コタンクルカムイのまったり生活

野山の散策、小さな旅行、テニス遊びなど、札幌生活を不定期に掲載。
'06年版は「みみずく先生の日記」で。

謹賀新年

2023年01月01日 | よろず覚え書き
あけまして
おめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします


(白い花はアズマイチゲ? 紫色は Chionodoxa Luciliae(瑠璃春百合:小生命名), 黄色はキバナノアマナ)

 旧年中はお世話になりました。
皆様にはご健勝にてお過ごしのこととお喜び申し上げます。
 安保の年の昭和35年、大学入学とともに千葉から札幌に移りましたが、年を重ねるとともに春の到来を待ちわびるようになりました。

 車生活は終わりにしましたがそれはそれで不便なものです。
 テニスもパソコンで見るだけになり、プレイヤーからは足を洗ってしましいました。

 戦争前夜のような政治環境が消え去ってくれるのを祈るばかりです。 

 皆様のご多幸をお祈り申し上げます。

  令和五年元旦

いいのか悪いのか

2022年11月08日 | よろず覚え書き

当地では間もなく冬に入ることでしょう。
年をとると年々冬が鬱陶しく感ぜられます。
若い頃は雪だ! スキーだ! と浮かれたものですが、いつの頃からかその気力も失せました。

北海道では鳥インフルエンザの流行・処分で養鶏業者は大打撃とのこと。

厚真町で10月27日に16万5千羽!
伊達市では11月5日に15万羽!

あれこれ物価高に襲われる中鶏肉よおまえもか!
アメリカのタマゴ。雛の輸出業者は大もうけ?

その代わり(?)でもないでしょうが、千歳川へのサケの遡上は11月5日時点で50万匹を超える数だそうです。
サケのふるさと 千歳水族館 菊池基弘 館長ですら「連日サケでゴッチャゴチャの状態になっていますね。水面からサケの背中がワラワラと見えて川じゅうサケだらけ」とプロですらびっくりしています。
出来ることならお裾分け頂たいところ・・・。
勿論川での釣りは違法です。アイヌの皆さんにはお気の毒ですが・・・。

線路が消えていく

2022年10月18日 | よろず覚え書き


今年は鉄道開通150年だそうです。
因みに東京国立博物館も開設150年だそうです。

北海道ではどんどん線路が廃止されつつあります。
鉄路の維持はJRに頼っていますが、高速道路はそうではありません。
これでは鉄路が消えていくのは無理ありません。
炭坑が消えたことが致命的であったのではないかと思います
石炭から石油に産業構造が変わったことや、産炭地の人口減少で札幌に人口が集中したことが要因です。
北方漁業の衰退も別の要因です。
今や農産物の輸送もじゃがいもの輸送をになう他はトラック輸送にとって代わられつつあります。
生徒・学生の通学の足もどんどん制約を受けます。

鉄道に因んで想い出を少々。

千葉のぼろ屋(戦後の県営住宅)で同居していた祖父は省線と呼んでいました。
昔は鉄道省でしたからね。
次の世代は国鉄で、いまやJRになり、労働者組織もないも同然になりました。

千葉から北海道に移動したのは昭和35年(1960年)。
両親に見送られ、3月末頃走り出したばかりの「はつかり」に上野から乗って、東北線ー青函連絡船ー函館から急行に乗って函館本線で札幌へ。
かれこれ20時間かかりました。
列車が青森県に入ると乗ってくるお客さんの言葉(津軽弁?)が一言もわからないのにはびっくりしました。
4時間半かかる青函連絡船を下りると乗客の皆さんは走って列車に乗り込みます。座席確保のためです。
森駅の「イカめし」は記憶に残る味でした。
函館本線の駅弁は他に長万部の「かにメシ」もその後機会ある度に「イカめし」ともどもいただいた懐かしい味でした。
頼りない記憶によれば、その後2、3年は教養の級友とともに汽車を利用しての帰省でした。
まだ蒸気機関車に引かれての急行列車でしたので窓から入る煙に悩まされました。
この間は指定券獲得のために朝6時くらいから札幌の交通公社に並ばなければならないのが苦痛で、その後は飛行機に切り替えたので函館本線の駅弁からは離れてしまいました。

食い気とは離れますが、浪人生は千葉~四谷の往復の折り、両国橋から見る花火は夏の風物詩でした。
花火鑑賞が出来るように電車は両国橋上で徐行してくれました。いい時代でした。

駅弁と言えば信越線の「横川の釜飯」も忘れられません。
姉の嫁ぎ先が長野近くの町の病院だったので上野-長野の信越線は良く乗りました。
今と違って横川-軽井沢間はアブト式のゆっくり列車でした。
この路線の小諸駅の発車時に流される「小諸馬子唄」の尺八の音色に「あ~、旅をしているな~」と。
今は上越新幹線に切り替わってしまったので旅情からは遠ざかってしまいました。
高崎駅の「とりめし」はまだあるかな~。

今日の札幌は冷たい雨が降っています。
冬は間もなくでしょう。
西日本は秋真っ盛り? それとも紅葉の始まり?
曼珠沙華はもう終わっているでしょうね。北海道では見ることはありません。

8月は・・・・

2022年08月22日 | よろず覚え書き

高校野球も仙台育英の勝利で長い日程を終えました。
優勝旗もついに白河の関を越えました。津軽海峡越えには先を越されていますが。

これが終わると何となく8月も終わった気がします。
小・中・高等学校も夏休みの終わりです。

8月は各種の記憶がよみがえる時でもあります。
戦争の記憶・・・・・。
 原爆投下と惨禍
  終戦
  沖縄戦

お盆と盆踊り

戦争の惨禍を忘れるがごとき軍備の質・量の増強!!

小さな想い出

2022年07月27日 | よろず覚え書き
中・高校生の時を除けば映画館で映画鑑賞ということほとんどしていない。
今日の夕刊で朝日新聞の記事を見ながらそんなことを考えていた。
今月29日で「岩波ホール」が閉館するとの記事が載っていた。
ミニシアターの先駆けであり、高野悦子さんにより有名ではないものの良質の作品が紹介されてきた。
いつか思う存分鑑賞したいもの、と思いながらも、大学からは札幌に住まいを移したのでなかなか訪れる機会がなかった。
結局何年頃であったか「ローザ・ルクセンブルク・・・」がかかったのでちょうど東京出張の機会でもあったので、念願を果たせた。
父と母の岩波文庫所載の作品を思い出しながら・・・。

初夏?

2022年05月19日 | よろず覚え書き

例年のことながら spring ephemeral の時期はあっという間に過ぎてしまいました。
違うところは車を手放したので散策に出かけることがほとんど出来なくなっていること。
大好きな滝野のシラネアオイも見に行けません。
カタクリも・・・・。
足も弱くなってしまったので・・・・。

家の近くをぶらつくと今の時期紫や白のライラックが咲き誇っているのが目につきます.
コロナ禍で開催を遠慮していたライラック祭りも三年ぶりに開かれています。
目立つ花ではありませんが、ナナカマドの白い花を梢の先端で見ることが出来ます。
目立つ花は洋物ではありますがアゼリアやツツジが赤い花を満開に楽しませてくれています。

例年にくらべて気温の高い日が続いているように感じます。
窓から差し込む夕陽がまぶしい!!

昔話と

2022年04月26日 | よろず覚え書き
知床観光船の事故の報を聞き、なんという酷い事故かとその悲惨さに驚くと言うか呆れています。
運営会社の怠慢を強く非難したいと思います。
船そのものに欠陥があったようですが、天候の変化に対する酷い甘さが最大の原因と思います。
観光業における金儲け至上主義が根底なあると思います。
今回の事故や、トムラウシ登山時の凍死事故は自分の経験と合わせて思い出されます。

1. 知床観光
1960(昭和35)年:60年安保の年:大学1年目:ワンゲル夏合宿@知床(8月初め):羅臼〜羅臼岳〜ウトロ
ウトロから漁船で知床半島突端まで(上陸付き)片道約3.5時間
往復ともに素晴らしい好天に恵まれ、長袖のシャツを通しての強い日射しですっかり日焼けしました.
今回の事故は4月中旬なので、時期外れの寒を強く持ちます。
北の海ではかつて船体着氷による海難事故が多発しましたが、いまは着氷しづらい上部構造になり、めっきり減りました。
天気予報の精度向上も大きく貢献したところです.

2. トムラウシ
1965(昭和40)年:MC1年:先輩二人とともに新得側からトムラウシへ〜沼の平〜十勝(8月初めの10日間)
国鉄(!)で新得へ:森林鉄道へ屈足まで:トムラウシ直下で野営:忠別小屋で3日間降りこめられる.:化雲平を経て沼の平で野営:折り返して最終的には十勝温泉まで。
忠別小屋で東京の大学生グループと一緒になった以外は人一人にもあわず。勿論ヒグマにも(ラッキー)。
水を汲みに沢に下りる時が怖かった。
化雲平のお花畑が素晴らしかった。

2009年7月16日に登山者・ガイドの8名が低体温症で命を落とした事故は記憶に新しいのではないでしょうか。
事故の詳しい報告はグーグルで検索できます。

海や山に出かける時には事前の調査と天気予報に充分に気を配ることが重要と思います.

お年賀

2022年01月04日 | 野山


遅ればせながらの年賀状を



(年末にプリンターがストライキを起こし往生しています。)

すっかりご無沙汰

2021年12月08日 | よろず覚え書き
夏も過ぎ。早冬の入口です。
振り返ってみれば随分のご無沙汰です。

今日は太平洋戦争開始の日。
そして一年中で一番日没の早い日です(札幌で16時00)。
夕焼けが綺麗です。



夕焼けが終わると南西の空にお月様と木星が輝きます。

年々、ことに去年から今年にかけて下半身の力ががっくり衰えました。
コロナ禍で外出が制限されたのが大きな要因かと思います。
大好きなテニスからも完全引退です。
歯の障害痛から始まる三叉神経痛の薬を服用を始めたので運動機能に障害がでることがあるので車の運転も止めめました。
車も11月末で手放しました。車が無くなると不便ですね〜。

お久しぶり・・・

2021年08月04日 | よろず覚え書き
夕立が降った。
本当は珍しいことではないのだけれど。
今年はさっぱり雨が降らないのでとっても嬉しい。
後輩からの暑中見舞いが効いたらしい。