「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

2023年ウクライナ紛争の現時点での総括と今後の推移<2023・11・15

2023-11-18 20:55:22 | ウクライナ紛争

色々ウクライナも今年の前半では、吹きまくっていましたから、「さぞや!大戦果を挙げるのだろう!」と期待感を持ち見守ってきました。
西側のメデイアも大体、そんな調子でしたね❓

今年も大体終わりに近くなると、結局持久戦が戦われただけでした。ウクライナ軍は新規の部隊を編成し西側の武器で大幅に強化されましたが、ロシア軍の防御を突破することは出来ませんでした。

ロシア軍の方にも当然損失は出ていますが、ウクライナ軍の被った人員・武器・装備の損失の方がダメージは大きいと思います。同程度の損失なら補充がしにくいウクライナ軍の方が、ダメージは大きくなります。
比較すると相対的にロシア軍が強くなり、ウクライナ軍は弱体化することになります。

ウクライナ軍は南部戦線で、ほぼ動員可能な兵力を振り向けて反撃作戦を行ったと思います。ロシア軍にガッチリと受け止められて、現在はやや押し返されています。

つまり今年のウクライナ軍の反撃作戦は、効果がなかった=失敗と判定できます。

その意味するところは❓
ウクライナ軍が攻撃できる箇所が無くなったと言うことです。あとは、塹壕戦を挑んで持久戦にするしかないと思います。

その割には、なんだかウクライナ軍が優勢のようなイメージがあります。クリミアにミサイルを撃ち込みました!とかね❓
それが地上戦に何か影響があるかと言えば❓
ほとんど勢力の境界線が動いていませんから大した意味はありません。

それで持久戦に移行するかと言うと、そうではありません。現状は、ウクライナ軍が攻撃力を失って攻められないというだけです。

ロシア軍の方は、どのような状況かが問題です。
ロシア軍の方は、応募兵を30万人かき集めて一部は、ドネツク州アウディイウカАвдіївкаに投入されていると思います。

ウクライナ軍の方は、攻撃力を失い防禦戦に移行しつつあります。ロシア軍は、応募兵30万人を前線に投入してこの冬攻めます・と言う話です。

ウクライナ軍は攻めきれなかった以上、守るしかありません。守り切ったロシア軍は、これから攻撃を開始します。

それが、この冬の戦いです。どうなるかは、現時点では分かりません。ロシア軍が去年の冬のように間抜けな戦いをすれば、ウクライナ軍は守り切れるかもしれません。

しかし、今年のロシア軍はやや賢くなっている部分も見えます。

あちこち兵力を分散しないで、冬のロシア軍の攻勢に備えなければ、ウクライナ軍はやや困るかもしれません。見ていると、無駄な攻撃をまだ継続していますね❓
どうなるのか❓



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