奨励会には「21歳の誕生日までに初段」という年齢制限があるのでまずは第一関門を突破。女性初の四段を目指して引き続き頑張ってもらいたいですね。
・WIN5、前半で無駄使いしたのが響いて寿Sのスイートマトルーフが拾えず。迎春Sは第一感では「コスモロビンとメイショウドンタクの2頭でOK」だったのにトウカイオーロラとウォークラウンも加えてしまったのが敗因。当初の予定通り2頭にして寿Sに回していれば、なんとかなっていたかもしれない。残念。
・その王将戦第1局はゴキゲン中飛車対▲超早の最新形。△44歩が菅井五段の新手で△4五歩と突いてから△32金(△32銀)とはものすごいスピード感だと感嘆します。
25手目▲57玉もすごい手なんですが、戸辺君の結婚式の3次会で「新郎が来るまで暇だから新郎の得意戦法でも潰しとくか」みたいなノリでこの形の研究が始まって、△32銀型との違いはありますが
誰かが「さすがに▲57玉はないよね」→酔っ払いの一同、笑う。というシーンがありました。笑った後に「でも具体的にはどうするんだ?」と研究は続いたんですが・・・僕もこの日はかなり飲んだのでよく覚えていない(笑)
「先手番で指すにはリスキーな局面」というのが大方の評価だと思いますが、それを承知の上で指すのが佐藤九段らしいところ。この▲57玉が形勢にどう影響してどんな結果になるか、明日が楽しみです。