「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

とうとう?立民・共産党か?<2023年10月

2023-10-25 19:10:37 | 日本の政治経済

立・共、次期衆院選で連携へ 両党首が合意
2023年10月23日18時40分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023102300694&g=pol&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit

何回国政選挙で負けても数合わせの選挙から抜け出せないようです。立憲民主党です。またもや出てきたのは、共産党との連携でした。

数合わせばかりやっているから議席が減り続けるのが、どうしても理解できないみたいです。このままでは消えゆく運命ですから、その前に「立民・共産党」にした方がいいでしょう。
思考力とか政策とか、普通に政党に必要なものが欠けていると思います。

「岸田政権を倒さなければならない。そのためにも、市民と野党の共闘は非常に大事で、ぜひやりたい」

国民は誰もそんなことを考えてはいないと思います。
スローガンだけあって中身がない。
ほぼ、ダメの世界ですね?

立民の唯一の支持母体である連合さえ、共産党と組んだら支持しないと言っています。

何を考えているのか、分かりません。

例えば日本維新は、地域政党として始まって今、国会で議席を増やして野党第2党の座を伺う勢いです。日本維新に欠点はあるにせよ、地道に積み重ねてきた政治活動の結果です。

要は、議席を増やすのは政策と日ごろの政治活動であり、他党との数合わせの合従連衡では、ありません。

どうも?
議席を増やすのと、カップラーメンと同じように考えているようです。

土台?無理だろ!

政権交代の時の期待度が高かった分、ダメになったときの失望感は大きいです。
「そこまでダメなら?消えてなくなれ!」
と、思うのは私だけでしょうか?


イランがアルメニア・アゼルの和平協議を主催(欧米のメデイアの偏りと捏造)<2023年10月

2023-10-25 19:08:49 | ロシアと周辺国

もう1年以上、ウクライナ紛争を中心に時事日記を書いてきました。そうすると段々視野が広がります。これまで見えなかった事が見え始めます。
我々は西側のメデイアを通して外国のことを知ることが多いです。日本のメデイアの海外記事は、欧米のメデイアの記事を転載しているケースが多いからです。

そうして見ていると欧米のメデイアにもかなり偏向報道があり時には、意図的にミスリード情報を流します。中にはプロパガンダを拡散している場合もあります。

イスラエルとハマスのケースも相当ひどいです。
一番ひどいのがアルメニアとアゼルバイジャンの紛争です。これは、捏造のような記事のオンパレードです。つまり一方的にアゼルバイジャンを悪者に仕立て上げようとします。現実にはアルメニアが30年以上アゼルバイジャン領に侵略戦争をしてきた訳であり、アルメニアが明確に悪いと言えます。アゼルバイジャンは侵略された被害者であるのに欧米では、悪者にされています。
こんな事は、インターネットで情報を探せば簡単にわかることです。それなのに捏造情報を垂れ流して拡散するのです。悪質でしょう?報道における中立や公平は皆無です。

そのようなケースの一つにイランがあります。アメリカを中心に欧米のメデイアのイランに関する報道は、極悪国家でしょう。それほど、イランが悪いのかと言えば大した悪いことは、していません。徹底的に反アメリカ外交を貫いているだけです。
つまり、アメリカに逆らうから極悪だと言っているに過ぎません。ここにも偏向報道と事実の捏造があります。

このような事例は、見渡すと沢山あります。特に海外の情報はメデイアの記事を鵜吞みにせず、自分で簡単に調べてみることをお勧めします。インターネットで検索すればオープンソースの情報で簡単に分かる偏向や捏造を見ると思います。
※全部がそうだと言っているのではありません。

さて30年以上の長きに及んだアルメニア・アゼルバイジャン紛争も、やっと終結しました。
これを、仲介したのはロシアです。ロシアはアルメニアにテコ入れしてきましたが、流石にこれ以上は無理と判断したようで、停戦の仲介に動き両国が受け入れて停戦が成立しました。停戦が成立せずアルメニア系武装勢力が最後まで抵抗すれば、更に万人単位の犠牲者が出ていたと思います。

『アルメニア側、ロシアの停戦案を受け入れ ナゴルノ・カラバフでアゼルバイジャンが「対テロ作戦」』
2023.09.21 Thu posted at 08:30 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35209326.html

停戦は成立しました。アルメニアへの移動を希望するナゴルノ・カラバフ地区のアルメニア系住民には移動の自由と安全が保障されました。ほとんど逃げ出したのは、アルメニアの事前のプロパガンダが行き渡っていたからです。
「残ればアゼルバイジャンに惨殺される!」
アゼルバイジャン政府は、アゼルバイジャン国民として留まるなら権利と安全を保障すると言っています。だから残留を希望する住民は、アゼルバイジャン国民として生活するには何の問題もなかったと思います。

まあそれはそれとして停戦は成立しましたが戦後の様々な交渉や取り決めは、まだ全然手が付いていません。和平交渉をしなければ、なりません。

フランスを中心とするEUが交渉を仲介しようとしました。あっさり、アゼルバイジャンが蹴ってボツ!になりました。
『アゼル大統領、EU・アルメニアとの協議見送り 仏に不快感』
2023年10月4日午後 11:12 GMT+919日前更新
https://jp.reuters.com/world/europe/5BZD6OX2RVNRFBKRHT27YCJWLI-2023-10-04/

この和平交渉を仲介できる国が実はありません。
ロシア・アルメニアが拒絶。アメリカかEU・既にお断り。
トルコ・アルメニアが拒絶。
どこもダメです。どっちかから、お断りが来ます。
そこで地域の大国であるイランが仲介に動きました。
『イラン、アルメニア・アゼル外相による和平協議を23日主催へ』
2023年10月23日午前 9:38 GMT+94時間前更新
https://jp.reuters.com/world/security/CJWFE4PDCZIYJA45G5PMOQDEPY-2023-10-23/

これですぐ和平がまとまるかは分かりません。しかし、話し合いは始まります。やっと和平のスタート地点に立てました。

※ロシアが停戦を仲介しました。
イランが、和平交渉の話し合いを仲介しました。

アメリカも西ヨーロッパの大国もいません。
どっちも仲介は不可能です。
アメリカとNATOは良い国のはずなのにはじき出されました。
極悪のはずのロシアとイランが、停戦と和平に関与しています。

つまり、これを見ると相当嘘が有ることが分るでしょう?
ロシアとイランが本当の極悪なら仲介などできるはずがありません。アメリカとNATOは良い国なら仲介できるはずです。

アメリカとNATOが言っている悪い国は?
単にアメリカやNATOの言うことを聞かない国であることが分かると思います。たったそれだけの事で悪者にされている国は結構たくさんあります。

アメリカとNATOの言うことを聞く国と必要な国は、良い国にするわけです。

究極のアメリカとNATOの身勝手を正しいと思い込んでいるケースは、結構あります。

アフガン・イラク・リビア・シリア。
アメリカとNATOに戦争を仕掛けられたり軍事介入されて国をぐちゃぐちゃに破壊されました。多くの人々が死にました。
その理由は、アメリカとNATOの言うことを聞かなかっただけの事が理由です。
そして?
イラク・リビア・シリア
全部、偶然にもイスラエルの敵国です。
まあ?単なる偶然なんでしょうね?

分かりましたね。国際情報は、自分で調べて考えなければダメです。知らないうちにアメリカとNATOに洗脳されているケースが多いです。


ドネツク州アウデイーイウカの激戦<ウクライナ紛争2023年10月

2023-10-25 19:07:17 | ウクライナ紛争

1週間でロシア兵6000人死亡か ウクライナ試算、激戦地アウディイウカ
2023年10月23日07時07分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023102300178&g=int&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit

ウクライナ側の試算のとおりであるとするとロシア軍に甚大な被害が出ていることになります。空恐ろしいというべきでしょう。

これまで最もロシア側の犠牲が大きかったと思われるのが、バフムトの激戦です。推測ですがワグネルの囚人兵部隊で約3万人見当。ロシアの正規軍が2万人とすると合計5万人。これは死傷者の推測です。かなり死亡率の高い戦場でしたので、このうち3万人は戦死しているかもしれません。しかし、これは5か月間に及ぶ激戦の総計です。

戦死者が5千人とすると負傷者が同数いると仮定して1万人の死傷者です。バフムトは地獄の戦場と言われました。しかもワグネルの戦術は、人的犠牲を考慮しない無茶苦茶なものです。それでもロシアの正規軍と合計した1か月分の死傷者を、たった1週間で出したことになります。

ロシア軍がアウデイーイウカАвдіївкаでやっている戦術は、バフムトの2番煎じと言えます。バフムトでは、市街北の郊外を制圧して市街の東の郊外から市街に攻め入りました。
アウデイーイウカАвдіївкаでは、北と南の郊外を制圧して市街を包囲しようとしています。

仮にこの作戦が成功したところでウクライナの前線を北に押し戻すだけで大勢に影響はありません。州都ドネツクの防衛が確実になるだけです。これは、バフムトにも言えることでバフムト市街をロシア軍が占領したところで戦略的な意味は、ほぼありません。勢力の境界線上に1拠点に過ぎないからです。

これがドネツク州リマンЛиманやハルキウ州クピャンスクКуп'янськになると全然、意味が違います。両方ともハルキウ州攻略の要の要衝です。両方ロシア軍が奪還するとウクライナ軍のハルキウ州防衛は、かなり大変だと思います。

大きな犠牲を払ってまで攻め落とすなら攻撃する方向が全然違うと言うことです。バフムトも同じことで、バフムトではなくドネツク州リマンЛиманやハルキウ州クピャンスクКуп'янськ攻略にあの大兵力を振り向けていれば、ハルキウ州は、今頃無事ではないと思います。

こうやってロシアの参謀本部が方向違いの作戦計画を立てているうちはウクライナ軍は、少なくとも今のウクライナ領を大きく失うことはないと思います。

と言ってウクライナ軍の方も決め手に欠けていて、主攻撃路と言えるザポリージャ戦線での進撃は、事実上頓挫しているようです。

『 ウクライナ軍ドニプロ川「渡河作戦」、イギリスで半年訓練の1000人投入…東岸に拠点維持』
2023/10/22 22:34
https://www.yomiuri.co.jp/world/20231022-OYT1T50143/

ウクライナ軍にとっての期待の持てる戦場は、ヘルソン市のドニプロ川東岸に現在保持している橋頭保です。ここを保持したうえでへルソン州東側で進撃できるかどうか?

アゾフ海側まで進撃できるとウクライナ軍の作戦目的であるロシアの占領地の東部と南部の分断には、成功します。しかしそれがロシアの占領地を全部奪還することに結びつくものでは、ありません。南部の奪還に成功しても、クリミアと東部は依然としてロシアの占領地として残ります。これを全部、奪還しようとするなら3年はかかるような気がします。クリミアは陸側から攻めるのは、かなり困難な要塞のような地形です。

そこまでウクライナの国家財政が持つとは思えません。有利なうちにウクライナ軍に兵力と武器装備があるうちに、停戦を考えるべきと思います。ロシア軍を占領地から追い出す前に、ウクライナの国家財政は確実に破綻すると思います。今ですら欧米の援助がなければ、事実上ウクライナの国家財政は破綻状態にあると思います。ウクライナが国家として存続することを最優先に考えるべきだと思います。それで十分、ウクライナの勝利だと思います。


ソウルで日韓交流おまつりが開催されたそうです<2023年10月

2023-10-25 19:05:56 | 東南アジア~西アジア

「日本ブーム」で盛況 ソウルで日韓交流おまつり
2023年10月22日18時28分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023102200359&g=soc

これが普通でしょう。近い隣あった国です。それは双方とも同じです。日韓ワールドカップ共催のあと日本では韓国ブームが起きました。随分、日本の韓国に対するイメージは向上したと思います。

それに冷や水を浴びせたのは韓国の国内政治です。韓国の外交は日本を敵視して北朝鮮との融和外交です。バカの一つ覚えで、民主化以降続けてきました。

流石に北朝鮮融和外交は、不可能になり親米・親日政策に180度外交政策を転換したのが、今の政権です。

これまでの韓国政権は歴代、日本で言うなら左翼学生的な考えを持つ政治家が歴代大統領に当選してきました。反日・親北朝鮮政策が国民受けしたからです。

歴史的な経緯はこの際わきに置くと韓国の民主化を長年支援してきたのは、日本です。金大中が東京のホテルから韓国情報部により拉致されました。金大中を殺害しないように当時の軍事独裁政権に圧力をかけ続けたのは、アメリカと日本政府です。

民主化後の初代大統領は、金大中です。
しかし、この大統領が最初にやったのは北朝鮮への太陽外交です。それがその後の韓国政権に受け継がれました。

凄くおかしいですけれど、やっと現在の韓国大統領がその政策を変更しました。

政治で外交が歪められる典型的な事例です。

韓国と日本は、同じ国家と言っていいほど近縁の国同士です。むしろ韓国と北朝鮮より近い関係だと思います。北朝鮮は、歴代韓国を軍事支配してきました。韓国にあった王国が日本に援軍を求めた時代もあります。ずいぶん、古い時代ですけれどね?
でも、今その時代と同じ国際環境が生まれています。

「歴史は繰り返す」

その言葉を実感します。
お互いに友好関係を深めて、どっちにも損のない話です。それこそ、ウイン・ウインの関係でしょう。

両国の友好関係が、末永く続くことを祈っています。


今、ウクライナの政治はどうなっているのか?<2023年10月

2023-10-25 19:04:23 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

これ何だか変だと思いませんか?
コメントを出す人が数人しかいません。
時々軍司令官クラスの軍人が戦況についてコメントする程度です。ウクライナ国会に至っては、そこで何が話し合われているのか?誰がメンバーなのか?
ニュースを聞いたことはありません。

ロシアは独裁国家ですが、結構ロシア国会の話題がニュースになっています。大体、物騒な話題が多いですけれど・・最近は、ある女性議員がシベリアで核実験をやってNATOを脅せ!と過激に発言しましたが?
流石にこれはロシアと言えども過激すぎて、あっと言う間にボツ!になりました。

ウクライナは、完全に情報統制しています。ロシアに情報を渡さないためですね?
しかし、余りにも情報統制が完璧すぎるでしょう?
それは情報組織と警察力を総動員しないと無理です。

元々のウクライナの政治の勢力を考えると?
過激民族主義者
過激右翼
ネオナチ
(以上、親NATO)
民主主義的らしき人
親ロシア派

大体、こんな感じです。開戦後、親ロシア派は徹底的にパージされました。政治の世界からは排除されたと思います。
「民主主義的らしき人」も多少いると思いますが、親ロシア派を排除してしまうと、危なそうな人たちが大勢残ります。

そしてゼレンスキー氏は、どちらかと言うと親ロシア派人脈に担がれて大統領に当選したと思います。
まるっきりの政治のド素人ですから当選後は、内政でも外交でも失敗続きであっと言う間にし支持率が20%台に急低下した経緯があります。
人気回復のためにNATO接近を図りました。
それが、ロシアの軍事介入を誘発しました。

ここで疑問が出てくるでしょう?
政治能力ゼロに近い人が、どうやって政権運営しているのだろう?
政治能力ゼロに近い人に急に政治能力が身につくわけは、ありません。

つまり?今、ウクライナ政権の中枢にいるのは、親NATO派の、過激右翼・過激民族主義者・隠れネオナチ・軍部・情報部。
大体、メンバーを想像するとこうなっていると思います。そうなると政治を実質的に握っているのは、このメンバーの連合体であると推測できます。

これ出してしまうと「それ見たことか!」とロシアに喜ばれるでしょう?
だからゼレンスキー氏を担いで目立たせて黒子に徹しているのが、ウクライナの支配者です。ゼレンスキー氏は、その操り人形にすぎないと思います。逆らえば、即放り出されるでしょう。
だから黒子の意思をプロパガンダとして話すしか話しようがないのだろうと思います。ほぼ集金用の話しか出てきませんね?もう一つ言っているのが、「この戦争はクリミアで終わる」。これは2022年秋から言っています。全然、そうなる気配はないですね?つまり、戦争を継続したい軍部の意見を反映していると思います。

おそらく今のウクライナ政府は、過激民族主義者+軍部が実権を握っていると思います。軍事独裁政権に近い内容ではないか・と思います。
それとそっくりなのが、イスラエル政権です。だから妙な親和性があります。

今世間に巻き散らかされているプロパガンダは、相当に怪しいと思います。(個人的には、嘘だと認識しています)

軍事独裁政権の戦争継続のために戦争資金を出しているとしたらどうなります?
ゼレンスキー氏の口からは、戦争断固継続の話は出ますが、ウクライナ国民の話は出ませんね?

国民を犠牲にして戦争を継続する姿は、ロシアと全く同じでしょう?

ウクライナ国民のために一番良い道は、既に一つしかないと思います。このままでは、ウクライナ国民は死に続け国土や産業は荒廃し荒れ果てるだけでしょう。

今、ウクライナを援助している国々もそれを考えるべき時期に来ていると思います。少なくとも援助の目的であるウクライナの敗北は防ぎました。目的は、もう達成されていると思います。ウクライナにしても敗北を回避し独立を維持できるなら目的は、達成されていると思います。

ロシアにはロシアの言い分があります。全部、自分の要求を通そうとしても無理です。それこそ「戦争に勝ってから言え!」と言われてしまうでしょう。
それで戦争を継続すれば、ウクライナは滅びると思います。誰も助けては、くれません。
大国の草刈り場になるだけです。
国家として未熟すぎるウクライナには、それが理解できていないように思います。

大国のパワーゲームに巻き込まれる国は、生き延びるのにそれなりの経験と知恵が必要です。いい・悪いの問題では、ありません。関与しているロシアもアメリカも極悪です。

善意の大国などあり得ません。
どっちが、より悪いかの問題です。
世界一の極悪は、文句なくアメリカです。