2023.11.23
ホルリウカの戦い、未だに状況が不明なウクライナ軍のテリコン襲撃
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/battle-of-horlivka-situation-of-ukrainian-armys-telikon-attack-still-unknown/
記事を読んで目が点になりました・・
まさか!
この作戦が実行されているとすると大統領府が参謀本部を無視して直接命令しています。
10月初め頃、その命令が大統領府から出されたようです。現地指揮官は、「無理です!」と断ったようです。
その経緯を書いた記事
2023.10.31
米タイム誌、大統領の頑固さがウクライナの柔軟性や選択肢を狭めている
https://grandfleet.info/us-related/time-magazine-presidents-stubbornness-is-limiting-ukraines-flexibility-and-options/
タイム誌の原文の記事
https://time.com/6329188/ukraine-volodymyr-zelensky-interview/
私もGoogle翻訳を使って全文を翻訳してみました。確かに軍関係者のインタビューの中にそれが出てきます。
ここに来て大統領府は、「トカゲのしっぽ切り」で軍の上級幹部を入れ替えています。おそらくそのどさくさに紛れてゴルロフカГорлівка方面を担当する指揮官も入れ替えたのではないか❓と思います。
大統領府の命令を聞く指揮官を任命したのでしょうね❓
そうでなければ、10月の初めに1回断った作戦を今、始める理由がないからです。
そもそもドネツク州ゴルロフカГорлівка付近は2014年から双方の境界線の動かない地域です。どっちもガッチリ陣地を築いて、どちらも攻められません。
(ホルリウカ・はウクライナ語読みです)
テリコン(ぼた山)とは炭鉱で見られる「ぼた山」です。アウデイイウカからゴルロフカにかけては、そんなテリコンが数多く点在しているようです。
その上には隠れる場所も掩護体となる樹木もありません。そこにいると砲撃の的になり撃破されるだけです。だからどちらもそこに陣地を築いたり制圧したりしようとはしません。
ところが❓
ウクライナ軍が何故かそこに進撃し始めテリコン(ぼた山)に上っては、ロシア軍の砲兵部隊に砲撃されて吹き飛ばされているようです。
ほぼ何の意味もない犠牲だけが出る戦闘をウクライナ軍が行っているようです。
まるで謎です。
おそらく大統領府からの「ゴルロフカを攻撃せよ!」と言う厳命により、やっているのではないか・と思います。
大統領府がそう考えた理由は❓
まもなく陥落するであろうアウディイウカАвдіївкаでの敗北を糊塗するためではないか❓と思います。
もしそう思うなら、アウディイウカАвдіївкаに増援部隊を送り込むべきでしょう❓
そうせずにゴルロフカГорлівка攻撃の命令を出したとしたならば❓
ウクライナ軍の指揮命令系統は崩壊しています。
素人将軍(ゼレンスキー)が自分の思い付きで、普通プロなら絶対出さないような命令を乱発しているのかもしれません❓
仮にそうであるとしたならば❓
ウクライナ軍は相当危ういと言わざるを得ません。