「音速で飛ぶテニスボール大の物体」も迎撃
2022/03/18 17:39
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220318-OYT1T50204/
防空システム「スカイセイバー」
CAMM
https://ja.wikipedia.org/wiki/CAMM
射程 25キロメートル (13 nmi)以上

パトリオットミサイル(アメリカ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB

去年から続くロシアのウクライナに対する無差別ミサイル攻撃を防ぐために、主にイギリス・ドイツ・アメリカから都市防衛システムが大至急、ウクライナに供与されました。その結果、都市防衛システムが厚く配備されたキーウでは、ほとんどのミサイル攻撃を迎撃することに成功しました。

このうちドイツとイギリスのものは、移動が比較的簡単で敵の攻撃を回避することが容易です。
ところがアメリカのパトリオットは、大型であるため移動は出来ますが半固定式です。そして1基のシステムが迎撃できるミサイルの数には、限界があります。写真を見れば1度に発射できるミサイル数が分かります。短時間でそれ以上のミサイルで攻撃を受けると、他のミサイルがないと迎撃できません。レーダー波が強いため敵に探知され攻撃される事もあります。だから本来は複数基を組み合わせて補います。

しかし、ウクライナでは1基で運用するためにロシアのミサイルを完全に迎撃できず破損したようです。

その他ドローン攻撃用の武器も提供されていますので、ドローンの迎撃も容易になりました。こちらは、もっと簡単で車載式の30ミリ機関砲です。これだって、数がなければドローンの迎撃は、かなり難しいです。

ロシア、米製パトリオット防空システム破壊を主張
2023.05.17 Wed posted at 06:49 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35203876.html

ロシアが迎撃不可能と豪語していた、極超音速ミサイル「キンジャル」も全て迎撃に成功しました。上記の都市防衛システムがなかったときは、ウクライナは迎撃できませんでした。

もちろん都市防衛システムは高価です。しかし、なければミサイル攻撃を防ぐのは不可能です。支援する側の費用負担も大きいです。



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