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カモシカ

退職後主に夫婦で野山を歩いた記録です

釈迦ヶ岳

2016年04月07日 | 2016年前半の山歩

2016年4月6日(水)                       

 奈良県十津川村と下北山村の境界にある大峰山系の山の一つである釈迦ヶ岳1800m)に旭ダムから不動小屋林道を11Kmほど上り詰めた太尾登山口からピストン登山を楽しんできた。 今回は♀カモシカの病み上りの後の山歩きの為いつもより(何時も亀足ですが)ゆっくり歩いてきた。釈迦ヶ岳には今回18回目です、よう何回も登ったものだと思います。

 

総移動距離:      8.7Km

総所要時間: 6時間05分 (頂上休憩等1時間7分)

累計高低差:      ±683m

太尾登山口です、ここから登っていきます

 

主尾根に登るまではこんな道を朝日に向かって歩きます

  

主尾根の少し手前で今日登る釈迦ヶ岳のてっぺんが見えてきました、中央右手の黒っぽく見える山です。

 

ここからはおおむね尾根道を歩きます、木々の芽も固く冬景色のままです。

 

唯一春を告げるバイケイソウの芽吹きです

 

釈迦ヶ岳に向かうこの尾根道は大峰の中で一番好きな景色です。

 

半袖半ズボンの二人の若者に抜かれました、今回あと千葉県から来られた夫婦にお会いしただけの静かな山歩きでした。

 

今日は風もなく青空のいい天気で僕は楽しく歩けました

 

いい景色です、この丘を越えて左手に大きく回り込んで中央右手の黒っぽい尖がりまで登ります

 

後ろを振り返ると♀カモシカがヘロヘロ状態で何とかついて来ています

 

釈迦ヶ岳に大分近付いてきました、一昨年の今頃はこの辺から残雪があったのですが

 

気持ちいい景色です

 

千丈平と言う所です、今回残雪はここ一か所でした。

 

鹿が悠々と人の前を横切りました、大峯でもここの鹿が一番人を恐れません。

 

最後の急登です、♀カモシカも何とか頑張っています。

 

釈迦ヶ岳頂上です、周りの木々が少し切られ何か見晴らしが一段とよくなった感じです。

  

お釈迦さまと同じ高さから撮影してみました。釈迦さまはいつも見ているアングルです。

赤丸の所に池原ダムが見えます、向こうには三重県の亥谷山ゲジョ山竜門山大蛇峰が・・・

 

大日岳方向には南奥駈道の行仙岳笠捨山地蔵岳等が・・・

北方向には右から孔雀岳、仏生ヶ岳、大峰の主峰近畿最高峰の八経ヶ岳、明星が岳が・・・・明星と八経ヶ岳の間には稲村ヶ岳と山上ヶ岳が見れます。

 

最後に錫杖と三角点です。頂上で一時間ちょっと食事休憩後来た道を帰りました。

 

本日の高低図

 

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八郎山

2016年02月19日 | 2016年前半の山歩

2016年2月19日(金)

天気も良いし暖かいので近くの小山にピクニックに行ってきました。

串本町と那智勝浦町の町境にある八郎山249.6m)に串本町上田原から熊野古道大辺路を那智勝浦町中里に越える峠まで行き、そこから古道を離れ登りました。

 

 

総歩行距離:          5.05Km

総所要時間: 5時間5分(食事休憩約40分)

累計高低差:          ±408m

 

上田原の集会所駐車場に止めさせてもらい、集落の奥まで舗装道を歩きます

 

人家の奥のここを上がります、大辺路のプレ-トがあります

 

青空でほぼ無風、照葉樹のトンネルを進みます

 

今日のコ-スの中ほどに高圧送電線が通っている所から八郎山が初めて見えます。ここから山頂近くまでは左手赤丸印の手前の山に隠れて見えなくなります。左右の山より八郎山は奥にあるので低く見えますが左の山より30m、右の尖山より10m高いです。

 

整備された気持ちよい道ですが、時たまこんな岩がごつごつした所あり

 

なかなか趣のあるプレ-トです

 

このコ-スで唯一道迷の心配地点です。真っすぐに尾根道を行くふみ跡と、左右に斜めに降るはっきりした道があります。ここは左手に降りて下さい。何方に行っても合流するかもしれませんが、行ったことがありません。

 

田原と下里中里の峠です、右手に進んで下さい

 

この道に来ればもうすぐです

 

最後の岩登りです、10m弱の急登ですがロ-プも設置しています

 

向こうに頂上が見えてきました、向こうの頂上は10~15坪ほどの平らです。

 

石の上にカメラを置いて

 

低山ではあるが一等三角点の山である

 

見晴らしは最高です、360度見渡せます。向こうに潮岬と大島が目視できます

 

今日の高低図

 

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明神平

2016年01月27日 | 2016年前半の山歩

2016年1月26日(火)

日本中寒波襲来で雪や樹氷を楽しみに奈良県東吉野の明神平に行ってきた。

東吉野の朝の気温はマイナス3~4℃、林道に入ると路上は真っ白、駐車場には数センチの積雪、ノ-マルタイヤでは無理な状態。

 

 

総歩行距離:    9.3Km

総所要時間: 6時間9分

累計高低差:    ±1,066m

 

1キロ余りの雪の林道歩きです、最初からアイゼン装着。

 

最初の渡渉、残置ザイルやロ-プがたくさんあります、滑れば凍り付くような冷たい谷にじゃぽん、慎重になります。

 

樹氷と青空、テンションが上がってきます

 

真っ白な薊岳

 

樹氷のトンネルを進みます、積雪は3~40センチです。先行者のトレ-スを進めば普通に歩けます。

 

綺麗です

 

雪と樹氷に見とれる♀カモシカ

 

白一色です

 

もうすぐ明神平です

 

楽しそうです

 

明神平です、何時もの見慣れた大阪府立天王寺高校の「あしび山荘」です。一般登山者に開放してくれれば有り難いのですが・・・・、山荘横でアイゼンからスノ-シュ-に履き替えました。

 

さぁ サンサク開始です。ツボ足では深い所で40センチほどですが、シュ-を着けてトレ-スを歩けばほとんど沈みません、新雪の上では20センチほど沈みます。

 

段々と青空が少なくなり、特に南側の空は黒い雲です。

 

もう少し青空があればこの樹氷もさえるのですが

 

頑張って斜面を上がっています

 

丸山が見えてきました、どんよりした雲です

 

♀カモシカは寒さに震えています、下(標高330m辺)でマイナス4℃近くですから標高1350mのここではマイナス7~8℃、強風が時々吹くので体感気温はマイナス10℃と思います年中雪の降らない紀伊半島南端に住むカモシカ夫婦にとっては「極寒」の世界です。丸山まで行かず、山荘近くまで降りて昼食にすることにした。

 

もう一枚丸山を、真ん中辺のz型のトレ-スは僕らの先に登った大きなスノ-ボ-ドを担いでいた中年男子の滑り跡と思います

 

木が少しある所に入ると風も少し緩みます

 

12時を過ぎると曇り空の中時たま青空の部分が

 

少し窪んだもう一つの小屋の横で休憩しました。時たま太陽が・・

 

おぉ青空や・・・長くは続きません

 

シュ-からアイゼンに履き替え帰ることにした

 

最後にもう一枚

 

今朝GPSを車の屋根において忘れたことを途中で気づきましたが、予備の古いGPSの電源が入ったまま持っていましたので、軌跡は取れました。半分あきらめて駐車場に戻ると・・・・、ありました。

 

今日の高低図

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嶽ノ森山

2016年01月21日 | 2016年前半の山歩

2016年1月20日(木)

奥山の雪の状態が判らないので近場の嶽ノ森山376m)を歩いてきた。

標高も低く歩く距離も少ないが、ロ-プや鎖のある岩場や滑床の谷、一枚岩のトラバ-ス等アスレチックで急峻な山である。

 

 

    総歩行距離:    3.4Km

    総所要時間: 3時間5分 (頂上休憩 35分含む)

    累計高低差:    ±485m

 

古座川町の一枚岩前の道の駅に駐車し国道を奥に650mほど行き、トンネル手前の旧道を50mほど行くと左手に登山口がある

 

照葉樹の急登を登り少しなだらかな道を進むと段々楽しい道になっていく

 

岩場の急登です

 

このコ-スで一番の見所である犬鳴谷の滑床岩(なめとこいわ)です、昔、山作業の為ステップを切っていますから歩きよい

 

滑床歩きの終点、上に大きな丸い石が、大きな地震が来たら・・・・

 

滑床からロ-プが張られた急な岩場を上がれば、一枚岩をトラバ-スです、写真撮り方まずい、足元から下の谷まで相当あり。

 

途中石の上で赤いダニ(2.5~3.0mm)を見つけました。ネットで調べると「ナミケダニ」か「アカケダニ」と思いますが、はっきりわかりません。

 

嶽ノ森山雄岳に着きました。古座川町洞尾地区です

 

頂上で

 

頂上から次に行く嶽ノ森山雌岳です、大きな岩の右手を登ります

 

頂上でゆっくりマッタリして雌岳に向かいます。一旦大きく降り登り返します。この降りは凄い

 

次は登り返します

 

雌岳頂上です、前来た時には祠には何もなかったが、今回2個の石が入っていましたので一応手を合わせて拝みました、後ろの岩の向こうは絶壁です。

 

絶壁に立つと先ほど登った主峰雄岳です、こちら側の急な斜面を降って来ました。木々がなかったら恐ろしくてよう降りないであろう。

 

雄岳と雌岳のコルまで戻り杉檜の植林地を降ります

 

途中有名な「豆腐岩」です

 

下山口に着きました

 

今日の高低図

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護摩壇山・龍神岳

2016年01月18日 | 2016年前半の山歩

2016年1月17日(日)

新年最初の山歩きは「紀州のカモシカ」が生息している我が和歌山県の最高峰に登ることにした。

今年は何処とも雪が少なくこの山も期待は出来ないが・・・・・

龍神から高野山までの高野龍神スカイライン途中の護摩壇スカイタワ-前の駐車場から護摩壇山1372m)、龍神岳1382m)を往復してきた。

 

 

総歩行距離:   2.7Km

総所要時間:   2時間21分 (頂上で休憩1時間5分を含む)

累計高低差:   ±181m

 

スカイラインも所々に積雪や凍結場所があったが、駐車場の雪の少なさにびっくり

 

護摩壇観光タワ-の横から登ります。道の丸太が見えます、樹氷は全く無し

 

護摩壇山です、ここには三角点がありません

 

龍神岳へ向かいます、積雪の多い所でこれくらい

 

龍神岳頂上です。ここにはNHKの電波中継アンテナ塔が設置されています。手前に御影石の立派な山名塔が設置されています。

龍神岳は和歌山県の最高峰ですが国土地理院の三角点にはなっていません

 

後ろを登って来た中年男性に撮影して頂きました、雪は少なく後ろの木々には樹氷が全く着いていません

 

コ-ヒ-を飲んでいると40代くらいの男の方が登って来ていろいろお話をしました。この方は京都奈良方面の旅行者も投稿参加できる、まあヤマレコの旅行者版で旅行者参加型のサイトをいろんな国の言葉で作る作業をしていて京都や紀伊半島の観光地を訪ねているとのことでした。

樹氷が無かったのは残念でしたが無風で暖かい山頂で1時間ほどゆっくりしました。

遠くには大峰が見えましたがあまり白くなっていません

 

護摩壇山方向です、

 

さぁ帰ります。いまいち期待外れの山歩きとなりました。

 

今日の高低図

 

 

 

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