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カモシカ

退職後主に夫婦で野山を歩いた記録です

白山(2012/07/25-26)

2012年07月28日 | 2012年後半の山歩

 日本三霊山の一つであり花の名山である白山(2702.2m)に岐阜県白川村白水湖の平瀬道登山口から1泊2日のゆっくり山歩きに行って来ました。

 今回は黒百合、ハクサンコザクラ、を見たく登りましたが白山には殆んどないコマクサにも逢え満足の山旅となった。


   1日目  総歩行距離:   7.0Km

          総所要時間:   5時間29分

          累積標高:    +1,317m

                    -123m


       2日目  総歩行距離:   12.0Km

             総所要時間:   8時間19分

          累積標高:    +581m

                    -1,781m


軌跡図

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GoogleEarthに乗せて立体的に見ると・・・・、奥は日本海能登半島です

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白水湖湖畔の登山口です。朝6時に出発

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標高2000m辺までは ブナやダケカンバの大木が茂る自然林の中の登山道が続きます

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ブナとダケカンバ

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ダケカンバの大木

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室堂までのほぼ中間にある大倉避難小屋です

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道端の花を撮影中のカモシカ

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標高2100m辺から高山植物の花々が・・・・・ハクサンフウロのピンクが綺麗です

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所々この様な雪渓を横切ります。足を滑らせれば谷まで真っ逆さま、緊張します。

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雪渓の向こうに白山が見えます

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一面に花々が咲き誇っています。

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やっと室堂ビジタ-センタ-が見えてきました。

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明日のほうがもっと天気が良い様ですので今日は小屋辺を散策したりしてマッタリ過ごし、明日頂上に登ることにしました。

室堂平にはハクサンコザクラが

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おぉ、黒百合もそこここに咲いています。思っていたより小さく可愛いかったです。

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室堂センタ-と向こうが白山主峰「御前峰」です。夕方には晴れて青空になってきました。

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室堂センタ-の部屋は一人幅70cm長さ180cmの布団と毛布セットで、この部屋には一段8名通路を挟んで同じく2段、合計32名の定員です。

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夕食  お味噌汁、ご飯はおかわり自由

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朝食

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食堂、  これでお一人¥7,700です。

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二日目朝室堂から御前峰、大汝峰に向けて出発です。登山道サイドには花々が・・・・・なかなか先に進めません。クルマユリです。

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今日は最高の天気、♀カモシカもハイテンションでハイマツの中の登山道を進みます。

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振り返ると朝日に輝く室堂平 と別山、(南方向を見ています)

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東方向には、左から槍ヶ岳、穂高連峰が中央右寄りが焼岳、霞沢岳、右端が乗鞍岳とくっきり浮かんでいます。

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西側には白山剣ヶ峰とこれから登る大汝峰が朝日を受けています

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白山主峰「御前峰(2,702m)」にて

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頂上で一休みの後御池巡りと大汝峰に向かって歩を進めます。

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カモシカも頑張っています

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翠ヶ池が朝日に輝いています、はるか向こうは北アルプスです。

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剣ヶ峰は登山道もなく浮き石が多く危険なため登らず大汝峰に向かいます

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後方は先はど登った御前峰です

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大汝峰(2,684m)頂上で

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頂上で出あった白山監視員に少し向こうに数株のコマクサが自生しているので案内しますよと教えてもらいました。コマクサですよ・・・始めて見ました。

お馬さんの顔ですね

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さぁ、帰りますよ、気をつけて降ります。

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雪渓も渡って

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ここの黒百合は少し大きめです。

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♀カモシカはナナカマドの白い花を撮影中

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室堂で一休みの後来た道を帰ります。


白水湖が見えてきました。疲れも相当足に来てここからが思ったより遠かったです。

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今回の大木1

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大木2

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今日出逢った花々

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高低図

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コメント (26)
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八経ヶ岳(2012/07/11)

2012年07月12日 | 2012年後半の山歩

近畿最高峰八経ヶ岳(1,914.9m)に登って来ました。

今回は弥山と八経ヶ岳の間に自生するオオヤマレンゲを見に梅雨の時期ではあるが行くことにした。

道の駅で車中泊後6時過ぎから国道309号線行者還トンネル西口の登山口からの往復登山です。早朝はそこそこ良い天気でしたが・・・・・


    総歩行距離:    10.57km

    総所要時間:   8時間23分(含む弥山での食事休憩30分)

    累積高度差:    ±1,155m


今日の軌跡3D図

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登山口から大峰奥駈道出合までは相当急な登りです。前を二人の行者さんが歩いています

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こんな荒れた所を登ります。

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標高1500m辺に来るとガスが立ち込めて何時もと違った雰囲気を楽しめます。

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尾根道

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梅雨時期コケ達も一年中で一番綺麗で生き生きしています

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ガスの中のブナやカエデの黄緑色の葉っぱ綺麗です

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この後聖宝ノ宿跡をすぎて弥山への急登にかかった時♀カモシカの転倒事故があり 臀部を強打しました(しりもちをついたということです)幸いザックのお陰で頭部は守られたようです。その後小雨が降り出し♀カモシカもテンションが相当下がって来ましたが、オオヤマレンゲを見るため頑張ってもらいました。


この木製階段がキツイです

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やっと弥山小屋の三角屋根が見えてきました。ここまで3時間30分掛かりました。

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コケも下草も生き生きしています

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やりました!!!!。ここまで登って来た甲斐がありました。雨の中のオオヤマレンゲです。雨のためザックに入れているデジイチは使わずデジカメで撮りました。今年は何時もより多くの花を付けているようです。


半分近くは未だ蕾です。咲き終わって茶色くなった花びらも少し見かけました。

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相当雨がきつくなりましたが頑張って八経ヶ岳頂上まで行って来ました。


ガスと雨で何も見えません

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明星ヶ岳の方もこんな状態です

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弥山で昼食休憩後来た道を帰りました。雨で濡れた木道や岩、泥濘んだ登山道はよく滑るので朝の転倒のこともありお互い声を掛けあいながら慎重に慎重に坂道や崖を降りました。


さすがオオヤマレンゲ開花の時期、普通日でしかもこんな天気ですが5~60人以上のトレッカ-に出会いました。


今日の高低図

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八郎山(2012/07/08)

2012年07月08日 | 2012年後半の山歩

 梅雨も中休みとなり天気も良いので串本町上田原の集落から一等三角点のある八郎山250.0m)にチョコっと歩きに行って来ました。


 この山は標高の低い割には見晴らしもよく途中も気持ち良い道が続き何度訪れても飽きない山の一つである。


 今回も「大辺路刈り開き隊」の方々が道をあらけてくれたそうで、有難う御座いました。


        総歩行距離:   5.2Km

        総所要時間:   2時間29分(含む休憩)

        累積標高差:   ± 465m


今日歩いた軌跡図

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人家と段畑の間に登山口があり熊野古道大辺路を八郎峠まで歩くことになります

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道は概ね照葉樹の中を歩きます

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久しぶりの青空で汗が噴き出ます

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向こうに八郎山が見えてきました(カシミ-ル3Dで調べると中央の一番高い山の向こうに八郎山は隠れています)

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少し大きな木の所では涼しさを感じながらの歩きです

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頂上直下の急な崖です、写真より急ですよ

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頂上からは380度見渡せます。さすが一等三角点です。

太平洋と大島、串本です

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頂上は二十坪ほどの平地となっています。

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頂上はあまりにもカンカン照りで暑いので少し降った所で持ってきたそうめんを食べゆっくり帰りました。

Photo

       

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