朝日杯将棋オープン戦、本戦1・2回戦。

2010-01-14 | 対局
午前中の行方八段戦は内容にも満足の熱戦でした。そして午後の2回戦は羽生名人と。
結果はご覧になられたように、良いところがない完敗。竜王戦第3局と同じで、前例も何局かある形。自分の中では秋頃から「やや後手指せる」と結論が出ていて、竜王戦第3局では結果に加えて感想戦でも後手がうまくいったので、その後は今日まで研究に進歩なし、という状況でした。(自分の中で)

前例通りに進み、こちらから変化する予定の直前で先に変化され、もう投了級。もちろんこの手(91手目▲2七飛)も研究して、何とかなると思っていたのですが、なんともならない。何を考えていたんだか。研究の精度が低過ぎることを露呈してしまい、恥ずかしかったです。

数か月間、間違った認識を持ち続けていたことになり、何度も何度もこれでもか、というくらい研究の見直しを繰り返せば防げたはずのミスで、それが出来なかったのは猛省しないといけません。

感想戦、本譜手順は検討するところがないので、定跡の研究。最新流行形を指して、研究に穴があって簡単に負け、じゃあどうすれば良かったか調べよう。これではまるで研究会。貴重な機会である羽生名人との対局があまりにもあっけないものになってしまい、悔しいです。
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