B級1組順位戦7回戦、森下九段戦。

2008-10-11 | 対局

先手番で相矢倉の定跡形に。

 

             

 

この▲4六銀型先手穴熊は▲羽生名人-△木村八段戦で2局戦われています。

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王座戦第3局のほうは1図まで同じでした。実戦はここで▲2六桂と変化。△3三歩が取れる格好なので再度の▲3四歩と▲1四歩が狙いです。

▲1四歩を避ける△1五香に▲8八銀。この後、▲7七角が実現してペースを掴みました。

 

              

 

良くなったところで小ミスが重なって2図は互角。入玉を狙われているので▲2九香△2六銀▲1六銀と徹底的に△2七とを攻めに行きました。以下△5二桂の受けに▲2七銀と払えて一安心。

 

               

 

3図から▲6四金と△5二桂が利いているところに金が出るのが穴熊流の攻め。多少の駒損をしても大駒を捌いてしまえば、取り返せます。

△6七歩▲同飛△6六歩▲同飛△6五歩▲7三金△6六歩▲8二金と飛を取り合って優勢に。以下、時間はかかりましたが勝ち切ることが出来ました。

 

勝ってリーグ成績4勝3敗。今期はなかなか貯金2に出来ていないので次こそは頑張ります。

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