王位戦など。

2010-06-12 | 将棋
王位戦挑戦者決定戦▲広瀬五段-△羽生名人は▲広瀬五段が勝ってタイトル初挑戦。▲4七銀を取らせている間にズバッと▲2二馬から寄せてしまったのは圧巻でした。
新鋭のタイトル初挑戦は久しぶりで注目を集めそう。自分にとっては初めて後輩がタイトル戦に出場ということになりました。強い後輩が出てくる年齢になり、今後は上も下もでますます厳しい戦いになりそうです。


将棋世界東西対抗勝ち抜き戦は最終戦で僕が負けたので西軍の勝ちに終わりました。

東軍敗戦座談会の出席者は自分(最終敗戦者)、広瀬新六段、佐藤(天)五段(初戦敗退者)。
敗戦座談会ではあるのですが、広瀬君が挑戦を決めたので明るく楽しい会になりそう。最近「関西若手の躍進」という類の記事を目にすることが多いので、東軍若手のお二人にはその辺りを含めて大いに語ってもらおうと思います。この模様は8月発売の9月号に掲載されます。


13日(日)の大和証券杯最強戦は深浦王位-広瀬六段。
広瀬六段は昨年の新人王戦優勝が出場資格「棋戦優勝」に該当しての最強戦出場。この資格での出場者は過去3年初戦敗退なので普通なら「新人王がこのメンバーに入ってどこまでやれるか」という書き方をするところですが、今年は王位戦の前哨戦となりました。

20時~公式サイトにて。
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