「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

今シーズンのメジャーの素晴らしいバッター<2023年10月

2023-10-03 17:10:08 | MBL & プロ野球

二人います。
文句なく単年で素晴らしかったのが、ブレーブスのロナルド・アクーニャ選手です。今シーズン初めて全てで大きく進歩を示しました。
全部揃ったオールマイテイーの強打者です。
リーグ1位
OPS:1.012 出塁率:.416  安打数217 盗塁数73

打率.337:2位 ホームラン41:4位 打点106:6位

これだけ全部の項目がハイレベルな成績も珍しいと思います。もう一人強打者のマット・オルソン選手もいてブレーブスは、ぶっちぎりの地区優勝でした。

もう一人は、歴代の大ホームランバッターの道を歩みつつある選手です。
メッツのピート・アロンソ選手です。28歳
2019年 HR53 ホームラン王1回
2020年 HR16(短縮シーズン57試合)
2021年 HR37
2022年 HR40
2023年 HR46
通算146HR HR王1回

メジャーの過去の偉大なホームランバッターに共通する特徴があります。デビュー年からホームランを量産してそれを長く続けます。
最近の選手だとA・ロドリゲス選手
デビュー年36翌年23
3年目から14年連続30HR以上
3年目から6年連続40HR以上
通算696HR HR王5回

アルバート・プホルス選手
デビュー年から12年連続30HR以上
通算703HR HR王2回

ピート・アロンソ選手は、この過去の偉大なホームランバッターと同じ道を歩んでいます。どれだけ現役を続けられるかと成績を継続できるかの課題はありますが、A・ロッド選手もアルバート・プホルス選手もそれを継続して偉大なホームランバッターになりました。

この意味では、アーロン・ジャッジ選手もかないません。
飛びぬけているのは、この二人です。

私が大谷翔平君に期待するのは、この二人のレベルです。だから打者に専念してほしいと願うわけです。


まだ続いているカナダの大規模山火事<2023年10月

2023-10-03 17:07:37 | 自然災害・気候変動

カナダ山火事の煙、NY市に到達の予想 米北東部でかすんだ空に
2023.10.02 Mon posted at 13:12 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35209747.html

5月ごろに山火事が起きたと思いますが、まだ消えていないようです。西部でも大規模山火事ですから、大変な状態が続いているようです。

大陸国家で広域の大規模山火事が起きると、ほぼ消火不能で逃げるしかありません。

消えるのは、かなりの雨量を伴う降雨を待つしかありません。夏場、カナダではそのような降雨がなかったようです。

数年前にオーストラリアでも大規模山火事がありましたが、この時は幸い豪雨があり消えました。

ギリシャの山火事は、リビアに豪雨災害をもたらした「メディケーン」のダニエルで消えたのではないか・と思います。発生場所がギリシャ近くのエーゲ海でギリシャでも豪雨災害がありました。

豪雨が降らなければ、お手上げの大陸の大規模山火事です。地球温暖化のもたらす高温で山火事が起きやすくなっていて、気を付けていても防ぎようがないようです。原因が落雷の場合があるからです。


(MLB)大谷翔平君が初のホームラン王<2023年10月

2023-10-03 17:07:37 | MBL & プロ野球

目出度くア・リーグのホームラン王になりました。
普通にメジャーを見ていると日本人には無理なように見えますが、やったら出来ることを証明しました。

私個人は、二刀流よりもホームラン王を評価します。
やはりタイトルを取ってこそ評価できます。
ホームラン30本&投手で10勝は、素晴らしいですけれどどっちも中途半端です。また故障して手術しました。この先のことを考えて欲しいと思います。

今シーズンは、アーロン・ジャッジがケガで106試合しか出場できませんでした。それでも37本ですからジャッジがフル出場していたら、翔平君のホームラン王はどうかな?と思います。翔平君もケガで135試合です。怪我をしていなければ、50本台もあったかもしれません。やや幸運に助けられた部分もあります。
ちなみに、ナ・リーグは54本47本46本が1~3位で44本が多いわけではありません。怪我をせず全試合出場して54本以上打ってほしかったと思います・

その意味でもケガをしないような将来を考えて欲しいです。翔平君ならあと10年現役でプレーできると思います。そうするためには、どうしたらいいのか?

打撃成績は、全部門で抜群でした。
OPS:1.066 両リーグ1位
出塁率 .412 1位
長打率 .654 1位
素晴らしいと思います。
アーロン・ジャッジ 2022年
OPS:1.111
出塁率 .425 1位
長打率 .686 1位

しかし、上があります。翔平君にはそこを目指してほしいです。やっぱり、アーロン・ジャッジに勝ってホームラン王になってこそ価値があるというものです。
なぜなら?
アーロン・ジャッジが今の時代のメジャー最高のホームランバッターだからです。

メジャーで日本人がホームラン王になることなど夢のまた夢のように翔平君以前は、思えました。可能であることを証明してくれました。
翔平君のような体格と運動能力に恵まれれば、他の選手にも可能です。

これまでの日本人選手に一番欠けていたのは、運動能力です。翔平君は、メジャーでも屈指の俊足と言っていいと思います。翔平君の並外れたパワーの秘密は、ここにあります。運動能力と基礎体力です。それが足りなければ、いくら技術練習をしてもたかが知れているということです。

翔平君より運動能力と基礎体力に優れた日本人選手は、いないでしょう?

これまでは、目指す方向が違っていたと言えます。才能を発掘するにも、この部分を重視しなければなりません。単に高校生レベルの野球の技術にこだわりすぎるから、本当の才能が出てこないのだと思います。

打てるだけの選手が多いのでないですか?
打って走って守って:を全部ハイレベルにできる選手でないとダメだと言うことです。

アーロン・ジャッジだって外野から160kmでバックホームします。つまり、そう言うことです。

このような事を、全部示してくれた点でも翔平君は日本の野球界に新しい方向を教えてくれたと思います。それに続く後輩が出てくることを期待したいと思います。

※例えば、巨人の秋広優人。
身長2メートル。21歳。
今年1軍デビューしましたが、翔平君のような運動能力と基礎体力があるなら翔平2世も可能です。

探せば翔平2世は必ずいると思います。


中南米の水資源をめぐる問題とは?<2023年10月

2023-10-03 17:06:16 | 中南米

アングル:AI基盤のデータセンター、「水の浪費」と中南米住民が反旗
2023年10月1日午前 9:22 GMT+918時間前更新
https://jp.reuters.com/world/environment/6LCDSJPYDJKANBSSSPA4TB7FNE-2023-10-01/

中南米に限ったことではありませんが、世界中でデータセンター新設の需要が増えているそうです。
しかし、大量の水資源を浪費します。余程水が豊富な土地でないと建設できないと言うことです。半導体工場もそうです。膨大な真水を消費します。

特に中南米は、アンデスの氷河が消えつつあります。中南米に豊富な水を供給してきた水源が枯渇しつつあります。中南米に限ったことではありませんが、それが各地に干ばつをもたらしています。

水は、最も大切な地球の資源です。水と空気はタダだと思うのは日本人ばかりではないようです。しかし有限の資源であることには、変りはありません。

ヨーロッパでは、アルプスの氷河が減少しつつあります。それを水源にしている地域のうち、イタリアやフランスでは干ばつが起きるようになりました。

気象変動で世界中の氷河が減少し消えると言うことは、水も消えると言うことです。

水が少なくて困るのは、農業も普通の生活もそうです。便利なネット社会も大きく影響されると言うことです。

よく考えるべきでしょうね?
電力を大量に消費する産業や社会は、やがて行き詰まると思います。そうなったら大変です。今、スマホで出来ることが、ほとんど出来なくなります。様々なネットを利用したシステムが急にダウンするリスクを考え直すべきでしょうね。


モルディブの大統領選挙で親中派ムイズ氏が勝利<2023年9月

2023-10-03 17:04:56 | 東南アジア~西アジア

モルディブ大統領選で親中派ムイズ氏勝利 親インド路線見直しへ―シーレーン要衝、地域情勢に影響
2023年10月02日00時45分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023100100118&g=int

インドの南の小さな島国国家です。元々は親インドが外交政策だったようですが、最近は親インド派と親中国派で意見が分かれているようです。

やはり島が水没する危険性が迫っているのでその対策が国是と言うべきでしょうね。
『海面上昇対策として、国土を盛り土して水没を防ぐ、移住先となる人工島の造成、海上都市の建設など様々なプランが検討されている。実際にフルレ島の北北東に人工島「フルマーレ」の造成が進んでおり、最終的に国民の40%が移住する予定である。 』

このような差し迫った課題があります。

そしてここに海軍の拠点を持つことは、インド洋に大きな影響を持つことになります。アメリカは、インドに遠慮して控えているのだろうと思います。

インドにしてみると鼻先に中国の海軍拠点が出来れば、ほぼ屈辱的外交上の敗北になります。

『2018年に就任したソーリフ氏は、インフラ整備を通じ対中傾斜を強めたヤミーン前政権の方針を転換。インドとの関係強化に取り組んできた。一方、ムイズ氏は、モルディブに駐留するインド軍や、駐留を許す現政権は「国の主権を損なっている」と批判してきた。』

一方でムイズ氏今回勝利した理由は、インド軍の駐留を不愉快の思う国民に意見と、やはり人工島「フルマーレ」の造成について計画を推し進めるべきだという意見が強かったのかと思います。

現実問題インドの土木技術と中国の技術は、かなり差があります。インドは鉄橋建設などで建設中の橋が時々崩落していますから、大切な人工島の建設にインド企業が関与していたら私なら心配になります。

そして記事には全く出てきませんが、インドのモディ首相は、ヒンドウー至上主義者です。しかもその政策をインド国内で強力に進めています。

写真を見ると分かりますね?
モルディブはイスラム教国です。
インド国内のイスラム教徒の弾圧は、モルディブにも聞こえているでしょう。モルディブ国民がインド軍に口に出さない不安感を持っても当然です。

過激な主義主張は、それに同調する人間以外の反感を招きやすいと言うことです。過激民族主義者は、国を滅ぼします。インドが、今のようなヒンドウー至上主義政策を取るなら周囲のイスラム教国の反感を招くでしょう。インドの周辺は、イスラム教国ばかりです。