B級1組順位戦7回戦、鈴木八段戦。

2009-10-10 | 対局

鈴木八段の初手▲5六歩に対して相振り飛車に。終盤までは均衡の取れた好内容だったのでその点は満足なのですが・・・。

 

          

 

△5七銀に▲4七角と受けたところ。僕の残りは8分で3分考えて△5六桂と打ちましたが、最悪手。

△7八飛成と切って▲同馬に△3八金打▲5九玉(▲同角は△5八金)△5六桂なら勝ちでしたし、△4六桂でも分が良さそう、すなわち勝ちそうな形勢でした。

上の手順中、△3八金打を打たないで△5六桂は▲5八飛で受かるところで、▲7八馬が6八に効いているだけに、△3八金打を掘り下げることが出来ませんでした。

実戦は△5六桂▲同角△7八飛成で先手玉は受けなしですが▲7三桂成△同歩▲8三角成△同玉▲4七馬(2図)

 

         

 

となって、負けに。▲5七馬と王手で抜かれてしまう筋や▲3六竜が王手金取りになる筋もあります。本譜は2図から詰まされて投了。

 

戻って、第1図で単に△7八飛成なら、▲同馬は必至なので、同じ手順で後手玉を詰ましに来るしかないわけで。本譜は△5六桂と余計な桂をプレゼントしているので、そりゃ負けるわな、という・・・・。

 

1図で時間を全投入しなかったのが敗因ですが、残り数十分とかではなく8分だったので、怠慢ではなく実力、と納得がいきます。

 

負けてリーグ成績5勝2敗に。一歩後退ですが、引き続き頑張ります。

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